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コロナ禍の面会禁止。次に会えるのは、亡くなった時かもしれません。

今回は、コロナ禍での、入院患者様との面会事情について、お話します。

新型コロナウイルスが蔓延してから、ほとんどの医療機関は、入院患者様との面会を原則禁止しています。

法の規定ではないので、強制ではありません。しかし、クラスターが相次ぐ昨今、各医療機関はそうせざるを得ません。

患者様ご家族が、病院側に面会を嘆願すること、茶飯事です。取り乱したり、憤る方もしばしばいらっしゃいます。騒動になることすらあります。しかし我々医療従事者は、新型コロナウイルスから患者様を必ず守る使命があるので、涙を飲んで断ります。

2020年12月現在、何らかの事由で医療機関に入院すると、ご家族と長期間会うことが出来ない可能性が非常に高いです。重篤な疾患の患者様は、入院後ご家族と1回も会えずに死亡するケースもあります。入院後、次に会うのが棺の中、ということも本当にあるのです。

私はその場面を経験するたびに、本当に自身の無力感に苛まれます。深夜に宿直室で嗚咽号泣したこともあります。

現状是正の最優先事項は、オンライン面会などより、我々の生活を蝕む憎き新型コロナウイルスの撲滅でしょう。本当に、これ一択です。

新型コロナウイルスのような世界的問題を、従来は個人が解決することは不可能でした。しかし現代、SNSがあります。誰でも世界へ情報を発信出来ます。

私は医師として、noteとTwitterによる国民の医学教育を必ず実現し、新型コロナウイルスを撲滅させます。今度いよいよ、新型コロナウイルスの診断と治療の実態について、記事を書きます。

PS 本日、ぱいん@ロンギヌスの槍の使い手さんの記事で、私のことを紹介して頂きました。

ぱいんさんとは、以前新型コロナウイルスワクチンに関して、熱い議論をしました。ぱいんさんは非常に博識で、大変勉強になります。

ぱいんさん、今後も宜しくお願いしますね。

写真は、富山県富山市、ガラス美術館です。

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