Dr.チャーリー

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内科医をやっています😄 開始1ヶ月で3万PV達成しました☀ twitterもお願いします!

最近の記事

全くの初学者でもわかる、保険点数の算定方法

この記事では保険点数の算定について、説明します。 勤務医も先生だと、日々の臨床に追われて、保険点数のことなんてわかりませんよね。私も勉強する前は同じでした。一人でも多くの方に複雑な保険点数算定を知って頂き、ご自身の診療行為が一体いくらになるのかを把握し、今後の開業などへの一翼を担えたらと思っています。 しかし医療行為は無数にあります。それぞれの保険点数について説明するなんてきりがありません。なので、今回は臨床医の基礎とも言える内科クリニックの日常業務を、保険点数に因数分解

    • 高額な私立医学部に進学し、果たして将来元が取れるのか?

      既知の通り、医学部は国立、私立に大別出来ます。両者間で大きく異なるのは学費です。 私立医学部の学費は、概ね2000〜5000万です。 非常に高額で、一般家庭で中々工面が出来ません。 こんな高額の学費を払って、やはり将来のリターンは大きいのでしょうか? 今回は私立一般大学を卒業したAさんと、私立医学部を卒業したBさんを比較し、大学の学費を投資と捉えて検証しようと思います。 Aさん:大学の合計学費500万円である4年制の私立大学卒後、一般企業に勤務し年収600万円 B

      • 私が専門の「神経内科」とは?

        これまで一般医学やコロナ診療のことを記事に記載してきましたが、今回私が専門の神経内科についてお話しようと思います。 医師以外の方と話して神経内科と言うと 「心療内科?精神科?」 と、言われます。 世の名的に、認知度は低い印象です。 神経内科とは、脳~脊髄~末梢神経~筋肉の疾患を扱う診療科です。 具体的な疾患名は 脳梗塞、パーキンソン病、てんかん、認知症、ALS、髄膜炎、多発性硬化症、重症筋無力症、脊髄小脳変性症、進行性核上性麻痺、CIDP、ギランバレー症候群、筋

        • コロナ重傷者数は参考値に過ぎません。その理由をお話します。

          久しぶりの投稿です。 大変な世の中ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 以前記載した通り、コロナ患者数が増えて業務が倍増し、腰を据えてnoteを記載する時間が取れませんでした。 時折、口語的で簡便なtwitterで発信をしていましたが・・・結構頭に思いついたことを綴るだけでした(笑) しかし当然現在も、コロナウイルス打破の目標不変です。 さて、ここ最近の報道では、緊急事態宣言後から感染者数は減り、重傷者数はあまり変わらず、といったところですよね。 ファイザー社

        全くの初学者でもわかる、保険点数の算定方法

          医療現場の生の声を届けるため、Twitterフォローをお願い出来ないでしょうか。

          もしよかったら、私のTwitterアカウントのフォローをお願いします。プロフィールから飛べます。 コロナ禍で腰を据えて文章を書く時間がなく、Twitterメインでコロナ関連の情報を発信しようと思ったからです。 Twitterでは、医療現場で目の前であったこと、リアルタイムで発信をしようと思います。 写真は、三重県四日市市、四日市コンビナートです。

          医療現場の生の声を届けるため、Twitterフォローをお願い出来ないでしょうか。

          現在、現場の医療従事者は本当に過酷な業務です。

          タイトル通りです。 2020年は、新型コロナウイルスに感染した患者様の診療で業務は増えたと言えど、何とか毎日noteを更新出来るほどでした。 しかし第2回緊急事態宣言の前後から、業務過多が続いています。今は23時帰宅が当たり前で、noteはとても更新出来ません。 業務過多の原因は、対応する患者様の検査や治療が増えたことであること、これは日々の報道で周知の事実と思います。実際の現場ではそれに加え、新しいシステムの導入による混乱があります。 私の勤務する病院は、救急外来を

          現在、現場の医療従事者は本当に過酷な業務です。

          医学情報発信するのに、ブログでなくnoteを選んだ理由。

          元々、医学情報を発信したいと考えていました。 そのプラットフォームを何にするか、以前から悩んでいました。 まず、InstagramやTwitterでは、文書を綴れない。 Facebookは、実名なので、本心や実情を綴りにくい。 となると、ブログかなと思いました。ワードプレス、アメブロ、はてなブログなどです。 しかし、医学情報を発信する個人ブログは、SEOによりYahooやGoogleで検索で上位に出ることは、まずありません。 医学情報は、確実に科学的根拠のあるものしか

          医学情報発信するのに、ブログでなくnoteを選んだ理由。

          2021年、我々に求められるものは。

          あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 2020年は、新型コロナウィルス一色の1年でした。 一体、2021年はどうなるでしょうか。 まず、新型コロナウィルスは、終息することはないでしょう。感染者の爆発的増加もそうですが、変異種の誕生も大きな要因です。 インフルエンザワクチンがわかりやすい例ですが、あるウイルスに対するワクチンが出来ても、それの変異種には効果がありません。 ワクチンの認可と流通に、過度な期待を持ってはいけないのです。 なので

          2021年、我々に求められるものは。

          2020年、大変お世話になりました。

          今年は、大変お世話になりました。 来年も地域の方々の命と健康を、そして皆様に有益な情報を発信出来るよう、努力して参ります。 何卒よろしくお願いいたします。

          2020年、大変お世話になりました。

          医療現場での新型コロナウイルス感染症診療の全貌、全てお話します。

          新型コロナウイルス感染症診療についてです。 内科救急医として、医療現場の最前線にいる私が、包み隠さず全てお話します。 まず、新型コロナウイルスの撲滅を、心から願う私の心情を綴りました。 ついに今回皆様へ、私が日々している現場の新型コロナウイルス診療の全貌を、全てお話します。新型コロナウイルスに関する昨今のガイドラインや論文も参考にし、医学知識が全くない方でも理解できるよう、まとめました。 もし質問があれば、お気軽にコメント欄に記載下さい。回答します。 本記事の構成です

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          医療現場での新型コロナウイルス感染症診療の全貌、全てお…

          次回、「現場の新型コロナウイルス診断と治療」について、魂を込めて書きます。

          私は、12/19にnoteを始めました。 その目的は、私たちの生活や大切な人を蝕んだ、憎き新型コロナウイルスの撲滅です。日々多くの死、そのご家族の涙を目の前でみて、この感情は紅蓮の炎のように燃え上がりました。 政府の新型コロナウイルス対策は、いずれも医療現場の実情を無視しています。毎度付け焼刃なもので、常に落胆させられます。 政府が信じられない昨今、私が現役内科医師として、新型コロナウイルス対策を全国に発信し、国民に正しい知識を提供しなくてはいけないことを痛感しました。

          次回、「現場の新型コロナウイルス診断と治療」について、魂を込めて書きます。

          コロナ禍で拍車がかかる少子化。国家崩壊まであと一歩です。

          今回は、コロナ禍による少子化、それに伴う国家崩壊についてお話します。 はじめに日本の充実した、出産~育児間の休暇と賃金に関する諸制度を、説明します。 まず、産休と育休についてです。 産休は、産前休業と産後休業を合わせた休暇です。 産前休業は、出産予定日の6週間前から任意に取れます。 産後休業は、産後8週間の休暇取得が義務付けられています。医師の許可があれば、産後6週間後から職場復帰が可能です。 育休とは、産後休業が終わった翌日から子供が1歳の誕生日を迎えるまで期間を、

          コロナ禍で拍車がかかる少子化。国家崩壊まであと一歩です。

          コロナ禍の面会禁止。次に会えるのは、亡くなった時かもしれません。

          今回は、コロナ禍での、入院患者様との面会事情について、お話します。 新型コロナウイルスが蔓延してから、ほとんどの医療機関は、入院患者様との面会を原則禁止しています。 法の規定ではないので、強制ではありません。しかし、クラスターが相次ぐ昨今、各医療機関はそうせざるを得ません。 患者様ご家族が、病院側に面会を嘆願すること、茶飯事です。取り乱したり、憤る方もしばしばいらっしゃいます。騒動になることすらあります。しかし我々医療従事者は、新型コロナウイルスから患者様を必ず守る使命

          コロナ禍の面会禁止。次に会えるのは、亡くなった時かもしれません。

          臓器移植とは?不治の病を救うメシアです。

          今回は、臓器移植について、お話します。 以前外来で患者様に 「亡くなったら臓器移植をしたいんだけど、どうすれば良い?」 と、質問されました。 私はその方の奉仕の精神に、心打たれました。 臓器移植は、不治の病の方へ、命を寄贈することです。 従来まで本人の意思がなければ臓器移植は認められていませんでした。しかし2009年の臓器移植法改正で、本人の意思が不明な場合でも、そのご家族の承認があれば可能となりました。 これにより、臓器移植件数は、飛躍的に上昇しました。 臓器移

          臓器移植とは?不治の病を救うメシアです。

          病院で医療保険の対象にならないもの。実はたくさんあります。

          今回は、健康保険の対象とならなく、全額自己負担になるものについてお話します。 日々の診療で、医療費が高額なことに憤る患者様をしばしば対応します。その大半の原因は、健康保険対象外のものを把握していなかったことです。 健康保険が適用されるものに対して、医療費の自己負担割合は以下の通りです。 ・小学校就学前 2割 ・70~74歳 2割 ・75歳以上 1割 ・その他 3割 (70歳以上で一定以上所得者は3割) 今後、75歳以上で年収200万以上の方の、医療費負担を2割に引き上

          病院で医療保険の対象にならないもの。実はたくさんあります。

          安倍前首相が患っていた潰瘍性大腸炎とは?実はこの病気、指定難病です。

          今回は、安倍前総理大臣が患われた潰瘍性大腸炎と、難病についてお話します。 潰瘍性大腸炎の概要を説明します。 ・原因 不明ですが、免疫学的機序の異常と考えられています。 ・疫学 10歳代~30歳代発症が多いですが、小児や高齢者発症も稀ではありません。 10万人中約120人の割合です。 罹患者は近年増加しております。 ・症状 腹痛、血便、下痢が典型的です。 重症例では、発熱、体重減少、貧血を認めることもあります。 ・合併症 腸管穿孔、大腸がん、原発性硬化性胆管炎、肝炎

          安倍前首相が患っていた潰瘍性大腸炎とは?実はこの病気、指定難病です。