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子育てに「困っている」方に…

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ユニークな個性をもった子どもたちを育てていると、「困った!」と大人が思うことが少なくありません。子どもたちは「困った子」としてみられる支援が確立しはじめていますが、関わっている大… もっと読む
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#育自

正しさよりも、大事にしたいもの

正しさよりも、大事にしたいもの

久しぶりに夜散歩しました。

またまた学校に行かない選択をし始めた娘ちゃんの運動のために、andおしゃべりタイムを兼ねておりますので、人気ない道を踊ったり変なポーズしたり…で、地味にがっつり楽しい時間でした。

私たち親子のやってることは、正しくはないのかもしれないけど、自分たちで必要だと思う方を選んでるのは確かなので、これでよい、のだと自分では思うのです。

こんな気持ちをたまに書くのは、正しさ

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年齢は背番号みたいなもの

年齢は背番号みたいなもの

何歳になったら普通はこれくらいできるでしょ…
そんな感覚を持たないことが、私の子育てには有益だったし、年齢という指標で推定される発達モデルとの比較をしなくなると少し楽になることを、マイペースな育ちをする子の親には知っていてほしいなぁ…と改めて思ったのは、一年遅れで行われた娘の入学式でした。

親の同席不可の入学式が、本日ありました。
入場できない式に同伴する保護者はほぼおらず、時間が区切られて行わ

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おはぎと母とわたしの事情

おはぎと母とわたしの事情

娘たちがあんこを煮て、母がもち米とうるち米を合わせたものを炊いてくれて、帰宅したわたしと娘たちで仕上げをする。
という、母娘三世代でこしらえた「おはぎ」は、甘さ控えめでとても美味しくて、サイズ感もちょうどよくて幸せな味だったので結果オーライだったのだけど、作るまでに母が機嫌を損ねる…というオマケつきでした。

朝の出かける前、「おはぎ用にかった大納言(豆)が行方不明になっていて、娘たちが探してたの

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発達障害と高次脳機能障害の共通点

発達障害と高次脳機能障害の共通点

「高次機能障害への対応が発達障害にも有益である」という学びが、実体験でもジワジワと落とし込めるようになってきたところに、「これはわかりやすい!」という本を読みはじめました。

『されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間』は、41歳で脳梗塞で倒れたルポライターの著者が、、自分自身が高次脳機能障害になったことで妻の苦しさが理解できるようになり、発達障害の妻との生活について

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子育ては、義務なのか?権利なのか??

子育ては、義務なのか?権利なのか??

今年に入ってから、やたら夜更かし型になってるのですが、その理由がわかりました。
どうやら、夜中におひとりさまタイムを満喫していたようなのです。読書したり、何かを書いたりする作業をしつつ、ボケーっとしてると、気づけば丑三つ時になってました。

これは、おひとりさま時間が必要なわたしが無意識に、その時間を確保してたから…でした。
自分をリセットするための時間だったんですね。

以前の生活なら、末っ子の

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発達障害に関係のある人に知って欲しいニューロロジカルレベルとは

発達障害に関係のある人に知って欲しいニューロロジカルレベルとは

「私は発達障害です」と、「私は発達障害をもっています」は、同じようなことを言ってるようで、質的には全然異なります。
後者の言い方をするように…と、私もボスに教えてもらうまで違いや使い分けを意識したこともなかったのですが、これを知ってみると日常のいろんなことに応用できる考え方なのです。
効果的な叱り方や他者承認などをする際に、とても役立ちます。
また、セルフエスティームなどの自己イメージを上書きする

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子どもの子どもにも伝わって欲しいこと

子どもの子どもにも伝わって欲しいこと

子どもとともに出戻りさせてもらった母の家は、生家ではなく、わたしの住んでいた家に近い場所に用意した一人暮らし用の戸建てでした。
そこは、一人で暮らしには十分過ぎるほどに広かったのだけど、子ども3人と娘が一緒に住むには人口密度?が高いせまいせまーい家になってしまいました。

それでも、何回かの断捨離を繰り返して、何回かの母の手術や入退院を繰り返して、子どもの不登校やら進学を経て、5人で生活を始めて先

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