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【Essay】日記や思ったこと

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#友達

適切な心の距離感ってあったんだ

適切な心の距離感ってあったんだ

「人と人との距離感は、近ければ近い方が良い。」そう思っていました。僕は昔から人に気を遣われるのが苦手で、「気を遣われること=距離感を取られること」でそれは「寂しいこと」だと感じてきました。でもそんなことはないと最近少しずつ思えるようになってきたんです。これは自分にとって大きな変化。今日はそんな変化についてnoteを書きます。

気遣いも距離感もない方がいいと思っていたできることなら人と人との心の距

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「たまには頼ってくれてもいいのに。」

今日で26歳になった。26年間の中で色んな変化があったけど、その中でいくつか大きな変化があって、そのうちの1つのお話をしようと思う。

10年前くらいに、高校生の時に、友達にもらった言葉をきっかけにその後の人との接し方が少しずつ変わったお話。

みんなが言う「頼るって難しい」人に頼ることは特に大人になると多くの人がぶつかる壁だと思う。

僕も比較的ためこんでしまう方だけれど、
「誰かの手がほしいな

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スキのむこうにある気持ち

スキのむこうにある気持ち

最近はいたく心が疲れていた。出口の見えない暗い場所をずっと走っているような感じで、前に進んでいるのかもわからない。周りにある見えるはずのものが見えなくなったり、噛みしめれるものも噛みしめれなくなっていた。ただただ休まらなくてそわそわしていた。

少しずつそんな気持ちが溶けていって、少しだけ光が見えてきたような気がして、じんわりしながら霧雨の中を帰っている時、友達とメッセージのやりとりをした。

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いつからだろう「友達」に同じ時間を共有する以上の”何か”を求めるようになったのは。

いつからだろう「友達」に同じ時間を共有する以上の”何か”を求めるようになったのは。

雨の中の帰り道にふと、小学生の頃は友達の家に泊まってお笑いを見たりゲームをするのが最大の贅沢だったなあってことを思い出した。

そもそも友達とお笑いを見るというシチュエーションが中学以来なかなかないのだけれど、仮に今友だちとお笑いを見るって行為をしても同じ充足感は得られない気がする。
なんとなくいっしょにいても暇だから観ているような気分になってさみしくなってしまいそう。

いつからだろう。「友達に

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真夜中の、静かな散歩。

真夜中の、静かな散歩。

大学1年生の夏休み。実家を離れて一年目の夏に帰省をして、友達の家でお泊まりをした。

夜中に誰かが、「散歩をしよう。」と言い出した。とてもいい案だと思った。10代の僕たちにとって、お泊りで夜に寝るほどもったいないことはなかった。

田舎道をあるき始めた。虫が鳴いている。草が身体にときどきあたる。暗闇の中、どこまでもずっとつづいていくような道。そして、この時間もどこまでも続いていく気がした。

はじ

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