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逆境受験(ひとりぼっちの2ヶ月戦争)第4話[決断]

受験情報を理解していないことから危機感がなく、併願校も受験する予定がなかった受験生と母親。

第1志望校合格ラインに安全圏まで50点以上不足。第1志望校合格ライン内申点は最低ランク。受験まで僅か2ヶ月。冬期入試対策は、既に始まっている。

全教科の基礎確認の質問に全て答えられない。これらの悪条件で最大の心配は期間です。


通常は、<カウンセリング⇒面接⇒約2日間後に合否連絡>となります。面接後の2日間で[入試日・定期テスト・模試]までの残り日数の【志望校データ分析・授業時間・科目数・授業内容】など授業プランを作成します。

今回は、即断しなければなりません。


 しかし、この綿密な計算期間を省くのは非常にリスクがあります。特に今回のような経験したことがない条件の場合は。

私の沈黙に母親が、『多くの塾のホームページを見て、子供の志望校や成績に合わせた授業方法や実績を比較して選んだんです。』

母親『断られたら他に行く塾は無いです。』

母親『何とか、お願いします。』

私『‥‥。』


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私『一緒に頑張りましょう!』

母親『先生、ありがとうございます。』

母親『何とか、第1志望校合格でお願いします。』

私『とても厳しい受験になりますが努力します。』


私は、数々の子供さんの学校や塾から志望校変更指示され泣いてしまう子供さんや、部屋から出てこなくなった子供さんをメンタルケアしながら自信をつけさせ合格実現してきました。


 しかし、ことごとく逆転合格を実現している私も不安です。2ヶ月しかないという期間が‥‥。

決めたからには、この受験生の『夢を現実にする』のが教師の使命です。


次回、第5話『新型授業プラン』






自信を失ない悩み将来の夢を諦めている子供達、成績が低く自分を過小評価し無気力な子供達、成績の伸び悩み、志望校変更の悩み、家計が苦しいなどの多くの子供達を今後も救いたいです。 サポート頂ければ、このような子供達に希望を与えることができます。お困りの子供さん、ご紹介も有難いです。