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有
2023年5月28日 17:24
私の何かが反応した。怒りの感情がふつふつと湧いてきた。彼女の言葉が私に向かってきた刃のように感じた。その刃は私に対する「指導」の言葉だった。事実は「私が曖昧に捉えていたルールを厳格に適用するよう、彼女が私に伝えた」ということだった。私の中に、揺るがない私が在れば、彼女が私に何を言っても、私は揺るがないはずだった。彼女の言葉に私が揺れるのは、私が私を信じていないからだった。信じていないのは、
しりん
2023年3月2日 10:36
生きてくってことは、まずは、下らないもの、取るに足らないものにしがみついてゆくことだ。家族でも友人でもいい、思想でも主義でもいい、宗教でも哲学でもいい、仕事でも趣味でもいい。とにかく、多い方がいい。まずは、10本の指に少しずつ引っかけて、なるたけ今をごきげんでいることだ。成否も出来栄えも、実は大した意味はない。過度の義務感、熱い正義感、完璧主義、そんなものはどこかに投げ捨てる方がいいんだ。つまりは
風の種
2023年1月14日 07:20
ただ静かに愛である果てしのない肯定が存在という場の輝きの密度を増していく それは繊細で美しくしなやかで強い決して人を威圧することのない柔らかな力