見出し画像

一人いればいい!自分の気持ちを遠慮なく出せたことで、その後の人生が明るくなった話



母は大好きだったが、「大好き」と「なんでも言える仲」はイコールではない

自分の親に「死」は存在しないように思っていた

全ての生き物に、当然「死」はあります。

当たり前のことなのに、まるで「私の親だけ、死は当てはまらない」ような感覚でいました。「お母さんは100歳過ぎても生きる」ような気持ちでいました。実際には58歳で病死しています。

亡くなったその日から、母と似た人を街で見かけると、涙が止まらなくなることが数か月続きました。母からもらった物や手紙は、見るのが苦しすぎて、全部見えない場所にしまいました。見られるようになったのは、死後約2年経ってからだと思います。

お母さんに迷惑をかけてはいけない!

母のことが大好きでした。
しかし、私が悩んでいること、一番困っていることほど、口に出せませんでした。

この感覚は、幼稚園に通う前から、すでにあったように思います。
「明るくて良い子」以外の私は、母には見せられませんでした。
恐らく母は、こんな私の気持ちを全く知らずに亡くなったと思います。


母親の「この子は育てやすい子」を貫いた結果、自分の本当の気持ちがわからなくなっていた

親にとっての
「この子は育てやすい子」
「何も困ることがない子」で、通した私。
高校卒業後、進学で一人暮らしを始めたときから、何かがハジけてしまいました。

親の気持ちばかりを考えて生きてきましたので、自分自身の考えが何なのか、さっぱりわからなくなっていました。目的も目標も何もなく、ただただ毎日が漠然と不安なだけでした。気持ちはいつもふさいでいました。

何もかも、やる気が起こらなくなっていました。

19歳の暗かった頃
横にいるのは若いときの夫です

学業はつまらなくて、彼氏と遊んでばかりいました。
(お父さんお母さん、スミマセン!)

姑との出会い

彼氏(夫)の家に遊びに行ったとき、初めて彼氏のお母さん(現在は姑)に会いました。
明るく迎えてくれて、茶わん蒸しを出してくれました。
大好きな銀杏やゆり根が入っていて、美味しくて美味しくて、お代わりしました♡

初めて会った彼氏のお母さん。「この人といると、楽しい!落ち着く~」と感じました。

何でもハッキリ言うひと、私の評価もひどいもんだった(^_^;)

後で聞いた話ですが、姑は私のことを夫にこう言っていたそうです。
「あんなのしか、おらんかったんかいな!?」(ひどい~)


姑と本音で話すことで、私は変わっていった

その後も姑に会いに行くようになり、いつの間にか彼氏なしでも、二人で出かけるようになっていました。

大人から見ればヘンテコなファッションだった私のことも否定せず、逆に面白がってくれました。
「あんた、変わった色のマニュキュアしとおけど(してるけど)、今の流行りか?」
「思いっきり自分が好きな事をすればええねん!私は出来なかったから...」

当時私は、実家に帰省するときは、髪型も服装も「実家用」にチェンジしていました。姑の前では、最初から自分がその時したい服装で会い、思ったことをそのまま言えました。今から考えれば不思議な話です。


決して「立派なお母さん」というわけではなかった姑

姑は若い頃から、実の弟と親の関係で深い悩みがありました。
結婚してからもその悩みから離れられず、息子(私の夫)に対しては、今でいう「ネグレクト」っぽい母親だったことは、本人も、夫も認めるところです。

上記のことを超越するほどの、とてつもない「人間の幅」がある人なので、私は安心して自分が出せたのかもしれません。

自分のネガティブな気持ちを遠慮なく出せる人との出会いで、私は明るくなっていきました。徐々に自己肯定感が上がっていきました。

20代前半の頃
ちょっと明るくなった
(何だかイケイケっぽい?)


今ではすっかり「元気いっぱいの明るいおばちゃん」!

今では、お話をする人ほぼ全員から、
「たおたおさん、明るいですね~!」
「パワフル~!」と言っていただきます。

姑とシンガポールのホテルで

ひとって、ドンドン変わるんです。(心も体型も(;^ω^))

一人でもいい!自分の心の内を遠慮なく出せる人がいてくれると、気持ちが安定していきます。私は実感しました。
(今回の記事、瘦せていた写真を載せたかっただけかも知れません(≧◇≦)!悪しからず)

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

LINE登録の方だけに、お試し30分無料カウンセリングをおこなっています♡
大人の発達障害カウンセリングや終活について、個別にお問合せもできます。今なら「ADHD薬物療法について」(クリニック提供資料)をプレゼント!ラインIDからの検索は@442rlkaq で。ポチっと👇



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?