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自分だけにしかないもの

最近考えてること

メンタルを持ち直しながらチームを探してるなか、考えてることがある。
「自分が今後プレーヤーとしてどうするか。」
江の島1年目で長年あれだけ拘ったトップ下からCBに下がった。最大の転機だったのは間違いない。

https://note.com/daisuke_u0929/n/n88aaf3f44071
しかし、2年目で再び戻ったがその矢先に怪我で1年全休。怪我人出たから結局はCBでやり終えた。
2年目はトップ下、シャドーとCB両方やらされる無茶苦茶な起用法のなかだったのか「やっぱり前でやりたい」と思っていた。しかし、首脳陣は後ろで使いたいと言ってて、腑に落ちなかった。
この精神状態であることをサッカー仲間である、真太郎さんに話してアドバイス貰い、しげくんや長谷部のプレーを見たり、自分のことについて洗い直して整理はついた。

考えた結論



「自分は後ろのほうが向いてる」
「前線だと選手生命がない」

これが自分が辿り着いた結論。
シュートや空いてるスペース飛び出す、嗅覚、味方のスペースを作るデコイランなどで勝負はしてた。
ただ前線の選手として正直致命的な欠点が幾つもあったと思う。
・ショートスプリントの能力の無さ
・アジリティ能力の欠如
・狭いところでの器用さ(プレッシャーかけられてるなかでターンやワンタッチではたいたりして打開する力)
後ろの選手として向いてた理由
・頑張れること
・落ち着いて周りを観ること
・左利きと左足が最大限に活きる

特に最後の左利きと左足の点が今回のタイトルの主要点である。

希少な存在


サッカーの世界で左利きはアクセントを加える意味でも貴重な存在である。前線だと、メッシ、ハーランド、ディマリア、マフレズなど。日本人だと久保建英、堂安律、中村俊輔、本田圭佑など。たくさん人材はいる。
では、DFで左利きのCBはいるか?
アラバ、ラポルテがすぐに挙がりやすい名前だと思う。それ以外だと、パウトーレスやラングレ。日本人だと角田涼太朗、伊藤洋輝、重行拓也。

希少価値ある存在と理由


左利きのCBは世界的にも希有な存在。これに身体がデカかったら素材だけでもワールドクラス。
残念ながら自分は身体は小さい。でも左利き、左足だけでも充分なものだと思う。
CBは守るだけでなく、後ろからパスで組み立ててゲームを作ることが必要不可欠。そんななかでも左利きが重宝されるのは左利き特有の独特のリズムで出るパスやドリブル。サッカーあるあるな話になるが、左利きには左利きの世界みたいなものがあり独特のタイミングや角度からパスが出てきたり、ドリブルがある。
前線の選手で左利きはよくいるから、ある程度は慣れてることは大半だが、左利きのCBがボール持ったらやりにくさはあると思う。左利き特有の独特のタイミングがあるうえに只でさえあまり見ない左利きのCB。プレス剥がされたり、縦パス、サイドチェンジで相手の守備を崩壊されるとなればプレスかける相手のFWも嫌がる。
自分の特徴は左足。前線の時はシュートやセットプレー好きだったけど、後ろになれば縦パス、サイドチェンジ、裏へのロングボールは自分の武器が最大限に活きる。また、前線の時と違うのは360度の視野でプレーしないから負担が減った。前を向いてプレーすることが必然と多くなるので自分が活きるシーンは増える。

希少価値あるからこそやってみたいこと


自分はCB以外でもSB、ボランチもやってみたいと考えてる。
自分が究極として目指すのはオールラウンダーなタイプ。攻守両面で活躍できること。
サイドバックやってみたいというのは
・サッカーで一番自由度の高いポジション
・一番目立たなくて頭も身体も酷使する過酷なポジション
サイドバックは上下走ってクロス上げるだけでなく、偽SBという言葉があるようにボランチの位置に入って司令塔の役もやれば、シティのカンセロの様にシャドーとしてゴール前に飛び込んでいくなど自由度が高い。状況見ながら連携して動いてプレーの選択を沢山探して見つけていく。守備になったら全力で戻る。
頭と身体を本当に酷使するポジション。

ボランチは左利きのボランチというのがいないから。
左利きでボランチの選手ってカンビアッソかカマヴィンガ、マチュイディ、扇原くらい?かな。
しかも、左利きで潰し屋出来たらマジで世界的に見てもいないと思う。ただ、360度の世界だから、そこに慣れれば面白い。

結論


結局、この話を通して何を言ってるかと言うと、
「自分だけにしかない長所」「自分がいる世界のなかで自分が持つ希少価値ある武器」があることを知ると面白いということ。サッカーだけでなく、仕事やどの世界でも「代えが利かない」「その人だからこそ出来る」「その人にしか出来ない」などと言った、自分が所属する組織や業界のなかで自分だけの特性と立場を持つからこそ出る希少価値を知ると面白い。
たまには振り返って考えてみるといいでしょう。
今回のnote書いててナンバーワンよりオンリーワンの意味がなんとなく分かったような気がします。








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