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憧れを目指そうとしていた自分がいなくなった日

皆さん、こんにちは。

しばらく空けてましたが、久しぶりに投稿させていただきます。

「センターバック、ウメ」
昨日の江の島FCの記念すべき創設後初公式戦となった社会人の開幕戦スタメン発表で言われた自分のポジション。
自分を知らない人からしたら何も感じないだろう。
しかし、自分を知ってる人からしたら天変地異にひっくり返ることである。自分が相手の攻撃を止めて、競り合いしてビルドアップしてることは想像出来ないだろう。自分は中学からずっとトップ下がやりたいと言い続けてきて、前線でプレーしてきた。自分は中村俊輔に憧れてサッカーを始めて、彼と同じトップ下でファンタジスタのようなプレーをしたかった。そして、年々重ねる毎に本田圭佑やカカにも憧れて、得点が取れるトップ下を目指したりと年々アップデートを重ねて練習してきた。しかし、社会人になり、薄々自分はトップ下ではフルに能力発揮できないのではと思い始めていた。
仲の良い信頼してるコーチに適性のポジションはセンターバック、アンカー、ボランチのほうが向いていると薦められた。そこでセンターバックでの起用直訴して先週ぶっつけ本番でセンターバックでTRMスタメンフル出場して、昨日開幕スタメンでフル出場フリーキックで1アシスト。

あまりにも出来すぎるDFデビューであったが、同時にアタッカーとしての人生終了も意味していた。自分は中村俊輔、本田圭佑などに憧れて今までやってきたが結局はなれなかった。これからはマルディーニのように万能なDFにして、セルヒオ・ラモス、松田直樹のように上がって点取りたい。

サッカーをうまくなりたいから色んなポジションやってたが、まさか後ろのポジションに適性あるとは思わなかった。よくやらされてはえーと言っていた。薦めてきたコーチの説明を受けて納得はした。落ち着いて闘えててフィジカルもありキックの高さと希少価値ある左利きのセンターバック。ただ、問題はやるかどうか。違うところやらされてもトップ下に拘っていた。今回もどうしようかと思ったが、諸事情で試合出れない状況になったこともあり、あれこれ言ってる場合ではなかった。そんなときに長谷部やリヴァプールのミルナーを見ていた。この人たちは自分と同じようにアタッカーだったがどこでもこなし、何年経ってもポジションは変わってもチームのために走って汗をかいている。彼らはチームに必要とされる役割をこなしていること。即ち、チームプレイヤー。今までは状況を考えた末に自分のキャパ以上のことを多くこなそうとしていた。だが、今は最も自分の力が発揮出来るポジションで自分が出来ることに専念できる。そして、センターバックへのコンバートを決意した。
サッカーだけでなく、何事にも自分の理想だったり憧れを目指してやっているとは思います。現実に直面した時、どのようにして乗り越えるかが大事です。自分は自分の能力で最大限に収まる範囲内で自分ができることに専念することにしました。皆さんもこのようなことあったら、落ち着いて考えて行動していくといいと思います。正解はないので一喜一憂せず。
今回については以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。そして、自分が所属しております、江の島FCの応援をよろしくお願いします。

さよなら、アタッカーとしての自分。俊さんや本田みたいにはなれませんでした。ようこそDFとしての自分。自分だけのスタイルをこれから作り上げる。サッカー人生はまだまだこれから。

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