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つぶやき

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路瑠のつぶやきをまとめました。
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記事一覧

わたしのお家。

わたしのお家。

引越しが決まりました。
20歳の時からコツコツ貯めていた貯金を頭金にして
古い団地を購入することに決めました。

現在住んでいる町は、小さいながらも過不足を感じさせない、とても落ち着いた雰囲気で、親子2世帯3世帯で住み続けている方がいらっしゃるほどの人気の町。
わたし達ふたりは、25年前に引っ越してきました。
この町で、子どもを授かり、この町で子育てをし、この町で義理の父の介護もはじまりました。子

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必ず戻って参ります。(戻りたい。)

必ず戻って参ります。(戻りたい。)

にわかに我が家の身辺が忙しくなって仕舞いました。
突然の立ち退き要請。しかも2月中に退去。
わずか3ヶ月半の準備期間。
「猶予はあるのか?」と伺うと
「こちらも解体業者を押さえているから立ち退き時期は譲れません」と言われて仕舞いました。

障がいを抱えた家族の引越しは、精神的にも、経済的にも大変なのに、提示された立ち退き料は一般的とされている金額。安心して住める様に住宅を改善する必要あるので、足り

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今日は、募集中の公募のご案内です。

今日は、募集中の公募のご案内です。

只今『24の瞳岬文壇エッセー募集』の投稿にチャレンジしております。
改めて公募用に原稿用紙を書き始めてみますと、文章を書くのって難しいな…と苦戦しております。それでも書くことや挑戦することは勉強になりますね。

『24の瞳岬文壇エッセー募集』の募集内容は、「家族」「勇気」「忘れ物」から一つ選択して400字詰め原稿用紙3枚半から4枚までだそうです。締め切りは11月31日までですよ。

詳しくはこちら

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雨の日の音。

雨の日の音。

疲れが溜まって仕舞いました。ベッドに横になっていますと、窓の外を雨の中を走る車の音が聞こえてきます。乾いた道を走っている時とは音が違い、シャァーと長く響くように走り去って行きます。窓がカタカタと揺れる音や風がゴーと鳴る音、家の中の空気が震える音や時計のカチカチと時を刻む音も晴れの日と違う様に聴こえます。嫌ではないです、何故って、もう降参した末ですから。休日だからと何かをしようと思わずに、ただベッド

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坊っちゃん文学賞に応募してみました。

坊っちゃん文学賞に応募してみました。

坊っちゃん文学賞の存在をあるnoterさんの記事で拝見いたしました。

募集要項には

わたしも書いてみようと思い立ち、挑戦しました。
朝から書き始め昼過ぎまで夢中になって書き進めておりました。

書き上げてから再度主催される側のサイトを確認すると
審査員長でいらっしゃる
ショートショート作家 
田丸雅智様のメッセージを拝見してみて愕然。

わたしの書いた作品は『不思議』もなければ『印象的な結末の

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もう寝ようかな
ラベンダーオイルは、眠りを誘う。
首筋に数滴、香りに身を任せる、それは麻酔のよう。
少し癖があるなぁ〜と想いながら、徐々に呼吸が楽になり、
自然に深い呼吸をしている。
いつもの喘息の浅い呼吸は、わたしを縮こめるから、
今夜は、肩の力を抜きたい、深く眠りに落ちたい。

noteは素敵な文章であふれている。

noteは素敵な文章であふれている。

読むのを楽しみに本屋で購入した本。
気に入った装丁、奮発して買った単行本、手のひらに感じる重み。
家に帰ってから、コーヒーの香りとともに物語を味う…はずが…。
本を開き文字を追うと、何度も同じ行に戻って来てしまう。
そして、黙読なのに、心で音読しているのはわたしだけでしょうか?
だから、読むのにめちゃくちゃ時間がかかっている。

そんなわたしでも、
noteは、読みやすい短編小説やエッセイなど

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祈り。

祈り。

平和を語るには、わたしは無知で、その資格が無いと縮こまって仕舞う。
だけれども。

今ある幸せが、明日も続くとは限らない。
78年前、誰もが感情を抑えて、泣くことも枯れ、静かに逝って仕舞う人の中で眠ることの忍耐をわたしは本当に想像することが出来るだろうか。

8時15分と言えば、新しい朝を迎え、
『今日もまた、一日を誠実に生きよう』と
家族に行ってきますと挨拶したばかりだろう。

多くの人が斃れ

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ずうっと貧乏だった。

ずうっと貧乏だった。

ずうっと貧乏だった。
わたしの小さい時から続いている。
親はブルーカラーの労働者、秋田の田舎から上京して町工場に勤め、
油まみれになりながら、働けど暮らしはなかなか楽にはならなかった。

新米の季節になると田舎から送られて来る古米。
もう売り物にならない古米を
わたし達家族はありがたくいただく。

古米を米袋から開けて、米とコクゾウ虫とを選別してから。
新聞紙を広げて選別した思い出は今でも覚えてい

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『BOTU』にした!昭和ぽい文章

『BOTU』にした!昭和ぽい文章

NG語録などは、きっと完成した作品を発表してから
『おまけ』として出すのだろう
分かっているけれど…
noteが書きたくてたまらない。

『寒っ』と
笑っていただけたら
めちゃめちゃ嬉しいです。
応募作品から『ぼつ』にしたセンテンスです。



解説*
クリスマスケーキまでとは、
12月25日のクリスマスにちなんで25歳までに
結婚したいと言う願望。
80年代によく言われていたクリスマスケーキ理

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文章を読んでくれた友達が『好き』と言ってくれた箇所を紹介します(少し変えてあります)

文章を読んでくれた友達が『好き』と言ってくれた箇所を紹介します(少し変えてあります)

文章を読んでくれた友達が
『好き』と言ってくれた箇所を紹介します(少し変えてあります)

小さなジャムの空き瓶に
白詰め草と春ジオンの花が可愛らしく生けてある。
アパートの隅に咲く雑草を
「わたしみたいでしょ」と言いなが
部屋に飾る母はひとり。

続いてわたし自身が好きな箇所も紹介します(少し変えてあります)

「心配なの、お母さんがひとりで…。」と僕が言う
『ひとりで』なあにと可愛らしい瞳が尋ね

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別れてくれても良いのになぁ…。

別れてくれても良いのになぁ…。

なんでお父さんとお母さんは別れないんだろう?
別れてくれても良いのになぁ…。

あの子は「お父さんがいないのに頑張っている」「お母さんがいないのに頑張っている」と励まされ、周囲の温かい眼差しはあの子のために…。

わたしには何故か「お父さんがいるのだから」「お母さんがいるのだから」と周りのみんなに言われるの…。

わたしの家は毎日、毎日、夫婦喧騒の中にいる。
家の中は落ち着かないのに、家の外でも落

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