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【出版社の社内学習会】思考の解像度を上げるトレーニング

クロスメディアグループは毎月著者の先生を講師に迎え、全社員参加の学習会を行っています。

今シーズンは「コミュニケーション実践編」。これまでにも注力してきた「コミュニケーション」についての学びを、より積極的にアウトプットしていくことを目的にスタートしました。

第二回目となる今回では、「思考の解像度を上げる」をテーマに実施。リアルとオンラインで65名が意見交換しました。

【第二回の学びメモ】
・「解像度を上げる」思考トレーニング
ひとつの言葉や概念を、どれだけ細分化して理解できているかで、ビジネスも含めた日常の行動が変わってくる。

たとえば、「環境問題」という言葉ひとつをとってみても、「気候変動」「放射線汚染」「生態系の破壊」など、細かく分けて考えることができる。これが「解像度を上げる」ということ。細分化してからとるアプローチは、より具体的になり、効果も大きくなる。

また、日常でぼんやりと物事をとらえていると、似ているものの違いを明確に言葉にできない。普段から細分化して捉える癖をつけていると、論理的思考が必要なビジネスにも生きてくる。

・「電話をかけること」を事例に、コミュニケーションの解像度を上げる
「電話をかける」という身近な行為の中にも、細かい行動の選択肢がある。たとえば、固定電話でかけるか、スマホからかけるかでも与える印象は変わる。前者は信頼感を与え、後者は親近感をもたせる効果がある。また、早口で話すことでスピード感をもって対応できることを印象づけたり、ゆっくり話すことで相手に「発注を決める決断の時」だという雰囲気をつくることもできる。

「電話をかける」というシチュエーションを事例に考えるだけでも、コミュニケーションはこちらの意図するとおりに「演出」できることがわかる。自分をどういう風に見せたいのかを、改めて考える必要がある。

・「コミュニケーションスキルを磨く」ための第一ステップ
会社やチーム、自分自身が求める「コミュニケーションスキル」は違う。営業担当の「コミュニケーションスキル」。編集者の「コミュニケーションスキル」。広報担当の「コミュニケーションスキル」。会社全体の「コミュニケーションスキル」。それぞれがどういう状態を指しているのか。

漠然とスキルの向上を願うのではなく、まずは「コミュニケーションスキル」を解像度を高く捉えてみること。次回の学習会までに各自で言語化することになった。

社内学習会の背景

クロスメディアグループでは、出版事業を持つメディア企業として、「学び」を軸にしたカルチャーを大切にしています。

著者の先生を招いた社内学習会を通して、最先端のビジネスの理論や考え方、ノウハウなど、基礎から応用まで、様々なテーマについて取り入れ実践してきました。

また、出版業界では、様々な業種のプロフェッショナルな方々と仕事をするため、私たち自身が幅広い教養やビジネスの知識、作法を身につけなければなりません。ビジネスコンテンツを作り続けてきた出版社として、一人ひとりが時代に合わせたビジネススキルを磨いていきます。

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