コトバをつくる人たち|クロスメディアン【記事版】

ビジネス書出版社に集まるクリエイティブな人たちの活動を紹介するメディアです。 「言葉…

コトバをつくる人たち|クロスメディアン【記事版】

ビジネス書出版社に集まるクリエイティブな人たちの活動を紹介するメディアです。 「言葉」を通して、新しい「コト(=体験)」や「バ(=場所)」が生まれる。 ようこそ、コトバをつくる人たちの世界へ。公式サイト▶https://crossmedian.com/

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出版社が人気企業TOP10に4社入り。進化系出版社の特長から見える「編集力」の未来

インターネットの時代。「斜陽産業」と思われがちな、出版業界ですが、2023年の人気就職企業ランキングでは、TOP10のうち4社が出版社でした。 業界イメージに関わらず、「IP」「デジタル」「グローバル」による事業展開で、挑戦と成長を続ける出版社が就職先に選ばれ続けています。出版社の大きな強みである、コンテンツの企画、そして制作力。その背景には、出版社ならではの「編集力」があります。 クロスメディアグループ代表の小早川は、編集者の持つスキルを応用することで、人、組織、そして

    • 健康的に働くためのクリエイティビティ

      仕事にやりがいを感じるには、クリエイティビティが欠かせません。 それは、ビッグアイディアを生み出すことではなく、日々の仕事にひと工夫加えてみたり、些細な新しいアイデアを考えて実行してみることも、立派なクリエイティビティです。小さなクリエイティビティを積み重ねることで、主体的な行動を取れるようになり、それがメンタルヘルスに繋がります。 今回のゲストは、『なぜ、クリエイティブな人はメンタルが強いのか?』の著者・板生研一さんです。 板生さんは、「クリエイティビティとメンタルヘ

      • 【ビジネス書出版社社長の四方山話 】最強脳

        週末に『最強脳』という本を読みました。ベストセラーの『スマホ脳』をいたスウェーデンの精神科医が著者です。 結論から言うと、「運動で脳を鍛えよう」という内容で、ZEROGYMの「運動で脳疲労を取る」という根拠と同じように思いました。 運動にもいろいろありますが、著者は「1週間に30分の有酸素運動を3回以上行うこと」を推奨しています。 私は自分の脳は強いと思っているのですが、この本を読んで、その理屈を理解できました。 脳を強くすることが、仕事や人生のあらゆる問題を解決する

        • 【ベストセラー編集者対談】ヒット連発の箕輪厚介氏が見つけた、ビジネスにおける「編集」の価値

          本が読まれない時代の、編集者の役割とは クロスメディアグループ株式会社(所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-20-3 代表取締役:小早川幸一郎、以下クロスメディアグループ)の動画番組「ビジネス・ブック・アカデミー」に、幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏がゲスト出演しました。当社代表で同番組のモデレーターを務める小早川との対談が、YouTubeとPodcastで公開されましたのでお知らせします。 今回の動画は、ビジネス書ベストセラー編集者同士の初の対談として収録されたものです。 主な

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        • ビジネスアスリートのためのコンディショニング
          4本
        • ビジネス書出版社社長の四方山話
          42本
        • BUSINESS BOOK ACADEMY
          14本
        • 新刊ができるまで
          23本
        • クロスメディアの人間主義的経営
          16本
        • 編集4.0
          4本

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          【ビジネス書出版社社長の四方山話 】日本のサービス

          日本企業のサービスについて、アメリカに比べて過剰や不必要なことが多いと思うことが最近よくあります。 先週、サブスクリプションや銀行引き落としなどで毎月支払っているけど使っていないサービスがいろいろあるので、解約を進めていました。 日本のサービスは、契約の際は丁寧ですが、解約の際は手続きが多かったり、たらいまわしにされたりするで、もう二度と使いたくないと思うことがあるのですが、アメリカのサービス、特にサブスクリプションサービスは、契約も解約も簡単なので復会や再開がしやすく、

          【ビジネス書出版社社長の四方山話 】日本のサービス

          【編集日記】不動産×エンタメで気軽にリテラシーを高められる本を目指して

          こんにちは。編集担当の川辺秀美と申します。 企画の背景からこの本ができるまでをまとめてみます。 「お金出してでも、相続の本をつくりたいんですけど、どう思われますか?」 「そんなの、やめたほうがいいと思います」 「なぜですか?」 「直接的にビジネスにつながらないからです」 「はぁ、じゃあ、どうすれば……」 著者は泰道征憲さんと中瀬桃太郎さんです。二人はYouTubeチャンネル「桃太郎オフィス」を運営していて、大成功しています。 そんな二人が某大手出版社からオファーを受けて

          【編集日記】不動産×エンタメで気軽にリテラシーを高められる本を目指して

          【後編】「自分らしい選択」をするために大切なこと

          自分に必要なものを選ぶことができれば、「余白」が生まれ、対人関係や仕事をする上での余裕につながる。 そう語るのは、「『本当に必要なことはすべて「小さな暮らし」が教えてくれる』の著者・横田真由子さん。 仕事の服選びに、人付き合い。私たちは多くの場面で「人の目」を意識しながら過ごしています。「ミニマムリッチ」の考えを取り入れることで、自分らしい決断ができるようになります。 相手を尊重しながらも、自分の大切なものを選び取る。自身もそれを心がけるために、大切にしているのは、「自分

          【後編】「自分らしい選択」をするために大切なこと

          【人間主義的経営】Vol.17 勝てば和はついてくる

          経営に「人」が大事なことは言うまでもありませんが、近年、人に寄り添い過ぎた経営で業績を落としている会社を目にすることがあります。 ビジネスの現実は競争なので、人も組織も強くなければ生き残れません。特に低成長の日本では、限られた市場の中で競合他社に先駆けて顧客を獲得しなければ、会社の業績は悪化しますし、結果として経済的に社員を不幸にします。そのため、人も組織も仕事の練習と実戦を通じて強くならなければなりません。 「練習もせずに試合に出て点を取ってこい!」というような乱暴な

          【人間主義的経営】Vol.17 勝てば和はついてくる

          【ビジネス書出版社社長の四方山話】TRIP

          旅行や出張などで同じ場所を訪れることが増えてきました。 私は地方(都心)や海外で訪れた場所は以下のように3回楽しむことができると思っています。 ・出張で行く。 ・貧乏旅行で行く。 ・贅沢旅行で行く。 出張(Business Trip)で取引先や行政の方に案内してもらいながら現地の話を聞いたり、会社や工場、施設を訪問をするのはとても勉強になります。また、地元の人しか知らない場所に連れてってもらうのも大きな楽しみです。 貧乏旅行(Penniless Trip)は若い頃にして

          【ビジネス書出版社社長の四方山話】TRIP

          【前編】誰もが「自分らしく」生きられるように!|AI時代に求められる「問う力」の鍛え方

          「AIが出した答えをどう扱うかは人間次第」。 そう語るのは、『問いの設定力」の著者・鳥潟幸志さん。近年登場した生成AIは、私たちが持つ「考える力」を代替しつつあります。だからこそ人間自身が、AIに問う力、出てきた答えへの決断力を高めることが、今後ますます重要になるといえます。 鳥潟さん自身も仕事・生活において、なくてはならないものとしてAIを活用しているからこそ、人間だけが持つ力や、AIを使いこなすために必要な能力に気づいたといいます。 前編ではそれらを詳しく解説してい

          【前編】誰もが「自分らしく」生きられるように!|AI時代に求められる「問う力」の鍛え方

          クリエイティビティを発揮する方法を全社員で考える【社内イベント】

          クロスメディアグループでは「健康経営」に取り組んでおり、「健康経営優良法人」にも認定されています。部署を問わないメンバーで構成される「健康促進委員会」では、社員の健康を社員自身が考え、より良いライフスタイルやビジネスパフォーマンスの向上を目指して日々活動しています。この活動も、「健康経営優良法人」認定の後押しになっています。 クロスメディアグループは、どの部署も創意工夫して仕事を創っていくこと、そしてコンテンツ制作など文字通りの高いクリエイティビティが求められる会社です。そ

          クリエイティビティを発揮する方法を全社員で考える【社内イベント】

          書店が「社会を編集」する。独立系書店書が生み出すコミュニティ【編集4.0】

          クロスメディアグループは、書籍をつくることだけではなく、書店との関係性を大切にしています。その一環として、独立系書店でのイベント開催を通じて、読者と書店の新たな出会いの機会を創っています。 例えば、代々木上原駅徒歩1分の場所にある書店「CITYLIGHT BOOK」のご協力のもと、著者を招いたトークイベントを定期的に開催。毎回、定員いっぱいの大盛況となっています。 同店は、1階にバーを併設、2階にイベントスペースを設けており、本の購入だけではなく、人の集まりを生み出す機能

          書店が「社会を編集」する。独立系書店書が生み出すコミュニティ【編集4.0】

          【ビジネス書出版社長の四方山話】ハルシネーション

          AIが事実に基づかない情報を生成することをハルシネーション(幻覚)と言います。 ハルシネーションは、生成AIの実用化においての技術的な課題とされています。 そのため、今は人間がAIが生成する情報をチェックする必要があります。 ただ、人間自身にもハルシネーションがないとは言えませんし、人でもAIでも、社会生活において誤情報が大きな問題を引き起こすことがあるので、ハルシネーションには気をつけないといけません。 さて、考え方を変え、生成AIのハルシネーションをクリエイティブな仕

          【ビジネス書出版社長の四方山話】ハルシネーション

          【ライター募集】「言葉を扱う仕事」の新しいステージ。翻訳者・通訳者がライター職で活躍できる理由

          翻訳者・通訳者が活躍できる、新しい場所。それがインタビューライティングです。 クロスメディアグループでは、翻訳や通訳の経験を持つ方を、ライター職として積極的に募集しています。 ライティングに必要なスキルの多くは、言葉を扱う翻訳や通訳のスキルと重なります。自分の書いた文章を書籍やWebサイト記事として世の中に届けるやりがいを感じながら、これからの時代に必要なスキルを身に付けることができます。 翻訳・通訳の経験を生かし、ライターとして活躍しよう出版社クロスメディア・パブリッ

          【ライター募集】「言葉を扱う仕事」の新しいステージ。翻訳者・通訳者がライター職で活躍できる理由

          著者から学び、仕事に活かす | 仕事における売上はお客様に喜んでもらった総量

          「著者・読者・会社の人、全方向に喜びを届けたい」。 今回は編集部の宮藤大樹が登場。自ら手を挙げて編集を担当した『魚ビジネス』は、発売1年で2.5万部売上の人気作に。当初は予定になかった『〇〇ビジネス』シリーズ化が決定しました。 自身の仕事を通して会社や読者に貢献することを目標に、編集者として日々成長を続けていきたいと話す宮藤。『〇〇ビジネス』誕生秘話や編集者として大切にしていることなどを話してもらいました! 主な内容 ・クロスメディア入社までの経歴 ・現在の業務について

          著者から学び、仕事に活かす | 仕事における売上はお客様に喜んでもらった総量

          【ビジネス書出版社社長の四方山話】企画の生み出し方

          企画を生み出すためには、いくつかの手法があります。 ひとつは、ずっと企画を考えていることです。 突然、アイデアが降って湧いてくることはありません。四六時中、企画を考えている人にアイデアは振って湧いてきます。 次に、情報収集の幅を広げることです。 Web上のアルゴリズムに支配された情報、自分が心地良い情報収集から抜け出しましょう。 本や雑誌、新聞、テレビ、セミナー、講演など、自分が目を向けていなかった情報から、企画が生まれることは多いです。 最後に、他人の声に耳を傾けるこ

          【ビジネス書出版社社長の四方山話】企画の生み出し方