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ラップトップ・ミュージック—DAW、プラグイン、音作りを学ぶ際の諸問題
こんにちは、作曲家の村松昂です。専門は作曲ですが、大学院での仕事と研究内容が電子音楽系なので、その知識をもとに今回は現代の音楽家としての立場から、近年のオーディオエンジニアリングに関わる一意見を、お話しできたらなと思います。
先に断っておくと、この記事はいわゆるtipsをまとめたチュートリアル記事ではなく、現代の技術を使って何を目指すのか、つまりHow?ではなくWhat?を考える記事です。
導
ダイナミック・レンジ
はじめてのマスタリング。
作者さんからご意見を色々と頂きました。
概ね喜んでいただけたものの、私が余計なお世話をしてしまった所もある。
電話で希望を伺って、昨日のうちに新たに2パターン作ってお送りしました。
そもそもマスタリングにのめり込んだきっかけは、バイノーラル作品の仕上げに定番のアナログモデリングのプラグインを使ったら、形が崩れてしまったから。
実機のアウトボードでも同じだろうし、これは避
ラウドネスノーマライズと音圧戦争♪
ただいま第3次音圧戦争勃発中ですw
皆さんお気づきだとは思いますが戦場はYoutubeです。
Youtubeのノ-マライズ閾値は-14db LUFS です
まぁ普通にCD用にMASTERINGすると7~8dbLUFSです
でこれをそのままYoutubeにUPすると普通に6~7dbさげて再生されることになります。じゃあかさ上げリミッターとか外して-14dbLUFSのファイルをつくればいい!た
私がマスタリングで使っている全プラグインを簡単に紹介してみる
こんにちは。Snowdropです。少し更新間隔が空いてしまいましたね~ すみません!
さて、今回は、私がプリマスタリングで使っている機材を紹介してみたいと思います。プラグインは全てマスタートラックに、紹介順に挿していきます。ではどうぞ!
1. Sonimus - Satson (39ドル)
http://sonimus.com/products/satson/
Sonimusからはコンソール
【音楽制作】マスタリングに潜む罠①
いや~、ビックリしました。
何がビックリって、時代の流れと便利さにです。
音楽制作に関しては、ずいぶんと前に多少かじってはいたのですが、そこから結構ブランクがありまして。
去年の11月頃が新たに機材や音源等を揃え始めて再開したわけです。
でまあ、マスタリングなんかも、そこそこ自力でできるかなぁ、なんて思ってたわけですが、とんでもないですね。
まずは完全に自力で作った曲がコチラです。
シネマ
スペクトラムアナライザとは?〜耳での確認は大事。目での確認は安心。〜 [vol.169]
スペクトラムアナライザ横軸は周波数、縦軸は音圧をリアルタイムで表示できる計測器です。
楽曲の中の音の配分を、耳での確認に合わせて目でも確認ができる機材、あるいはプラグインです。
「音作り」「ミックス」にとても役立つツールです。
役立つというより、必須のツールです。
みんな略して「スペアナ」や「アナライザ」と呼びます。
スペクトラムアナライザが役立つ場面スペクトラムアナライザは、DTMではた
Studio Oneをオススメする理由(追記あり)
こんにちは。ぼいどすです。最近Studio Oneを4.5から6.5にしまして、ときおり見かけるStudio Oneの新機能を「無くてもなんとかなる!」というやせ我慢から開放されました。
さて、「おすすめのDAWは?」と聞かれれば「各社のフリー版・デモ版いろいろ入れて試して自分に合いそうなのを選びましょう」が模範解答でしょうが、Studio Oneを3から使い続けているユーザーとしては、歌って
その音は本当に気持ちのいい音?
少し音楽理論を知っている方向けのお話になります。
楽しむ音楽を作る上で欠かす事が出来なハーモニー(コード)。
ダイアトニックコードは基本となるコードで、それにテンション、借用和音、パッシングディミニッシュなど様々な手法を用いて古今の楽曲は作られています。
ところで、それらはどうして綺麗だと思えるんでしょう?
理論的に説明が付く部分はあるとして、感覚的には説明が付いているのかが今回のお話です。