マサツム

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DTMer 。プロミュージシャンから現在は作・編曲家へ。 ブログ「言葉と音」 → https://masatsumu-dtm.com  オーディオストック → https://audiostock.jp/artists/515/audios?audio_category=0

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  • DTMに役立つ音楽用語

    DTM、作詞、作曲、編曲の今更聞けない音楽用語を簡潔(かんけつ)に「note」にしています。

  • DTMに役立つ機材レビュー

    実際に使っている機材・プラグインを使ってみたレビューしていきます。

  • 作詞と作曲のコツ

    独自の作詞・作曲法をすべて明かします。

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作詞のコツ〜プロが教える作詞テクニック〜

「作詞」というのは 「作曲」「編曲」「DTM」と違って 形にすることは誰にでもできます。 その中で少し手をくわえれば 耳に残る、心に残る「詞」ができてきます。 僕は長年メジャーでたくさんの 作詞を提供してきました。 そこで感じたこと、経験したことを 「note」に書いてみます。 第1章 「歌詞を一曲完成させるために」 01 歌詞が書けない歌詞が書けない人の共通点は 「何から書いていいかがわからない」 「書こうとしても手が止まる」 という人が多いです。 そんな状態でなん

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    • クラップとは?〜あらゆるジャンルで使われるパーカッション〜 [音楽用語 vol.181]

      クラップ(Clap/Crap)パーカッションの中に含まれる手拍子のことをいいます。 手拍子を直訳すると、正確には「ハンド・クラップ」(Hand Clap)になりますが、リズムマシンに入っている作られたハンド・クラップ音も含めて、パーカッションの中では「Clap」にまとめられます。 指で鳴らす「フィンガー・スナップ」もこの中に分けられます。 近年の音楽では、DTMの進化で打楽器のサンプル素材(サンプラー)が増えて、簡単に世界中の打楽器を扱うことができます。 その中でクラップ

      • ポルタメントとは?〜シンセで重要なパラメーター〜 [音楽用語 vol.180]

        ポルタメント(portamento)音程の違う高さの音と音をなめらかにつなぐことをいいます。 バイオリン、ベース、ギター、シンセ、歌では、この奏法がよく使われます。 DTMではポルタメントのニュアンスを少し入れると、そこに人間味が出てきます。 楽器や歌でやりすぎると、クセが強くなってしまいますが、シンセではよりシンセらしい雰囲気が出せたりします。 主にシンセの音作りでポルタメントというワードはよく出てきます。 ピアノや木琴のような音階で区切られている楽器は、細かいポル

        • スクラッチとは?〜アレンジで使えるスクラッチ〜 [音楽用語 vol.179]

          スクラッチ(Scratch)ターンテーブルを使ってレコード盤を針でこすった、DJスクラッチと呼ばれる「ジュクジュク」「キュルキュ」「ジューン」といった音のことをいいます。 直訳は「引っかく」や「こする」「削る」といった意味がありますが、音楽でいうとこのレコードの針がこすれるノイズ(スクラッチノイズ)を指すことが多いです。 ギターの弦をピックでこすり付けて音を出すことも、スクラッチあるいはピックスクラッチといいます。 DJスクラッチは音を出すことさえむずかしいのに、それを

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        記事

          リニアフェイズEQとは?〜素材を壊さず変化させるEQ〜 [音楽用語 vol.178]

          リニアフェイズEQ(Linear phase Equalizer)位相のズレによる歪み発生させない、濁りがなくキレイな効果を得ることができるEQのことをいいます。 EQで狙った周波数の音圧を変化させると、そこで微量ですが歪みが発生します。 それが音のキャラクターにもなるのですが、最終2mixのようないろんな音が混ざった状態の処理はあまり濁らせたくありません。 そんな時にリニアフェイズEQが効果を発揮します。 少し大げさに言うと、「本当にEQの処理かな」と思うくらいの違いが

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          『Shadow Hills Mastering Compressor Class A』レビュー 〜 頼りになるコンプ 〜 [機材レビュー vol.179]

          普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。 今回はマスタリング・コンプレッサー・プラグイン、Plugin Allianceの『Shadow Hills Mastering Compressor Class A』の使ってみた感想を紹介します。 特 徴・「Shadow Hills Mastering Compressor」実機を忠実に再現したエミュレート・プラグイン。 ・オプトタイプとVCAタイプの2つが入ったコンプレッサー。 ・TMTなど、Plugin

          『Shadow Hills Mastering Compressor Class A』レビュー 〜 頼りになるコンプ 〜 [機材レビュー vol.179]

          『bx_console Focusrite SC』レビュー 〜 頼りになるコンソール・プラグイン 〜 [機材レビュー vol.178]

          普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。 今回はコンソール・チャンネルストリップ・プラグイン、Plugin Allianceの『bx_console Focusrite SC』の使ってみた感想を紹介します。 特 徴・希少なコンソール「Focusrite Studio Console」をエミュレートした、プラグイン。 ・いろんなエフェクトをかけることができるチャンネルストリップ。 ・「TMT」でリアルなズレを再現。 使ってみた感想今回紹介するのは、P

          『bx_console Focusrite SC』レビュー 〜 頼りになるコンソール・プラグイン 〜 [機材レビュー vol.178]

          『maag EQ4』レビュー 〜 とても扱いやすいパライコ。 〜 [機材レビュー vol.177]

          普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。 今回はパラメトリック・イコライザー、Plugin Allianceの『maag EQ4』の使ってみた感想を紹介します。 特 徴・6バンド仕様のパラメトリック・イコライザー。 ・AIR BAND以外の周波数は固定。 ・40kHzの超高域をブーストすることが可能。 ・個性的なカラーが特徴。 使ってみた感想今回紹介するのは、Plugin Allianceの『maag EQ4』というパラメトリック・イコライザー・プ

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          『Pulsar 1178』レビュー 〜 DTMで1176系FETコンプを使うならコレがおすすめ 〜 [機材レビュー vol.176]

          普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。 今回はFETコンプレッサー、Pulsarの『Pulsar 1178』の使ってみた感想を紹介します。 特 徴・名機「1178」のモデリング、FETタイプのコンプレッサー・プラグイン。 ・サチュレーション効果を加えられるうれしい機能。 ・リアルタイムで視覚から確認できるGUI。 使ってみた感想今回紹介するのは、Pulsarの『Pulsar 1178』というFETタイプのコンプレッサー・プラグインです。 「11

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          『Sketch Cassette II』レビュー 〜 ラジカセ風音源の出来上がり 〜 [機材レビュー vol.175]

          普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。 今回はカセットテープレコーダー・ローファイ・プラグイン、Aberrant DSPの『Sketch Cassette II』の使ってみた感想を紹介します。 特 徴・カセットデッキでの再生をエミュレートしたローファイ・プラグイン。 ・テープの種類を選択してさまざまな音質を作れる。 ・インパクトのある手書きのGUI。 使ってみた感想今回紹介するのは、Aberrant DSPの『Sketch Cassette II

          『Sketch Cassette II』レビュー 〜 ラジカセ風音源の出来上がり 〜 [機材レビュー vol.175]

          『Hammond B-3X』レビュー 〜 ハモンドオルガン音源の最高傑作 〜 [機材レビュー vol.174]

          普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。 今回はハモンド・オルガン・ソフト音源、IK Multimediaの『Hammond B-3X』の使ってみた感想を紹介します。 特 徴・ソフト音源で「Hammond B-3」を完全再現。 ・細かい高度なエディットまで可能。 ・T-RackSゆずりの高品質なレスリー・スピーカー付き。 ・相性抜群のエフェクターも装備。 使ってみた感想今回紹介するのは、IK Multimedia の『Hammond B-3X』とい

          『Hammond B-3X』レビュー 〜 ハモンドオルガン音源の最高傑作 〜 [機材レビュー vol.174]

          『Amplitube 5』レビュー 〜 ギタリストの最高のアンプ・シミュレーションゲーム 〜 [機材レビュー vol.173]

          普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。 今回はアンプシミュレーター、IK Multimediaの『Amplitube 5』の使ってみた感想を紹介します。 特 徴・有名ブランド&アーティストとの共同開発。 ・ギター録音のほぼ全てが完結できるエディット。 ・独自のVIR技術でリアルな空間の音を再現。 使ってみた感想今回紹介するのは、IK Multimedia 大人気のアンプシミュレーター『Amplitube 5』です。 『Amplitube』シリー

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          『Space Delay』レビュー 〜 アナログ・テープ・エコーをリアルに再現 〜 [機材レビュー vol.172]

          普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。 今回はテープ・エコー、IK MultimediaのT-RackS 5『Space Delay』の使ってみた感想を紹介します。 特 徴・テープ・エコーの名機「Roland® RE-201 Space Echo™」を再現。 ・DTMに良心的な実機以外の機能を追加。 ・人気のIK Multimedia「T-RackS 5」シリーズ。 使ってみた感想今回紹介するのはIK Multimediaの『Space Dela

          『Space Delay』レビュー 〜 アナログ・テープ・エコーをリアルに再現 〜 [機材レビュー vol.172]

          『Tape Machine Collection』レビュー 〜 テープ・シミュはみんな大好き〜 [機材レビュー vol.171]

          普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。 今回はテープ・マシン・シミュレーター・バンドル、IK MultimediaのT-RackS 5『Tape Machine Collection』の使ってみた感想を紹介します。 特 徴・アナログ・テープマシンを象徴する4機種を集めたプラグイン・バンドル。 ・いろんなタイプのアナログ・テープの特有サチュレーション・質感を再現できる。 ・人気のIK Multimedia「T-RackS 5」シリーズ。 使ってみた

          『Tape Machine Collection』レビュー 〜 テープ・シミュはみんな大好き〜 [機材レビュー vol.171]

          『Sunset Sound Studio Reverb』レビュー 〜 IRリバーブはやはり気持ちいい質感。〜 [機材レビュー vol.170]

          普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。 今回はリバーブ、IK MultimediaのT-RackS 5『TR5 Sunset Sound Studio Reverb』の使ってみた感想を紹介します。 特 徴・伝説のLAスタジオ「Sunset Sound Studio」の空間を再現。 ・空間をシミュレートして残響音を作る、コンボリューション・リバーブ・プロセッサ。 ・簡単操作でリアルな残響音を生成。 使ってみた感想今回紹介するのはIK Multime

          『Sunset Sound Studio Reverb』レビュー 〜 IRリバーブはやはり気持ちいい質感。〜 [機材レビュー vol.170]

          『Comprexxor』レビュー 〜 優等生の万能コンプレッサー。〜 [機材レビュー vol.169]

          普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。 今回はコンプレッサー、IK MultimediaのT-RackS 5『TR5 Comprexxor』の使ってみた感想を紹介します。 特 徴・ビンテージ・コンプ定番『EMPIRICAL LABS Distressor』のモデリング。 ・FETタイプ・オプトタイプなど、さまざまな用途に使える万能コンプ。 ・ハーモニック・ディストーションやGBモードで積極的な音作りが可能。 使ってみた感想今回紹介するのはIK M

          『Comprexxor』レビュー 〜 優等生の万能コンプレッサー。〜 [機材レビュー vol.169]