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『他者の靴を履く』〜エンパシーについての本〜
はじめに
この本はブレイディみかこさんの著書で前作の『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の副読本とも言える一冊。
前作に登場した「エンパシー」について深く掘り下げた本。エンパス気味な私としては聞き捨てならぬ、もとい、読み捨てならぬ本です。
エンパシーとシンパシー
エンパシーとシンパシー、どちらも日本語では「共感」と訳されがちですが、両者は似て非なるもの。
エンパシー…他者の感情や経
クリスチャン・ボルタンスキー氏が教えてくれたこと
昨日、クリスチャン・ボルタンスキー氏の訃報を知りました。
76歳だったとのこと。
クリスチャン・ボルタンスキー氏は「生と死」をテーマとした体感型アートとも言えるインスタレーションの作品を多く手がけた現代美術のアーティスト。
私が彼のことを初めて知ったのは、大地の芸術祭の「最後の教室」。知人のSNSでの投稿がきっかけでした。心臓音と共に明滅する照明…なんだかすごそうだなぁというのが最初の印象で