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鬱を人に見せないタイプ
鬱病、と言っても一括りにできなくて、様々なタイプが存在する。
引きこもりになってしまい社会生活ができない人、躁鬱でアップとダウンが激しい人、自傷する人、カウンセリングを受ける人、薬を飲んで生活する人、などなど。
私が今までに見たことがないタイプもきっとあるだろう。
私は16歳で日本を離れ、異国の地で33歳の今まで生活している。
鬱はあるものの、家族が身近にいない生活をずっと続けているのでかなり
自分から人と距離を置きだした小学6年生
小学6年生になった時に、またクラス替えがあり、最悪すぎたクラスが解散した。
学校側でもその前の年の出来事から問題児をある程度把握できていたので、その子たちは4クラスに渡ってバラバラになり、ベテランの先生のクラスに入れられたりしていた。
6年生のクラスではまたあまり知らない子が多かったように思うけど、リーダー格の女子と違うクラスになったので、私はとりあえずホッとした。
中学受験組にとって、6年生は
「デブス」に厳しい日本の小学校
私の身長は168cmある。
日本人女性としてはかなり背が高い方で、今住んでいる台湾でもよく「日本人にしては背が高いね!」と言われる。
私はこの体が嫌いで嫌いで仕方がなかった。
日本人女性の平均身長は158cmだそう。
私は小学校6年生、12歳の時点で162cmも身長があった。
大人になった今考えると、私は単に他人より成長が早かっただけで、実際にその後今に至るまで6cmしか伸びていない。
でも、
自己肯定が低すぎると起こること
でもさ、アンタいろんなところでいっぱい褒められてるやん?
みんながみんな面と向かってディスってくるわけじゃないでしょ?
卑屈すぎじゃない?
ここまで読んでくれた人はそう思ったかもしれない。
確かにそうだ。
友達からの優しい言葉、仕事でうまくいった時に投げかけてもらえるありがたい言葉。
小さな事で言えば、語学学校で中国語を勉強していた時に、うまく文章を作れたり、以前はできなかった発音ができるように
鬱持ち不登校児のまま大人になってしまった
世の中には大きく分けて、二種類の人間がいると思う。
未来への希望を持って生きている人と、持っていない人。
私は長い期間、後者だった。
後者の人間は、孤独と戦って生きることになる。
それに耐えられなくなると、自分で人生を終える方法を選びそうになる。
誰も味方になってくれない、誰も助けてくれない。
私は何もうまくできないし、やりたい事もない。
自分で選んだ訳でもないのにこの世に生まれてしまった
ラグビーワールドカップ
2019年9月15日〜10月14日。
私はラグビーワールドカップという世界的規模のスポーツイベントでチーム帯同通訳として働いた。
事の始まりは2018年5月頃。
ひょんな事からワールドカップ帯同リエゾンの面接を受けさせてもらえる事になった。
2011年のニュージーランド大会の時、私はニュージーランドに住んでいた。
その年は8年間暮らしたクライストチャーチが大地震で多大な被害が出た年で、私も被災