hoshika

現実と空想/ただの学生

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現実と空想/ただの学生

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記事一覧

苦しいという感情を、忘れたいよりも根本的に解決したいというのが本心なのでは?それなら私は毎日苦しみに囚われるよりは、何かアクションを起こすべきだ。一時の快楽は未来の私を救えない。時間が解決してくれるって頭でわかっていても、感情がついてこないのはいつものことだ。終わりは必ずある。

hoshika
3か月前

心の穴を埋めて

いつもと違う場所に行ったり、 いつもと違う髪型にしてみたり、 どうにかして心の安定を保とうとしているけれどうまくいかない。 自分で自分を愛さなきゃいけないのはわか…

hoshika
3か月前
1

現実世界の話#10

留守にしてだいぶ経つのかな。 ここ数ヶ月自分の内部を言葉にすることが怖かった。自分が考えていること、感じていることを、“そうではない”と思いたくて仕方がなかった…

hoshika
5か月前
7

何が正解なのかわからないから、なるべく多くの情報を得ようとするし、経験を積もうとする。それでもこの感情が、考えが、既存の概念と必ずしも一致するとは限らないし、どう処理すればいいかわからない。日々、答えのない会話をしてくれる人を求めている。

hoshika
8か月前
1

朝はホットコーヒーを飲むようになったし、あたたかい毛布をかけて寝るようになった。気がついたら秋だ。夜風はちょっと寒いくらい。皆さまご自愛ください。

hoshika
8か月前
1

少し前に「街とその不確かな壁」読了しました。良かった、あまりにも良かった。勉強そっちのけで読みきってしまった。落ち着いたら読書感想文書きたいと思ってます。

hoshika
9か月前
2

時間

学校に行けば、毎日規則正しく同じ時間にチャイムが鳴り、チャイムとチャイムの間は授業もしくは休み時間として区別される。 当たり前だけど永遠の授業などない。始まれば…

hoshika
9か月前
2

存在

先日、中学の同級生と久しぶりに会いました。一番仲良くしてた子で、ふわふわとしたかわいさが変わってなくて、楽しい時間を過ごせました。 「学校楽しい?」 「んーhosik…

hoshika
10か月前
3

現実世界の話#9

昨日は少し遠出をしたので、今日はなにもしない日にした。勉強も宿題もとりあえず置いておく。朝はどうしても早く目が覚めてしまうから、ご飯を食べたら読書。サガンの「か…

hoshika
10か月前
4

本来の気力を取り戻したと思ったら、またどん底に落とされた気分になったのでここに来ました。帰る場所を作っておいてよかった。

hoshika
11か月前

#10 過去の味

よく噛んでお食べなさい そしてよく味わいなさい その後悔の味を。 真夏の横断歩道 太陽光を浴びる自分 影は華麗にステップを踏む? 滴る汗はしょっぱい あの味に似ている…

hoshika
11か月前
1

気づいたら今年もまた七夕が終わっていた。何もお願いしなかったな。

hoshika
1年前

#9 夜雨

誰かの願いは 夜空に届くことなく 雨と共に流れ この地に眠る ため息をつく少年少女 それを見る子供心を失った さすらいの旅人 自分の中にも願いがあると知らないで なに…

hoshika
1年前
2

現実世界の話#8

最近の目標は「自分にとって生産性のある生活をすること」だけど、ふと、他人の目が気になる瞬間があった。あの人はどう思っているのだろう、とか気にしなくて良いと大人は…

hoshika
1年前
3

もうすぐで「地の糧」読み終わりそう。次は「老人と海」を読むつもり。過去に生きた人と話すのはとても充実した時間になる。もし、私たちが過去の人になったとき、誰か会話してくれる人はいるのかな。「ファミレスを享受せよ」というゲームの世界観が好きで、こういう創作をしたいと思った。

hoshika
1年前

イヤホンをどこかに忘れた。イヤホンは私の耳が恋しいだろうか。私はイヤホンが恋しいのか、それから流れる音楽が恋しいのか。たぶん決めてしまったら、選ばなかった方に怒られる気がする。とりあえず、月曜日に学校で捜索しよう。

hoshika
1年前

苦しいという感情を、忘れたいよりも根本的に解決したいというのが本心なのでは?それなら私は毎日苦しみに囚われるよりは、何かアクションを起こすべきだ。一時の快楽は未来の私を救えない。時間が解決してくれるって頭でわかっていても、感情がついてこないのはいつものことだ。終わりは必ずある。

心の穴を埋めて

心の穴を埋めて

いつもと違う場所に行ったり、
いつもと違う髪型にしてみたり、
どうにかして心の安定を保とうとしているけれどうまくいかない。

自分で自分を愛さなきゃいけないのはわかっているのに、時々無条件に私を肯定して、寂しさを紛らわしてくれる存在を求めてしまう。

結局、すべてを自己完結で終わらせられるから、「一人でいること」の方が私にとっては都合のいいことなのかもしれない。他人はあくまで本や映画のお話のように

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現実世界の話#10

現実世界の話#10

留守にしてだいぶ経つのかな。
ここ数ヶ月自分の内部を言葉にすることが怖かった。自分が考えていること、感じていることを、“そうではない”と思いたくて仕方がなかったんだと思う。言葉にすることで、それが事実として残ってしまう、信じなくてはいけなくなってしまうのが怖かった。
なぜそこまで自分を否定したかったのだろう。自分に対する理想が高いから?そういう人間じゃない、そういうことを考えている自分になりたいわ

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何が正解なのかわからないから、なるべく多くの情報を得ようとするし、経験を積もうとする。それでもこの感情が、考えが、既存の概念と必ずしも一致するとは限らないし、どう処理すればいいかわからない。日々、答えのない会話をしてくれる人を求めている。

朝はホットコーヒーを飲むようになったし、あたたかい毛布をかけて寝るようになった。気がついたら秋だ。夜風はちょっと寒いくらい。皆さまご自愛ください。

少し前に「街とその不確かな壁」読了しました。良かった、あまりにも良かった。勉強そっちのけで読みきってしまった。落ち着いたら読書感想文書きたいと思ってます。

時間

時間

学校に行けば、毎日規則正しく同じ時間にチャイムが鳴り、チャイムとチャイムの間は授業もしくは休み時間として区別される。
当たり前だけど永遠の授業などない。始まれば終わるし、終わればまた次の授業が始まる。まあその繰り返しこそが永遠なのかもしれないが。
流れる時間をまな板の上に置いて包丁で切るような行為を私たちは毎日していると思う。もしもその区切りがなかったら、どのような生活を営むのだろう。時間割りのな

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存在

存在

先日、中学の同級生と久しぶりに会いました。一番仲良くしてた子で、ふわふわとしたかわいさが変わってなくて、楽しい時間を過ごせました。

「学校楽しい?」
「んーhosikaがいないから中学の方が楽しかったー」

こういうのをさらっと言える友達なんです。
自分で自分の価値を見いださなきゃ!といつもいつも思っているけど、他人に「あなたがいる(いた)から」と言われる以上に幸せなことはないと実感しました。結

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現実世界の話#9

現実世界の話#9

昨日は少し遠出をしたので、今日はなにもしない日にした。勉強も宿題もとりあえず置いておく。朝はどうしても早く目が覚めてしまうから、ご飯を食べたら読書。サガンの「かなしみよ こんにちは」。久しぶりに一気読みをするぐらいハマった。苦手な恋愛物語もサガンのなら読めるかも。恋に翻弄される人間の様は、どこか海の匂いがした。哀しくも美しい。浜辺で一人地平線を眺めてる気分になる。
お昼は好きなものを食べて、午後は

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本来の気力を取り戻したと思ったら、またどん底に落とされた気分になったのでここに来ました。帰る場所を作っておいてよかった。

#10 過去の味

#10 過去の味

よく噛んでお食べなさい
そしてよく味わいなさい
その後悔の味を。

真夏の横断歩道
太陽光を浴びる自分
影は華麗にステップを踏む?
滴る汗はしょっぱい
あの味に似ている

ほろ苦い珈琲
過去を噛みしめてる
素敵なジャズも
雰囲気には合ってるけど
私の心を乱すだけ

快晴の清掃
綺麗になった私の心
相変わらず汚い部屋
逆になることだってある
人間誰しもそういうもんでしょ

癒えない傷と薄れる記憶

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気づいたら今年もまた七夕が終わっていた。何もお願いしなかったな。

#9 夜雨

#9 夜雨

誰かの願いは
夜空に届くことなく
雨と共に流れ
この地に眠る
ため息をつく少年少女
それを見る子供心を失った
さすらいの旅人
自分の中にも願いがあると知らないで

なにもその日に限ったことではない
誰しも心の中に
願いをそっとしまってある
開けっぱなしにしている人は眩しい
最後まで大事に閉めておく人は
内に秘めたる葛藤を持ち合わせている

口にするかしないか
文字にするかしないか
なんて関係ないと

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現実世界の話#8

現実世界の話#8

最近の目標は「自分にとって生産性のある生活をすること」だけど、ふと、他人の目が気になる瞬間があった。あの人はどう思っているのだろう、とか気にしなくて良いと大人は言う。案外、皆細かいとこまで気にしていないと。
でも時々不安になる。他人の心の中はどう頑張っても見れないのだから。五感を研ぎ澄まして(ほとんどが無意識だが)感じる他人の感情の波は、結局は主観的で偏見に値するのだろうか。ぐっと相手の糸を引っ張

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もうすぐで「地の糧」読み終わりそう。次は「老人と海」を読むつもり。過去に生きた人と話すのはとても充実した時間になる。もし、私たちが過去の人になったとき、誰か会話してくれる人はいるのかな。「ファミレスを享受せよ」というゲームの世界観が好きで、こういう創作をしたいと思った。

イヤホンをどこかに忘れた。イヤホンは私の耳が恋しいだろうか。私はイヤホンが恋しいのか、それから流れる音楽が恋しいのか。たぶん決めてしまったら、選ばなかった方に怒られる気がする。とりあえず、月曜日に学校で捜索しよう。