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hoshika
2023年8月3日 19:36
よく噛んでお食べなさいそしてよく味わいなさいその後悔の味を。真夏の横断歩道太陽光を浴びる自分影は華麗にステップを踏む?滴る汗はしょっぱいあの味に似ているほろ苦い珈琲過去を噛みしめてる素敵なジャズも雰囲気には合ってるけど私の心を乱すだけ快晴の清掃綺麗になった私の心相変わらず汚い部屋逆になることだってある人間誰しもそういうもんでしょ癒えない傷と薄れる記憶覚
2023年7月9日 20:47
誰かの願いは夜空に届くことなく雨と共に流れこの地に眠るため息をつく少年少女それを見る子供心を失ったさすらいの旅人自分の中にも願いがあると知らないでなにもその日に限ったことではない誰しも心の中に願いをそっとしまってある開けっぱなしにしている人は眩しい最後まで大事に閉めておく人は内に秘めたる葛藤を持ち合わせている口にするかしないか文字にするかしないかなんて関係ないと
2023年6月30日 19:58
あなたが書いた歌は誰かへの愛で溢れていたあなたが話す物語は甘酸っぱい恋の匂いがした私にはなくてあなたにはあるそんなもの数えきれないほどあるいや 実際は 数えようなど思っていない私には知らないことがあるあなたが考えていることも想いを寄せている人物も何もかも知らないよ知りたいだなんて思ってはいけない?私はあなたの音楽があなたの小説があなたの世界がこんなにも大好
2023年6月26日 13:28
一人毛布にくるまって食べた涙の味は、いつかの海の味がした。しょっぱいね、って笑い合った誰かの顔ももう思い出せない。透明な波は私の足の輪郭を曖昧にさせて、波のさざめきは私を知らない世界へ連れて行った。あのときのように、私は一人青く澄んだ世界にいる。ここにいれば大丈夫、なんて誰が言ったのだろう。もう戻りたくない。ガラクタだらけの世界に私はもう住みたくない。だけど、私の体は私の
2023年6月18日 19:44
両手をぎゅっと握って静かに祈りを捧げる夜誰への、何への祈りなのかもうわからない私たちが知らないところで私たちが見ていないところで誰かが運命の歯車を回しているそんな気がするだけ言葉にしないと。行動に移さないと。何回も言われてきたこの世界の人たちは形にすることを好む実態を持たない何かを信じる私たちは変な人? 生きていては駄目な人?あなただけが頼りだいつだって私の隣にい
2023年6月13日 20:26
窓の向こうの明かりをみつめる一つ、また一つと消えていく誰かが夢の世界へ出発する合図早く寝なさい、と世界から急かされている気分そうだね、寝ないと、わかってるよでもどうしても思考が渦巻くんだ夜は自分が曖昧になる僕は誰なのか、何者なのかふかふかのベッドに身を沈めるこのまま消えてしまうのではないかという恐怖とともに僕は空想世界行きの列車に乗る黒色の機体は夜に溶け込む車窓から眺め
2023年6月10日 16:42
あなたになりたいわけじゃないだけどあなたが好きだと言ったからいつも読まない本にも挑戦したり聴かない音楽に浸ったり星空を眺めたりしているどこに住んでいるのか何歳なのかどんな見た目なのか何も知らないけれど確かにわかるのは私はあなたの声が好きだということあなたの思想に助けられあなたの価値観に惹かれた時から私は確かに変わることができた自分を好きになることができた感謝の気持ち
2023年6月8日 19:54
傘の上で雨粒が踊るちょっとうるさいね、って笑う君透明なビニール越しにみる世界はどんよりと灰色に染まっている私はうれしいあなたが雨を「音」として感じているからポツポツ ザアザア色んな音があるけれどすべて私たちの体で響いている聞こうとしない人たちは雨をどう感じているのだろうそもそも感じようとしているのだろうか水溜まりをひょいと、とびこえる君紺色のスカートが揺れる栗色の髪が少
2023年6月6日 20:25
星が美しいとあなたは言うけれど私にはただ輝いているようにしか見えない。花が美しいとあなたは言うけれど私にはただ咲いているようにしか見えない。海が美しいとあなたは言うけれど私にはただ波打っているようにしか見えない。そんな私だけど、何かを美しいと思えるあなたの心は美しいと思った。 私はあなたの瞳が好き。どこまでも広がる宇宙をぎゅっと閉
2023年6月6日 19:04
半球の空の下で 僕らは点滅する光を見つめている 何光年もの旅路の間 この星は何か変わっただろうか 僕らの瞳が映す煌めきは 今はもうないかもしれない いつかの輝き 燃え尽きて 欠片となって この星に降り注ぐ 僕らはそれを望んでいる 太陽は昇る 白くて明るい光は 僕らの体を満たしていく 朝日はちゃんと浴びなさい 小さい頃に言われた言葉 大きくなってようやくわか