現実世界の話#10
留守にしてだいぶ経つのかな。
ここ数ヶ月自分の内部を言葉にすることが怖かった。自分が考えていること、感じていることを、“そうではない”と思いたくて仕方がなかったんだと思う。言葉にすることで、それが事実として残ってしまう、信じなくてはいけなくなってしまうのが怖かった。
なぜそこまで自分を否定したかったのだろう。自分に対する理想が高いから?そういう人間じゃない、そういうことを考えている自分になりたいわけじゃないと。そういうことだろうか。
それとも否定することは何かプラスに働いたか