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心の穴を埋めて

いつもと違う場所に行ったり、
いつもと違う髪型にしてみたり、
どうにかして心の安定を保とうとしているけれどうまくいかない。

自分で自分を愛さなきゃいけないのはわかっているのに、時々無条件に私を肯定して、寂しさを紛らわしてくれる存在を求めてしまう。

結局、すべてを自己完結で終わらせられるから、「一人でいること」の方が私にとっては都合のいいことなのかもしれない。他人はあくまで本や映画のお話のように、観測する一つの物語でしかなくて、そこに私が関与するのが怖い。私が生きた形跡が他人の記憶に深く残るのが怖い。あえて浅い関係を好むのはそういうこと。

基本的に他人はあまり信頼していません。
生きていくうえで、ともに生活していくうえで、必要なそれなりの信頼は置いていますが、すべてをさらけ出せるなんて思ってません。弱いとこなんか見せるわけない。

でもたまに、ああこの人になら弱いとこも見せられるって思う人と出会います。そういう人はたいてい、芯が強く、私の言葉で揺れ動かない確固たる自我が存在し、他人の評価をあまり気にしていなかったり、寄り添いつつも自分の意見をちゃんと主張してくれたりします。だから、信頼できる。この人は私がどんな状況でも変わらない。そのままで私に手を差しのべてくれる。

毎日生きるのがしんどくて、そういう人たちにsosを出したいけど、そういう人たちだからこそ、思うようには応えてくれないこともありまして。信頼しているからこその期待、やめたいです。相手も自分も苦しいだけなので。

楽になる道を選ぶと他人を傷つけ、選ばないと自分が苦しむ。普段だったら耐えるのだけど、今回ばかりはちょっと厳しい。八方塞がりみたいなこの状況、どうにか脱出したい。

他人を愛するって結構難しい。
だってそもそも自分を愛していないのだから。

先を急ごうとせず、まずは自分のことから。
そう思って日々を生きてます。頑張ろう 。


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