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#125【簡単日記】VRおじさんの初恋、最終週

今日もお読みくださってありがとうございます!

休職からこっち、夕方の時間帯が苦手です。
疲れが出たりしやすく、無気力になることも多い。
今日もなんとなく15〜16時あたりを無為に過ごしてしまった。
これでフルタイムで働けるの??

さてさて、NHK夜ドラ『VRおじさんの初恋』最終週です!

今日の放映回では、ナオキ(野間口徹)がアスカ(田中麗奈)に言うセリフに、この作品に伏流するVR観、ひいては現実感、文化観が示されました。

現実もVRも大差なかった。
どこにいても僕はひとりぼっち。
ガワが自由なだけで、中にいるのはただの人間。

また、今日、ついに悲願の再会を果たしたアスカと父ホナミ(坂東彌十郎)。

アスカとの再会前に不安になってナオキに電話したホナミに、ナオキが言うセリフ、

(アスカとの再会が)うまくいかなくて、また関係が悪くなるようなことがあったとしても、俺がいるから。

が、たいへんイケメンでした。
アスカとの関係がうまくいかないのは悲しいし、アスカと向き合うことを他の人に代わってもらうことはできない。
でも、ほかに居場所がある、そこにいる人が「自分がいる」と引き受けてくれる、
それは何よりの応援だろうと思ったのでした。
またこれがVR世界(倉沢杏菜さんと井桁弘恵さん)ではなく電話(野間口徹さんと坂東彌十郎さん)っていうのもよかった。

このシーン、ホナミがナオキには敬語なのに、せっかく再会できたアスカには父親ぶってしまう細やかな演出が。
ああもうホナミのばかたれー!
せっかくアスカが来てくれたのにー!
でも、それも含めて、いとおしい。
やじゅぱぱの演技力すげえと思いました。

今日の物語の最後でアスカはホナミに次のように言い、ふたりは和解します。

VRで隙のあるお父さんの見た目見たから、暗黒の思い出が冗談みたいに思えてきた。

くらたはカウンセラーさんに「ミュージカルやお芝居を観に行くのって、そのときは楽しいかもしれないけど、終わった後虚しくならないの?」と聞かれたことがあります。
若い頃はあったかもしれないけれど、今はあまりそうは思ってなくて、そのときは「そのあとその作品と生きていけるから(虚しくならない)」と答えました。
図書館で学んだ、児童期の読書の役割に影響を受けているかもしれません。

VRはやったことがありませんが、仮想現実も似たようなものなのかも、と思いました。
ただそれだけで自分自身がガラリと変われるものではない。
でも、確実に自分は影響を受ける。
その影響を現実に生かすか否かは自分次第。

あー今週終わっちゃうのかー。
寂しいなぁー。

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