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映画

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私の映画に関するコメントが書かれてあるものを集めました。
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ボーは恐れているを見た。アリ・アスター監督の「ボーは恐れている」という映画を観た。とても良かったので、皆さんにも観ていただきたい。何度も観たいと思った作品だったので、初めて見た感想をここに残しておく。

※注意点

R15作品。
この記事にはネタバレを含む可能性があります。

大まかな感想

かなり好きな部類の作品であった。主人公は親を亡くし、その親の葬儀に行きたいものの、なかなかいくことができな

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記録する159

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鶏の墳丘を観た。人類が3つのグループに分かれて活動していく話だと受け取りました。私の考えなので本当は少し違うかもしれません。

人類が人類でいられなくなったと悟ったあとの様子のような気もしました。人類が人類として生きていられなくても外部と戦争している様子は滑稽でした。あえて滑稽に描いているようにもみえました。

全て1人で作成した映像作品でありながら、80分越えのものを初めて観たので驚きもありまし

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記録する132

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白鳥ウェス・アンダーソン監督の「白鳥」を観ました。
いじめの話で、1人の男の子が2人の男の子からいじめられている状況を淡々と描いた作品でした。

酷い仕打ちをしている途中で白鳥が出てきます。その白鳥が作品の中でどういった役割を果たすのかは見ものです。思い出すだけで少しぞっとします。

この作品を見終わったあとに、いじめは日常なのか、非日常なのかを考えました。「白鳥」という作品は非日常感に溢れる作品

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記録する127

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クレイジークルーズを観た坂本裕二さんが脚本を手がける「クレイジークルーズ」という映画を観ました。監督は龍悠輔さんという方でした。「大豆田とわ子と三人の元夫」を手がけていたお二人が揃っていた作品だったそうです。

1番印象的だったのは子供の喋り方です。坂本裕二さんの作品では特徴的な子供がよく出てくるので、そういった子供が今回も出てきました。

その子供はクルーズに乗っている大金持ちの孫にあたる人の召

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記録する103(映画の記録)

記録する103(映画の記録)

ドント・ウォーリー・ダーリン※ネタバレ注意

オリヴィア・ワイルド監督が手がけた「ドント・ウォーリー・ダーリン」という映画を観ました。面白かったです。

最初観たときは、女性視点から観た男性社会の歪さについての映画かな?と思って観ていました。男性たちが我々の世界だ!って言っているのも不思議でしたし。そういった男性中心生活って嫌だなみたいなことなのかと思っていました。

話を聞いていると、どうにも内

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記録する88

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地域のお祭り家の近くでお祭りをやっていました。朝には昼花火(音玉?)が鳴っていました。地域のお祭りってこんなに規模が大きいんだと驚きました。歩行者天国まであります。

かなり人もいて大賑わいです。この街ってこんなに人がいたんだという気になります。地元にも地域のお祭りがありましたが、基本夜しかやっていません。それに、大きいお祭りは、やるとしても神社くらいでした。特別な場所を設けなくても、屋台を出して

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記録する82

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ナラッキー新宿、歌舞伎町の王城ビルで開催されているChim↑Pomの展示を観に行きました。奈落でパフォーマンスをしたりカラオケをしたり、ディスコがあったりする、一種の娯楽施設のような場所でした。

一般でも2000円で入れて、無制限に遊べるのでコスパ最強の場所だなと思いながら会場をでました。

でも元々、アミューズメントパークに来た訳じゃなかった気がして少し振り返りました。なんでナラッキーなんだろ

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記録する40

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「君たちはどう生きるか」を観た。

良かった良かった。ジブリの中で1番好きかも。

選択して、選択して、生きて、生きて、生きる。
みたいな印象を受けた。強いぞ。強い人の思考だ。良い良い。と思いながら観た。

強い人の話は好きだ。私は影響を受けやすいので強い思想に飲み込まれるようになる。そして私も、、、強くなる、、、かも。

なんとも盛り沢山な映画だった。好きなシーンも沢山あった。宮崎駿監督は映画を

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ファンタスティック・プラネットを観た。

王道SF映画だなと思いながら観た。これを観ながら私自身の無知を感じた。プラネタリウムを観た後のような気分。巨大な青い生き物と人の話で、ちょっと進撃の巨人が頭によぎることもあった。人の顔が巨人に似ていた気がする。

青い生き物の暮らしから人の暮らしまで、今の生活と被ることが少なすぎて、絶えず情報を吸収しながら話を観ている感じだった。巨大生物とそれにあった大き

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記録する36

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すごくゾクゾクした。

今敏監督の作品である「PERFECT BLUE」を観た。ずっと鳥肌が立ちっぱなしだった。今敏監督の「パプリカ」と「千年女優」をミキサーでドロドロに混ぜたような作品だなと思いながら観ていた。

「パプリカ」は現実と夢との境界線が曖昧になるような話だった。「千年女優」は過去の出演作品と現実の境界が交わっていく作品だった。その両方を持っていたのが「PERFECT BLUE」だと感

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記録する18

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映画「怪物」を見た。

映画を見終わったとき、あんまり良くなかったなとは思わない。今回の映画も例に漏れずよかった。

そして、これは割といい映画だったかも。振り返っているとより良い。ああ今ってこういう映画を作りたい人がいるんだとわかったのもよかった。なんだかんだフィクションとか人の意図とかが好きなのかもしれない。

タイトルの「怪物」ではないけれど、怪物という概念は好き。お化けも妖怪も好き。なにか

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映画:涼宮ハルヒの消失

映画:涼宮ハルヒの消失

2010年公開の「涼宮ハルヒの消失」を見た。総監督は石原立也、脚本は志茂文彦である。ライトノベルが原作であるので、涼宮ハルヒシリーズの作者、谷川流が原作者である。2009年に放送された涼宮ハルヒの憂鬱を見終わり、Netflixにアニメの続きのような映画があったので気になって見た。

因みに2009年に放送されたアニメ版涼宮ハルヒの憂鬱、全28話もNetflixで見ることができる。面白いのでこの映画

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映画:ヤクザと家族 The Family

映画:ヤクザと家族 The Family

 この映画は任侠モノであり、脚本と監督を藤井道人が担当した作品となる。主人公は綾野剛である。ヤクザが殴りあったり、麻薬を吸って堕落するだけではない珍しい映画と聞いて見始めた。

 前半は主人公が極道の道に入り、シノギに努めたり恋愛をしたりする話である。後半は前半から15年経った後、環境が変わりヤクザである主人公にとって生活することが困難になっていく話がされている。

オススメポイント任侠映画の世界

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映画:MEMORIES

映画:MEMORIES

 大友克洋が原作の「MEMORIES」という映画を見た。この映画は全3話から成るオムニバス形式のSFアニメ映画である。それぞれのタイトルは「彼女の想いで」(Magnetic Rose)、「最臭兵器」(Stink Bomb)、「大砲の街」(Cannon Fodder)となっている。

「彼女の想いで」(Magnetic Rose) 監督は森本晃司で、脚本は今敏が行なっていた作品である。

あらすじ

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