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クレイジークルーズを観た
坂本裕二さんが脚本を手がける「クレイジークルーズ」という映画を観ました。監督は龍悠輔さんという方でした。「大豆田とわ子と三人の元夫」を手がけていたお二人が揃っていた作品だったそうです。
1番印象的だったのは子供の喋り方です。坂本裕二さんの作品では特徴的な子供がよく出てくるので、そういった子供が今回も出てきました。
その子供はクルーズに乗っている大金持ちの孫にあたる人の召使いでした。大金持ちの孫も子供だったので子供同士で話しているときもあって、そのときは特になんともなく観ていました。
ただ吉沢亮さんが演じる主人公と喋っているときはなんとなく普通とは違う感じがして印象的でした。お客の子供、しかも客とは言えない存在になぜ敬語なのか?と問うてくることもあります。
子供もそんなこと疑問に思ったりするのかなと少し疑問を持ちながら観ました。子供の頃からそんなことを思わずに育った私は少し生意気なのかもしれません。確かに生意気な餓鬼だなと思われていたかも。と記憶を辿ると思い当たる節があったりしますね。
ただタメ口で喋ってよと言ってくる子供って大人からしたらどうなんでしょうね。
もしかしたらその違和感を感じ取って欲しかったのかもしれないなとも思います。
タメ口で喋ってくれと頼む客って不思議だよね、ということをもしかしたら伝えたかったのかもしれません。
いや、流石にないか、、、。
日常的に急にタメ口で距離詰めてくる人ってあんまり得意じゃないですけど、それって割と共通認識で改めていうことじゃない気もします。飲み会で距離が詰められると思っている人と同じ思考ですね。
以下ネタバレで批判的なコメントなので苦手な方は注意です。
ネタバレになるので言及は控えていたのですが同意しかねる点っていくつかあったんですよね、、、。
不倫されてて不倫していいってのは個人的にはおかしな話だと思うんですよね。
不倫されてたら黙っているのも違いますが、しっかり話あった方がいいと思います。もう許せないなら一旦別れてから次に行くのが誠実さのあるルートです。近くに寄ってきた手軽に好いてくれる人と関係を持ち続けるのは、今後が思いやられます。
この人は一旦気持ちが離れると、不倫したしてない関係なく別の人と関係を持つと思われても仕方ない気がするんですよね。言い訳はしてもいいですし、反論も認めます。ただ思われるという事実は否定できないことは考えておいた方がいいですよね。
実際の貞操観念がどうであれ疑問を持たれる可能性は0ではないです。そこからどう綻ぶかわからないですからね。自身の行動には正当性があっても色々な解釈ができることを頭に入れていたほうがいいなとは思います。
私が生きることができるようになります。