渡生智早

新潟県 村上市(旧 朝日村)出身です。 アメーバブログも書いています。 よろしくお願…

渡生智早

新潟県 村上市(旧 朝日村)出身です。 アメーバブログも書いています。 よろしくお願いします。

記事一覧

カカシ

田んぼ に ひとり いるんだ 番をしているんだ でも ぼくには 向いていない かわいい鳥たち 何を話しているのか わからないけれど ケンカしてるときも あるかもしれない…

渡生智早
1年前
2

ヰノ鴉さん、カラスさん、チェックしてくれて ありがとう。(伝言)

ずいぶん しばらくぶりです。 note を少しチェックしました。 そして 相手は どんなの書いてんのかな。 と思い、アイコン(?)を タッチしました。 でも でてこなかっ…

渡生智早
1年前
3

八月の命日(詩)

 泣ぐなや 智早  もう 俺は いねあんぞ    いいねっか 少しぐらい  思い出しても  教えるごど ねえワ  もう  わがってらんだろ  智早よ  生ぎらんぞ  こ…

渡生智早
1年前
6

虫さん

 晩に  千切りキャベツの上に  小さい小さい  虫さん  さっきは四角いテーブルの辺りで見た  ふうわり  多分 飛んできた  お皿の上の  千切りキャベツの…

渡生智早
2年前
3

写真

 やっと見つけたのは  卒業アルバム  これは とっておくほうに  数少ない あなたの昔  知らなすぎる私  10代の あなた  笑っている  あなたは笑っている…

渡生智早
2年前
2

大丈夫ですか?

お疲れさまです。 地震、ありましたね。 ume-musubi3509 です。 アメーバブログにも少しかきました。 いろいろ引用しています。 失礼します。 私のとこは、震度4とか…

渡生智早
2年前
2

夏の花(詩)

 誰も いない  ドライブイン  国道沿いの  誰も 止まらない  花だけが咲いている  初夏の頃  店の主(あるじ)を  待っている  緑のカーテンに  白い…

渡生智早
2年前
4

ひる の そら(俳句調)

 昼の空   かすかな 月を  染め抜いた  (ひる の そら   かすかな つき を   そめ ぬいた)   こちらもボツ作品です(笑)。   でも、自分は気に…

渡生智早
2年前
2

びょうどう に ・・・(俳句調)

 平等に 朝日は差して 稲の波  (びょうどう に   あさひ は   さして   いね の なみ)  お疲れさまです。    以前、アメーバブログに載せたもので…

渡生智早
2年前
2

1人でも何か できないかな と 思った あの日|https://ameblo.jp/ume-musubi3509/entry-12728767467.html


思い出したら
見てみてください。
よろしくおねがいします。また。

渡生智早
2年前
1

『俺の考え』を さがして|https://ameblo.jp/ume-musubi3509/entry-12727118795.html

よろしくお願いします。

渡生智早
2年前
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車の話(HONDAおしの私が最後にTOYOTAをおしたワケ②)(訂正文あり)|https://ameblo.jp/ume-musubi3509/entry-12723131071.html

お疲れさまです。
よかったら、
思い出したら、
見てみてください。です。
よろしくお願いします。

渡生智早
2年前
1

柿の木(詩)

 柿の木は泣いた  新居のために 切られる命運  より もっと 痛いことのせい  おお わざとでは ないのだよ  人は あやまちを 犯(おか)す  ここにも  …

渡生智早
2年前
1

やく たたず

 私は道具 あなたの道具  私はツナギ あなたのためのツナギ  ある目的の手段として 私は居る  上手く喋れない  馴染めない  生殖できない  美しくない  …

渡生智早
2年前
1

昼の闇(詩)

 太陽は元より  月にも星にも  なれるはずもなく  ただ  私は闇(やみ)  暗がり(くら・がり)  そっちが嫌になったら  私を覗(のぞ)けば いい  目の…

渡生智早
2年前
1

 猫は 夢をみている  寝息をたてながら  母猫の 夢をみている  幼い自分と兄弟がいる  猫は 子猫に還(かえ)っている  母猫の懐(ふところ)に  抱かれて…

渡生智早
2年前
1
カカシ

カカシ

田んぼ に ひとり
いるんだ
番をしているんだ
でも
ぼくには 向いていない
かわいい鳥たち
何を話しているのか
わからないけれど
ケンカしてるときも
あるかもしれないけれど
なんだか楽しそうなんだ
少しだけかな 食べればいいよ
少しだけかな 食べてはいけないよ
両方なんだ
どうせ ぼくは
動けやしない
季節が終われば また
納屋(なや)の中
でもね

いったい ぼくは
いくつになった
おじいさん

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ヰノ鴉さん、カラスさん、チェックしてくれて ありがとう。(伝言)

ヰノ鴉さん、カラスさん、チェックしてくれて ありがとう。(伝言)

ずいぶん しばらくぶりです。
note を少しチェックしました。
そして
相手は どんなの書いてんのかな。
と思い、アイコン(?)を
タッチしました。
でも
でてこなかった方がいました。
お名前を変えたのかもしれません。
何か理由があったのかは
わかりませんが、
お礼を伝えたかったので 失礼して、
お名前を出させていただきました。
見てない可能性が高いような・・・(笑)。
気もするんですが、
自分

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八月の命日(詩)

八月の命日(詩)

 泣ぐなや 智早
 もう 俺は いねあんぞ
 
 いいねっか 少しぐらい
 思い出しても

 教えるごど ねえワ
 もう
 わがってらんだろ
 智早よ

 生ぎらんぞ
 この世の中で
 生ぎらんぞ

 
 過去のボツ作品です(笑)。
 2017年の7月12日とあります。
 方言が入っています。
 わかりやすくすると
 こんなふうです。

 「泣くんじゃないよ お前
  もう自分は そっちの世界に

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虫さん

虫さん

 晩に

 千切りキャベツの上に

 小さい小さい

 虫さん

 さっきは四角いテーブルの辺りで見た

 ふうわり

 多分 飛んできた

 お皿の上の

 千切りキャベツの上に

 かすかな線の

 集まりのよう

 消えそうなくらい

 誰が描いたのか

 薄い墨でできているのか

 重さはあるのか

 私の問いかけを待たず

 虫さんは

 次へ飛んだ

 動いている虫さん

 機械仕掛け

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写真

写真

 やっと見つけたのは

 卒業アルバム

 これは とっておくほうに

 数少ない あなたの昔

 知らなすぎる私

 10代の あなた

 笑っている

 あなたは笑っているけど

 それを見た私は

 泣いている

 幼い男の子

 どんなに家で

 つらいことが

 あったとしても

 写真の中のあなたは

 ずっと笑顔のまま

 ずっと未来の私が見てることなんて

 知りもしない頃

 ず

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大丈夫ですか?

大丈夫ですか?

お疲れさまです。

地震、ありましたね。

ume-musubi3509 です。
アメーバブログにも少しかきました。

いろいろ引用しています。
失礼します。

私のとこは、震度4とか。
新潟の南魚沼では、震度5弱とか。
今、落ち着いています。

久住さん、
六井さん、
花岡さん、
八木さん、

あと、いろいろ、

大丈夫ですか?
大丈夫ですか?

近くや、ご近所さん、知り合い、
声を かけあって

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夏の花(詩)

夏の花(詩)

 誰も いない

 ドライブイン

 国道沿いの

 誰も 止まらない

 花だけが咲いている

 初夏の頃

 店の主(あるじ)を

 待っている

 緑のカーテンに

 白い花 幾らか

 ひとりきり

 待っている

 主の来ないことを知りながら

 一年ごとに

 花の数が増えていくけれど

  

 それは思いの数ですか

 それは寂しさの数ですか

 問う者もなく

 今は ただ

 

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ひる の そら(俳句調)

ひる の そら(俳句調)

 昼の空 

 かすかな 月を

 染め抜いた

 (ひる の そら

  かすかな つき を

  そめ ぬいた)

  こちらもボツ作品です(笑)。
  でも、自分は気に入ってます(笑)。
  
  空のブルーに白っぽい月。
  なんか、けなげ(笑)。
  色、きれいでしょ?
  って、思う(笑)。

びょうどう に ・・・(俳句調)

びょうどう に ・・・(俳句調)

 平等に 朝日は差して 稲の波

 (びょうどう に

  あさひ は

  さして

  いね の なみ)

 お疲れさまです。
 
 以前、アメーバブログに載せたものです。
 見たら、2021年10月3日とあります。
  
 また、ボツ作品です(笑)。

 この文で、
 「満(み)ちて」という表現、
 「穂波(ほなみ)」という言葉を、
 使わなかった理由があります。

 一応(笑)。

 そん

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車の話(HONDAおしの私が最後にTOYOTAをおしたワケ②)(訂正文あり)|https://ameblo.jp/ume-musubi3509/entry-12723131071.html

お疲れさまです。
よかったら、
思い出したら、
見てみてください。です。
よろしくお願いします。

柿の木(詩)

柿の木(詩)

 柿の木は泣いた

 新居のために 切られる命運

 より もっと 痛いことのせい

 おお わざとでは ないのだよ

 人は あやまちを 犯(おか)す

 ここにも

 

 だいじょうぶかい

 大丈夫ではないよね

 わるかったね

 わるかったね

 ただ 救いは雨

 雨が傷口に やさしかった

 続く雨

 柿の木を癒すように

 人間にその力を 少しだけ見せた

 地鎮祭は雨降り

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やく たたず

やく たたず

 私は道具 あなたの道具

 私はツナギ あなたのためのツナギ

 ある目的の手段として 私は居る

 上手く喋れない

 馴染めない

 生殖できない

 美しくない

 頭がよくない

 そんな私を ここに居(お)れと言う

 別れたくないと言う

 朝4時に起き

 5枚のタオルを替え

 洗濯物を回し

 晩の食器を片づけ

 米をとぎ

 1階のフローリング全部をホウキで掃き

 鍵を開

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昼の闇(詩)

昼の闇(詩)

 太陽は元より

 月にも星にも

 なれるはずもなく

 ただ

 私は闇(やみ)

 暗がり(くら・がり)

 そっちが嫌になったら

 私を覗(のぞ)けば いい

 目の中が休まるから

 そんな役割(やくわり)

 私にしかできないこと

 でも

 奥深くへは

 入らないように

 迷わないように

 何にも無いから

 所詮(しょせん)

 暗がりでしか ないのだから

猫

 猫は 夢をみている

 寝息をたてながら

 母猫の 夢をみている

 幼い自分と兄弟がいる

 猫は 子猫に還(かえ)っている

 母猫の懐(ふところ)に

 抱かれている

 ずっと ずっと

 このままで いたい

 猫は丸くなって

 夢の中で

 鳴きながら

 今日も眠り続けている

 真昼

 母猫に逢うために

 猫は

 夢をみている

 
 (2017年6月の詩です。)