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ここでつまずく!学習のポイント【小学1年生】

初めて学校生活を送る小学1年生。

1年生の学習で注意したいのは、勉強の基礎となる文字や数字を初めて学ぶにしては学習進度が速いこと!

今後の学習に必要な基本的な内容ばかりですので、自宅学習の時間を作ってしっかり身につけたいですね。

それでは、小学1年生がつまずきやすい学習のポイントを、国語と算数にわけて見ていきましょう!


国語

書き方

小学1年生でも漢字も習います。

漢字でつまずきやすいのは、正確に書くこと。線がつく・つかない、出る・出ないや、点や線の長さ・数の違いなどで間違いが出やすいです。

これを防ぐには、まずはひらがなとカタカナを正確に書くこと。書き順に気をつけて、丁寧に書く練習をしておくと、漢字学習の土台になります。

長音・促音・拗音

「長音」とは「いもうと」のように伸ばす音のことです。カタカナでは「ー」で書かれます。

「促音」とは「行った」のように、小さな「っ」「ッ」で表される音のこと。「拗音」とは「きょうしつ」の「きょ」のように、2字のかなで表される音のことです。

これらの長音・促音・拗音は、お子様にとっては発音が難しかったり、話し言葉と書き言葉が違ったりするのが、つまずきやすい原因です。音読や書き取りをすることで文字と読みの組み合わせに慣れていきましょう。

また、しりとりやゲームをしながら、語彙を増やしていくのもおすすめです。

助詞

助詞とは、「私は勉強します」の「は」のように使う言葉のことです。

特につまずきやすいのが「は」「を」「へ」。理由は、文字と発音の違いです。「わたし は おきます」という文の「は」の発音は、「ワ」になるからです。

これに慣れていくためには、まずは文の単語ごとに「/」を入れて、言葉の区切りを正しく理解させましょう。例えば「わたし/は/おきます」のように入れます。

また、「わたしわおきます」というように、わざと間違えた文を作っておいて、間違い探しをするのも楽しく学ぶ方法の一つです。

算数

数字の書き方

ひらがな・カタカナと同じように、数字も正確に丁寧に書けるようになることが大切です。数字の書き方が汚いと、計算間違いにつながります

また、数を数えたり、数が増えたり減ったりすることを把握するのもまだ難しい年ごろ。

家にあるミカンやブロックを机に置いて、数をかぞえて、その数字を書く練習をすると良いでしょう。目に見える物と数字を結びつけることで、数の感覚が養われていきます。

くり上がり・くり下がり

小学1年生では「3+8=11」のように、10の位にくり上がる足し算が登場します。

また、「11-3=8」のように、2ケタから1ケタにくり下がる引き算も学びます。

これがスムーズにできるようにするためには、「10のまとまり」を意識することが大切です。

1~9までの数字のどれとどれを足したら10になるのか、パッと言えるようにしましょう。

1~9までのトランプを裏返して山をつくり、1枚ずつめくって、トランプの数と合わせて10になる数を言うゲームもおすすめです。

時計

時計の読み方も、つまずきやすいポイントです。

1分単位でメモリが入っているアナログ時計をお子様の目に入る場所に置いて、ふだんから時計を見る習慣をつくると良いでしょう。

つまずきやすいのは、短針です。1と2の間に短針があるときは、1時台だということに注意させてください。

生活のなかでも、理解度に合わせて「短い針はどこにある?」「長い針が0にきたら、何時ちょうどになる?」「今、何時何分?」など、お子様に積極的に聞いてみましょう。算数を意識させたり、詰問になったりするのではなく、あくまでも日常会話として入れていくのがコツです。

こちらの記事もご参考になれば幸いです。

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