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洞川温泉に1泊と温泉街ぶらり散策

4月6、7日は以前から気になってたけど
未踏だった奈良県天川村の洞川どろかわ温泉へ🙌
雰囲気の良い温泉街と木造旅館が多く
一人やと楽しみきれなさそうやったので
友人を巻き込んだのんびり温泉旅😆


洞川温泉に至るまでの内容は
別記事で書いてるのでよければ…

僕だけ金曜休みでハイキングして
天川村のゲストハウスに前乗り泊

土曜朝に友人と合流して
みたらい渓谷を歩いて洞川温泉入り♨

今回は洞川温泉1泊と
温泉街の散策について書いてみます

洞川温泉

洞川温泉郷は大峯山から発し熊野川の源流ともなっている山上川のほとり、標高約820m余りの冷涼な高地の山里に位置する。歴史ある純和風木造建築の旅館、民宿などが20数軒、土産物店、陀羅尼助だらにすけ丸の製造販売店などが軒を連ねる。

Wikipediaより
展望台から眺めた大峯方面

みたらい渓谷ハイクの続きで
温泉街を見下ろす展望台へ🙌

展望台から眺めた温泉街方面

見下ろした温泉街には
大きな建物がなく景観が良い♪

各宿は部屋数が少ないので
混雑時期には早めの予約が必要かも…
今回は半年前に予約しました😙

《昼の散策》最中で小腹を満たす

15時を過ぎチェックイン可能やけど
宿に入ると出たくなくなるので
ハイク終わりの小腹を満たしついでに
昼の温泉街を散策してみた

温泉街を通る道が大峯山への参道で
その両側に宿や店が立ち並ぶ
派手さは無いが落ち着く街並み

温泉街を歩いてると
道標を兼ねた石像が…
そういえばハイク中にも
いくつか見かけたこの石像

街の入口にいた石像

後鬼って何やろう…と思いつつ
現地では調べず、今さら確認💦

葛城山で山岳修行を行い、熊野や大峯の山々で修行を重ね、修験道の基礎を築いた役小角えんのおづのが従えてたとされる夫婦の鬼が、前鬼ぜんき後鬼ごき

夫の前鬼は陽を表す赤鬼で、鉄斧を手にし、その名の通り役小角の前を進み道を切り開く。現在の奈良県下北山村出身とされる。
妻の後鬼は陰を表す青鬼で、霊力のある水が入った水瓶を手にしている。現在の奈良県天川村出身とされる。

Wikipediaより

洞川温泉はこの後鬼の末裔により
起こされたと伝承されているそうです

桝源ますげん旅館

散策しながら旅館見物…
泊まる宿ではないけど
どこの宿も気になる😂

今回洞川温泉に泊まれて満足🙌
…となるはずが色んな旅館を見て
他宿も泊まりに再訪したい🤩に💦

散策してたどり着いたのは
良い雰囲気のカフェ

古民家リノベみたい…

投稿された写真にあった
甘味が美味しそうで訪問したが
実はここ、シェアオフィスという扱いで
日、時間替わりで店が変わるそう👍

みんなでアイス最中を注文

訪問時に入ってたのは
天川村中心部に店を構える
ジェラート屋さんでした

僕が注文したのは
甘酒シナモン生姜味😋
甘さの中に生姜のピリッと感
組み合わさって美味しかった

そしてパリパリな最中が上顎に…
持っていかれそうになり思い出す
ミルクボーイの漫才😙
久々聞きたくなったので🔗

居心地良いカフェで談笑し
時間を忘れそうになるが
せっかくなので早めに宿へ💨

洞川初泊はあたらしや旅館

いつか来たような、
どこか懐かしい感じがする。
「あたらしや」はあなたを
そんな気にさせる宿です。

宿HPより

道路から少し奥にある
小さな庭を横目に入る宿
もちろん初めての訪問ですが
外観や内装の写真に見惚れて
予約したので懐かしさは感じた🙌

硝子戸の奥に整然と並ぶ
スリッパが美しいなと眺める…

玄関に入り靴を脱ぎ名前を言うと
そのまま部屋へと案内される

ビジネスホテル慣れしすぎて
帳簿は?支払いは?となったのが
のんびりできてないなと感じた💦

建物を奥へ…
土産物スペース
下へと案内される

部屋は地下?と思ったけど
川沿いの宿ではよくある
表と裏では階数が違うあのタイプ✨

案内されながら雑談したり
経路を覚えたりしてて
宿の方がこの扉開けながら言った
ここから部屋で~す👋を聞き逃す💦

部屋と夕食

和室にたどり着いて着席し
お茶入れてもらいつつ帳簿を書く
その間もザワつく友人たち…

8畳和室が2間続き

入室時は隣部屋の襖が閉じてて
廊下っぽい場所も通ったので
隣は別部屋かと勘違い💦

そんな襖一枚で隣部屋と仕切る?
いやそんな宿も前にあった…と
一言を聞き逃したことで焦る😅

その後、確認して廊下も含め
1部屋だと判明しました🤩

部屋内の廊下
部屋の外はすぐ川が流れる
廊下の奥には囲炉裏も
洗面とトイレ付き
部屋の障子

飾りガラスを組み込んだ障子
こういう凝った建具って
最近見かけないけど良いな♪

早めのチェックインのため
明るいうちに風呂に入り
夕食までは川沿い特等席で
お茶飲みながらのんびり過ごす✨

夕食は鴨鍋
鹿肉のロースト

前週は曽爾で猪肉を食べ
この週は鴨や鹿肉を食べて
どうしたんやと腹が驚いてそう😂

鴨も鹿もあっさり美味しく
いつになくご飯が進み満腹😋

もう無理やってとこにデザートと
食後はごろごろ水で入れた珈琲☕

ごろごろ水は、洞川温泉から大峯山の登山口に至る参道沿いの五代松鍾乳洞付近の石灰岩相から湧出する名水百選の水。名称は役行者が大峯山より下山の際にこの地で水を飲み、洞窟の奥より小石が転がるような音を反響させながら流れる様子から。

《夜の散策》醸造所のクラフトビール

夕食で腹いっぱいになり部屋へ…
休憩すると動きたくなくなるので
すぐに夜の温泉街へと出発

屋号の字体がかっこいい
明かりが灯った宿

提灯は部屋のある川沿いや
温泉街中に吊るされてて
暗くなってから存在感を放つ

宿屋 徳兵衛

宿泊した宿の向かいの宿
市松模様な硝子戸が目を引くが
建物全体が芸術作品のよう

遊技場などは無いようですが
夕食終わりの宿泊客が浴衣姿で
下駄鳴らし歩くのは風情がある

古い木造旅館が並ぶ一角
モダンな雰囲気の建物がある

こちらが2022年8月にできた
洞川温泉醸造所だそうで
購入もできるが立ち飲み形式で
クラフトビールを味わえる

メニュー

普段はアルコール飲まないが
旅先で友人となら少し飲む🍺

山わらうエール|ハーフ600円

念願の洞川温泉の湯に浸かり
自然満喫、美味しいご飯食べ
友人と語らい飲むビール
色んな感情も上乗せされ美味過ぎ✨
すぐ酔うけど心地良い気分でした♪

僕以外の友人は飲める人なので
醸造所を出て町の酒屋により
部屋で飲む用の日本酒買ったり
醸造所で追いビールを求め寄ったり…

僕は帰りも旅館見物兼下見?
どんどん泊まりたい宿が増える💦

行者の宿 角甚かどじん
いろは旅館

どの宿も木造旅館で雰囲気良く
どこ泊まってもハズレなさそう…

満腹、高揚感、ほろ酔いでの
散策を終えて宿に戻る

玄関脇のロビー
洗面スペース
組子細工の飾り

部屋に戻って僕は水とお茶
友人はアルコールを飲んで雑談

《朝の散策》豆腐と陀羅尼助

ビール飲んで夜遅くまで起きてたけど
朝風呂目当てにみんなで起床🙌

朝食

風呂で目を覚まして食事へ
朝食もおかずが多くご飯が進む♪
この日は予定未定やったけど
しっかり食べました😋

チェックアウト最終の10時まで
しっかりのんびりさせてもらい
名残惜しいけど宿を出る🙏

あたらしや旅館
場所|奈良県吉野郡天川村洞川215
プラン|1泊2食付き鴨鍋プラン
料金|¥19,000

朝の温泉街を散策

当初この日の予定未定やったけど
前日桜が見れなかったことで
場所は確定せずとも早いバスで
洞川を出るとだけ前日に決定🙌

バスまで1時間と少しだけ
再び温泉街を歩いてみました

銭谷小角堂

銭谷小角堂は、役行者えんのぎょうじゃの幼名である役小角えんのおづぬを屋号の由来とし、今昔変わらぬ伝統薬、陀羅尼助だらにすけを今に伝えています。

今回、洞川で初めて耳にした
陀羅尼助という名称ですが
奈良県の人にとっては
意外と身近なものらしい

修験道の開祖である役行者は、大峯山で修行する修験山伏のため、万病に効く「ダラスケ」の製法を弟子の後鬼に伝授。これが洞川に伝わる、和漢胃腸薬「陀羅尼助・陀羅尼助丸」の起源と言われる。

現地の看板

主成分は黄檗おうばく
皮を数日間煮詰めて延べ板状にしたもの
→陀羅尼助:主に下痢止め
丸薬は黄檗の皮の粉末とセンブリなどの
粉末を混ぜ合わせ精錬したものがある
→陀羅尼助丸:主に胃腸薬

ただし製造が特許に保護されておらず
複数の製造所で成分が少しずつ異なるそう

チェックアウト時に宿から
少量の陀羅尼助丸を貰ったけど
ちょっと怖くて飲めず…🙄

その後、温泉街の外れまで歩き
折り返して名水豆腐の店に立ち寄る

名水豆腐 山口屋

友人の一人が買うとのことで
一口いただいたけど絶品でした😋

再び宿前を通る🙌

宿の斜め前にある純喫茶
立寄りたいと思ってたけど
滞在中に行くことができず😢

行けなかったのはここ以外に
鍾乳洞やごろごろ水もあるので
やっぱり再訪することにします🙌

出発まで30分以上あるけど
乗遅れたら4時間待ちなので…😅

綺麗すぎて無数の魚が見える
バス停横を流れる川🐟

水も空気もご飯も美味しくて
滞在中のんびり心地良かった洞川
再訪できることを願いあとしました🚌💨

《旅の続きは飛鳥で桜ハイク》

今回巡った場所

滞在中は温泉街の道(緑線)を
行ったり来たり散策しました
黄●は立寄り、滞在した場所
白○は気になった場所

狭い範囲にひしめくように
魅力的な建物が立ち並ぶ
好みの景観な温泉街でした👍

4/5~7奈良吉野路旅_記事まとめ

4/5|吉野から天川ハイク
(coming soon…)
4/5-6|天川のゲストハウス泊

4/6|みたらい渓谷ハイク

4/6-7|洞川温泉泊

4/7|飛鳥で桜ハイク


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