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#NPB

新ユニフォームを観察しよう!【ロッテ篇】

新ユニフォームを観察しよう!【ロッテ篇】

 パ・リーグの最古参であるロッテは「最もユニフォームを変えない球団」として有名だ。タテジマにワンポイントでスタイリッシュな書体のMマークをつけたユニフォームを見ると一瞬で「ロッテだ」となるのだが、今回数箇所ほどマイナーチェンジが施されたのでそこを観察しよう。

伝統かつ王道のホーム・ユニフォーム 冒頭でも書いた通り、ロッテのホーム・ユニフォームはマイナーチェンジを繰り返しながら30年近く同じデザイ

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【G】巨人軍、盟主も遠くなりにけり

【G】巨人軍、盟主も遠くなりにけり

 あの巨人が最下位に沈んでいる。絶望的に打てないという訳でも、投手陣が火だるまの如く炎上している訳でもなく、ただ淡々と負けている印象を持つ。世間では原辰徳監督の采配が限界を迎えているという意見もあるが、果たしてどうなのだろうか。

長期政権の悪しき伝統 通常、NPBの監督というと5年ほど務めると長期政権と呼ばれるのだが、巨人に限ってみれば10年ほど監督をしなければ長期政権とは言われない。90年近い

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新ユニフォームを観察しよう!【横浜篇】

新ユニフォームを観察しよう!【横浜篇】

 平成24年のDeNAベイスターズ発足時から、色を変えながら生き残っていた横浜のホーム・ユニフォームが一新された。発表会のメンツが「19」の山崎康晃と「98」の京田陽太だったので、平成10年のV1と同じデザインが予想されたが、革命的なデザインとなった。今回は、そんな横浜の新戦闘服を穴が空くほどじっくりと観察することとする。

昇華プリントを伝統に? 広島のユニフォームのように、電撃的な発表ではなく

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パ・リーグユニフォームランキング【Aクラス篇】

パ・リーグユニフォームランキング【Aクラス篇】

↑Bクラス篇はこちらから!

 昨回のBクラス篇と同じく、今回も照準でAクラス篇を書いていくこととする。

3位:日ハム至高のミズノ・ワールド
ホーム:80点
ビジター:80点
合計:160点/200点

 新球場に移転する日ハムを3位と評価した。新庄ユニフォームと言われているが、本人の感想はイマイチとの事だ。

 まず、このユニフォームの素晴らしさは刺繍にある。例えば、前述の新庄剛志監督の背番号

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見える巨人、見えない広島

見える巨人、見えない広島

 昨日の中日横浜戦中止の一報を受け、僕の興味は巨人戦へと移った。その試合を見ていると、両軍のユニフォームが対照的だったのでそのことを書くこととする。

巨人のユニフォームは携帯端末対応? このnoteでも数回巨人の新ユニフォームについて書いたのだが、その度に「スタイリッシュ」や「スッキリした」という言葉を使っていた。僕は巨人戦と中日戦はテレビで見ることがほとんどなので、今回の広島巨人戦が初めて携帯

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パ・リーグユニフォームランキング【Bクラス篇】

 久しぶりにユニフォーム関係の更新となるが、ユニフォーム・フリークの皆様はこのnoteの存在を覚えていただいているだろうか。前回のセ・リーグ篇は降順での紹介だったが、今回はパ・リーグを昇順でランキングしていくこととする。

6位:ソフトバンク野球は最先端だが…
ホーム:60点
ビジター:60点
合計:120点/200点

 この球団はアジア1の野球施設が揃っている事で名高いが、ユニフォームは流行に

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セ・リーグユニフォームランキング【Aクラス篇】

セ・リーグユニフォームランキング【Aクラス篇】

 横浜の新ユニフォームが発表され、セ・リーグの今期新戦闘服が出揃った。阪神のビジター・ユニフォームのマイナーチェンジを含めると、セ・リーグはなんとヤクルト以外全ての球団がユニフォームを変えたということになる。今回は、そんな衣替えをしたセ・リーグのユニフォームにホーム・ビジターそれぞれ200点の点数をつけ、独断と偏見で順位をつけていこうと言う企画だ。

1位:巨人球界とスポーツブランドの盟主が共演

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サード・ユニフォームを観察しよう!【巨人、ヤクルト篇】

サード・ユニフォームを観察しよう!【巨人、ヤクルト篇】

 昨日の中日戦は休みということで、セ・リーグの他の2カードを楽しくテレビやラジオを通して観戦していたが、それぞれ主催側の巨人、ヤクルトのユニフォームがサード・ユニフォームであった。今回は、それを観察することとしよう。

「黒い巨人」昨季よりも… 昨季はヨウジヤマモト氏とのコラボで全身が真っ黒のユニフォームを着用していた巨人は今季も黒いユニフォームを取り入れているのだが、僕は昨季よりも今季のものの方

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復刻ユニフォームを観察しよう!【横浜篇】

復刻ユニフォームを観察しよう!【横浜篇】

 このnoteでは、主に試合のある日は中日についての投稿をしているが、昨日の試合を振り返り、感想を文字に起こしてしまうと批判が並んでしまい楽しくなくなってしまうので、今回は楽しい話題を。

 三浦大輔監督一下、石井琢朗、斎藤隆、鈴木尚典の諸氏がコーチを務める横浜。この面子を見ると、昔からの野球ファンは横浜最後の優勝を思い出すのではないか。今回、その当時のユニフォームを横浜が復刻することとなったので

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サード・ユニフォームを観察しよう!【阪神、中日篇】

サード・ユニフォームを観察しよう!【阪神、中日篇】

 決して、中日が不甲斐ない試合をしたからこの内容を書いている訳では無いということだけ冒頭で宣言させて頂こう。この2球団は近年サード・ユニフォームの迷走が続いていたが、今回は素晴らしいユニフォームに仕上がっていたのでそれをじっくりと観察しよう。

阪神ウル虎、本当の意味での「型破り」 昨年までの阪神のサード・ユニフォームを見ていると、炭酸ジュースのパッケージや大阪のオバハンに例えられるようなデザイン

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新ユニフォームを観察しよう!【中日篇】②

新ユニフォームを観察しよう!【中日篇】②

 今季より、ロサンゼルス・ドジャース風のデザインに新調した中日の新ユニフォームのレプリカを買ったので、今回は観察企画の第2弾としてデザインではなく実際に手に取ってみてしか分からなかったことを書いていくこととしよう。

かなり軽い生地 これは予想していたことではあるが、このユニフォームはかなり軽い。遠目からはわからないが、近くで見るとかなり細かいメッシュ生地である。

 上記の画像を見ていただくとお

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【CL】独断と偏見でサード・ユニフォームアワード・セ2023

【CL】独断と偏見でサード・ユニフォームアワード・セ2023

2022年はコチラ!

 各球団、補強期間を終え、ある程度の順位もわかってきた状態。我が中日はと言うと、悲惨なもので球団史上初の2年連続最下位街道をひたはしっているということもあり、今季はユニフォーム関係の投稿を中心にしようと思う。それでは、今回は昨季からの続き物ということで、サード・ユニフォームで秀逸なものを部門ごとに分けて書いていくこととしよう。今回はセ・リーグとパ・リーグを分け、改革賞、伝統

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【PL】独断と偏見でサード・ユニフォームアワード・パ2023

【PL】独断と偏見でサード・ユニフォームアワード・パ2023

 個人的に忙しくて、パ・リーグ篇が後回しになってしまったことをお詫びする。今季のパはまさに波乱の連続。巨大戦力のソフトバンクはただの肥大戦力で連敗を重ねてしまった。その中で、戦力に乏しいとの見立てをされていたロッテが激しい追い上げを見せている。では、そんな熱パのサード・ユニフォームを評価し、改革賞、伝統賞、デザイン賞の3部門を選出しようではないか。

改革賞ロッテ・CMLユニフォーム
 改革賞は今

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【Bs】エースが抜けても大丈V?オリ若手がすごい!

【Bs】エースが抜けても大丈V?オリ若手がすごい!

 日本シリーズの終焉から早くも1ヶ月が経とうとしている。甲子園球場、完全アウェーの中でオリックスファンが熱唱していたチャンステーマが僕の頭から離れない。その歌い出しが「栄光と挫折を、何度も繰り返そうと」という歌詞。来季のオリックスは大黒柱の山本由伸に加え、この3年間先発ローテーションの苦しい時期に幾度となくチームの危機を救ってきた山﨑福也までもがチームを去ることとなってしまったので、「栄光」から「

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