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えほん・ほんを読もう

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子どもへの読み聞かせ絵本や、おすすめしたい本など。
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#絵本

絵本紹介マンガ「みんなでなっとうづくり」

絵本紹介マンガ「みんなでなっとうづくり」

図書館へ行ったら小2の息子が、
「これ借りたい」と言って借りた絵本。
私は納豆を週に2回くらいは食べないと落ち着かないんだけど、息子はまったく食べない。
なのに納豆の作り方は知りたいらしい。

ざっくりいうと、なっとうができるまでのそうだいなお話。
手作業だとこんなに手間ひまかかるのに、三パック100円以下で買えるのがすごいよ、納豆。

見た目は薄い絵本なのに、文も絵もボリューミィ。
お話の最後で

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寝る前の絵本は対象年齢外

寝る前の絵本は対象年齢外

小1の息子は、寝る前に「絵本を読んで」と必ず言います。
もう自分でも字が読めるようになったけれど、
「読んでもらう」時間が好き。

枕元に段ボールを並べただけの本棚を置いて、
そこに絵本の一部を並べています。
その中から、「今日はこれ!」と選ぶわけですが、
対象年齢は若めの本が多いです。
まぁ、そもそも対象年齢なんて書かないほうが選ぶ自由が広がると思ってますが。

最近のお気に入りは、「にゅうしち

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空想絵本のストーリーのネタで子供と喧嘩してしまう

空想絵本のストーリーのネタで子供と喧嘩してしまう

息子が今、絵本づくりに夢中です。
「絵はうまくないから、おかあさん描いて」
とストーリーを考えているようです。

途中までできたものを見せてもらうと、

闘い
闘い
勝ったのは〇〇!
・・・

と闘いばかりが続いています。
なんで男の子、こんなに闘い好きなの・・・

そこで、
「どうして闘いが始まったのかな。
 闘いのあとどうなるのかな。
 これを読んだ人はどんな気持ちになるかな。
 おかあさんは

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子どもが「こわい」と思う本は避けるべきなのか?

子どもが「こわい」と思う本は避けるべきなのか?

本の1ページに住み着いてしまうタイプの人もいるこわい本は、好きですか?
おばけ、怪談、暴力的な表現、事件、死に関すること・・・
「こわい」の種類もいろいろです。

本は創作の世界と思ってはいても、
こわい本を読むと、その内容を忘れたくても忘れられず、
心にくすぶってしまうこともあるかもしれません。
「本はあくまでも創作の中にすぎない」
と割り切れるタイプと、
「本の1ページに住み着いてしまう」

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すてきすぎるどろぼうたち

すてきすぎるどろぼうたち

子どもの寝かしつけの絵本は、日本語の『すてきな三にんぐみ』
表紙の題名の字体は、自信があるのかないのか?
どっちやねん!という味わい。
この3人ぐみは、どろぼう。
おどしに使う3つの道具は、ちょっとかわいらしい。
1.ラッパじゅう
2.こしょう・ふきつけ
3.まっかなおおまさかり(これはこわいね)

あるよる、いつものように馬車をとめた3にんぐみは、
みなしごのティファニーちゃんに会い、だいじにか

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絵本『とりかえっこ』で声遊び

絵本『とりかえっこ』で声遊び

今夜の7才息子からの寝る前の読み聞かせリクエストは『とりかえっこ』でした。

ひよこが出会った動物になき声を交換しようと持ちかけます。
ねずみなら
「ぴよ」と「ちゅう」を交換。

ねずみが「ぴよ」
ひよこが「ちゅう」

といってお互いわかれます。
つぎにブタに会ってなき声を交換すると
ひよこは「ぶう」
ぶたは…?
「ぴよ」

おかしいですね。

そんな交換シーンがくりかえされます。

本を読み終え

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寝かしつけ絵本『からすのパンやさん』『まがればまがりみち』

寝かしつけ絵本『からすのパンやさん』『まがればまがりみち』

今夜の寝かしつけ絵本は
『からすのパンやさん』と
『まがればまがりみち』

かこさとしさんのこの絵本では、
どうやったらものが売れて、
売った人も買った人もにこにこしていられるか、
をついでに学ぶことができます。

大騒動でたくさんの人が集まったからすのパン屋さん。
パン屋さんはこんなことをいいます。
・あつまってきてくれたお礼
・パンは一人3個まで売ること
・みっつ買う人は茶色の風車に並ぶ
・2

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絵巻物が手のひらサイズの絵本に『ちょうじゅうぎが』

絵巻物が手のひらサイズの絵本に『ちょうじゅうぎが』

びじゅつえほん
というシリーズをご存知でしょうか

これは、
国宝の絵巻もの「鳥獣人物戯画」
をこどもむけの絵本仕立てにしたもの。

絵巻物は、
絵から場面を想像するのが魅力のひとつ。
想像を奪わない程度にお話をどこまで表すべきか、きっと考えられた本なんだろうな。

モノクロの世界のうさぎとカエルが
ちょっとユーモラスなキャラクターになって手のひらにおさまっています。

すこしかわった絵本が好きな

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WBCをきっかけに野球絵本が読みたくなったら

WBCをきっかけに野球絵本が読みたくなったら

わが家では、WBCを何ひとつ観ませんでした……
あえて観なかったわけではないのですが、
テレビをつけることがめったになく、波に乗れていなかっただけですが。

小1の息子はというと、
学校でWBCの話題が出るらしく、
耳学問でなんかすごいらしいと情報を仕入れてくる。

そして、WBCを観たい、ではなく、
「野球の絵本が読みたい」
と言い出す。

そこで、図書館のレファレンスカウンターで聞いてみた。

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寝かしつけ絵本 モンスターはぐハグ

寝かしつけ絵本 モンスターはぐハグ

『モンスターはぐハグ』
本日の寝かしつけ絵本。

以前、野球をテーマにした絵本を図書館の人に訊ねて紹介してもらった2冊目の絵本。

ちなみに一冊目はこちら 

https://note.com/canamaru/n/n84db88d8f390

ただね、
読んでみたら、野球のシーンは冒頭1ページだけ笑

けれど、
赤と青のモンスターが、
遊んでるのか、競い合ってるのか、
ゆかいな掛け合いがユーモラ

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寝かしつけ絵本『こじまのもりのかわべのピクニック』

寝かしつけ絵本『こじまのもりのかわべのピクニック』

関東地方は桜が満開。
雨風で少し散り気味ですが、週末はお花見日和ではないでしょうか。

明日は公園にお花見ピクニックに行きます。
寝る前の絵本でこの絵本をチョイスしてきた息子。

「明日ピクニックだから、この本読んで。
 なんっかこの本、すきなんだよね~
 もうねむいから、声だけ聴いてるから。
 ときどきちらっと絵をみるよ」

そういいつつ、
結局最初から最後まで絵本の絵をしっかり凝視していました

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