寝かしつけ絵本『こじまのもりのかわべのピクニック』
関東地方は桜が満開。
雨風で少し散り気味ですが、週末はお花見日和ではないでしょうか。
明日は公園にお花見ピクニックに行きます。
寝る前の絵本でこの絵本をチョイスしてきた息子。
「明日ピクニックだから、この本読んで。
なんっかこの本、すきなんだよね~
もうねむいから、声だけ聴いてるから。
ときどきちらっと絵をみるよ」
そういいつつ、
結局最初から最後まで絵本の絵をしっかり凝視していました。
(読了後、即寝)
それくらい、この絵本の「絵」が魅力的。
木々や花々、川のみずみずしさ。
主人公のこねずみの視点から、
見上げた先にあるかがやくようなのいちご。
こわごわひとくちかじると
「わあ、おいしい!」
甘酸っぱい味が口の中に広がるようです。
絵だけでなく、すてきな表現もぺージの中に、
さらさらとちりばめられています。
水辺に鏡のように花が移る様子を、
まるでももいろの花がこねずみに興味をもって咲いている、
ももいろが水いっぱいに広がるようなみずみずしく表しています。
絵から想像する。
ことばから想像したくなる。
両方がそろっている絵本は、思ったより多くないものです。
明日のピクニックがより楽しみになって
わくわくした気持ちで眠れそうですね。
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