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『赦し』比べられないこころ
相手が罰を受ければ許せるなんてことはない。自分や自分の大切な人を害した相手があとでどんな酷い目に遭おうと、零れた水はもう盆には戻らない。ただ、何もなかったかのようにのうのうと生きていることが受け入れられないから、せめて相手にも自分が失った以上に失わせてやりたいと思う。
映画『赦し』を観た。高校生の娘をその同級生に殺された元夫婦が犯人、福田夏奈の減刑を求める裁判を通じて、彼女の罪と向き合う話だ
ファミリークラブの扱いが決まった
はじめに
私は、現在STARTO ENTERTAINMENTに所属しているアイドルのファンだ。今日(2024/4/15)、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)から今後のファンクラブの取り扱い方針について発表があった。これまではSMILE-UP.の管轄にあったファンクラブが、今後は独立した会社になるそうだ。
SMILE-UP.はエンタメ事業からは手を引き補償に専念する、と会見で話したが、そ
就活つらい本当につらい
就活のことを考えると簡単に涙が出るので、今の私なら天才子役をやれると思う。我輩は哲学専攻の4回生である。内定はまだない。
これまでの就活
いっちょまえに将来の夢があった。人気業界な上に採用する人数が少ない。業界大手の選考は何の手応えもないまま早々に脱落した。採用数が限りなく少ない中小規模の企業の選考を突破する自信もない。
そろそろ視野を広く持って、他の業界も考えようと先月から思い始めた。
安心できないこの社会で
『正しき地図の裏側より』(逢崎遊)を読んだ。誰もが自分の人生を生きることに必死ななかで、余力を他人に注ぐことが愛なのだと思った。
物語の全貌が見えてきたクライマックスあたりで、タイトルに納得する作品が好きだ。最近読んだものだと、『なれのはて』(加藤シゲアキ)はため息が出るほど深みのあるタイトルだった。
『正しき地図の裏側より』もそんなタイトルだ。あっけなく人生のレールを外れてしまった主人公の耕一郎
どこかで会社員をしているらしい
肩書きが分からないSNS上の人のことをインフルエンサーと呼んでいる。この定義に当てはめるとインフルエンサーだけど、もっと柔らかい言葉で呼びたい人がいる。数年前までtwitterで140字SSを書いていた人で、発信頻度は減ったが今もたまに写真やブログをアップしている。私は彼女の顔も肩書きも知らない。綺麗な手と髪と後ろ姿と、澄んだ文章が好きで、好きなままもう5年は経った。
今日、久しぶりにブログ
早起きについて思うこと
「風呂に入って後悔することはないのだから、どんなに面倒でも思い切って入浴するのがいい」という趣旨のツイートを見かけて感心したことがある。私は風呂が大好きなので入浴を面倒くさがる人の気持ちはわからないのだが、「風呂に入って後悔することはないから」という理由付けが気に入った。一瞬頑張れば必ず幸せになれるのだ。
ここ数日、早起きせざるを得ない事情があり普段より2時間ほど早く朝を迎えている。毎朝1時