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私がこの世を去ろうとした日。(大切なことってなに?)

私は自称HSS型HSP。転職なんて数知れない。人といるのが苦手。でも人との出会いや未知なる経験が好き。インドに一人で25日間旅した変なひとだ。それでも今幸せに生きている。


あなたはこの世を去りたいと思ったことがある?

私はあるよ。だって、ただただ辛かったから。でも、私の場合は誰かにいじめられたり、お金に苦労していたわけでもない。ただ真面目腐って生きていた。自分がわからなくなっていた。やりたいことと、今やっていることがあまりにも違くて、それでも軌道修正をできる自信がなくて引きこもった。仕事をすることも怖くなっていた。ずっと食っちゃ寝状態で、自分の太っていく姿を見ては幻滅し、だんだんと生きる意味なんてなくなっていった。

私が負のサイクルから抜け出せた理由。

私はある日、もう気力がなくなって、この世を去ろうとした。その時は実家の自分の部屋にいた。みんな出かけているようで、ひとり静かに引きこもっていた。もういいやと思って、あとは時間が経過したらあの世に行くはずだった。その行為をしていたんだ。しかし、急に母親の顔がうかんだ。あの世にいってしまった私を発見し、母が絶句し意識がどこかいってしまっているような、見たこともない、ひと回りもふた回りも小さく見える変わり果てた姿だ。私は、涙が止まらなくなった。大好きな母。私は恵まれて生きていることをすべて忘れていた。本当にこの世を去ってしまう人は、意識なんてないんだと思う。気づいたら肉体から離れているのだと思う。私は違った。本当はもっと楽しい経験をしたかった。私の中にいるもう一人の強い自分がまだ声をかけてくれていた。それに、どこからか母の意識が私を救ったような気がした。もし家庭環境が悪い家で育っていたら、私はとっくに命を落としていたかもしれない。

愛する人を悲しませること。

もしあなたに家庭環境が悪くても、あなたが悲しませたくない人がいると思う。そのたった一人の存在があなたを助けてくれる。もし、あなたに悲しませたくない人がいないなら、はっきり言って、私にはわからない。だって、あなたの気持ちはあなただけのもの。私にはわからないから。でも、寄り添うことはできる。人は、その経験をしていなくても、失う辛さや苦しさに共感できる。ドラマを見たり、映画を見たりして涙するように。完璧にあなたの感情と一致することはできないけれど、少しでも寄り添うことが出来る。だから伝えたい。あなたは本当は幸せになりたいんだ。楽しく生きたいんだ。だけどできなかった。だからこの世を去ろうとしている。

人は皆、楽しいことが好き。

自分でこの世を去ることは、この世で一番悲しいこと。人生、ずっと上り坂のことなんてない。ずっと下り坂なんてこともありえない。この世は移り変わるから。笑っている時が一番幸せなんだ。生きていれば、絶対にまた楽しいことが待っている。抗わなくていい。ちゃんと呼吸もできている。動ける身体がある。太陽の光を浴びれる。目を瞑れば、本当は私たちはただの光たちだって気づくんだ。肉体があるからこの地球にいられるだけで、本当はみんな同じ光たち。

輪廻転生を信じるか?

私は、信じている。それよりも、今は過去世の記憶を持った人もいる。彼らは、信じているのではない。知っているんだ。なんどもこの地球でやり直ししている。魂を成長させるために。だから光に帰ってもまたやり直すだけ。だから辛くて動けなかったら、少し流れに身をまかしてみる。どうせこの世は変わるから。確実に変化するから。焦らない。


信じられる?私たちがいるところだよ。


小さすぎる幸せ。

この世を去ろうとした日、ただただ今ある命に感謝が芽生えた。貴重な命。無理なく食べられるこの身体。トイレもちゃんと行ける。朝起きて顔を洗える水がある。当たり前が当たり前でないとわかったとき、幸せが一気に近づいてくる。抗うことは辞める。ただ、今できることをやってみるだけ。世界は広い。辛くこの世を去りたい時は、視野が狭くなっていて、まるでこの現実しかないのではと錯覚する。でも本当の現実は、計り知れないほどある。あなたは世界のちりほどの部分でしか生きていない。外を見だしたら、最高に楽しい現実が待っているとも知らず、同じところに吸い付いている。

私がインドへ行ったとき、道端に貧困そうな人たちがたくさんいた。汚らしい恰好で。長い間シャワーも浴びれていないのか、ハエがたかっていた。

それでも彼らは生きていた。

インドで人力車に乗せてもらったとき、彼は一生懸命にこいでくれた。日差しの強い中。白髪としわが目立ち、歳もずいぶんいっているようだ。その彼が動かす人力車に、彼よりずっと若い私が乗っている。切なくなった。降りたときに、交渉していた時とは違う金額を渡した。それはたった50円ほど多く払っただけだった。なのに彼は目を輝かせて喜んでくれた。インドは物価が安いから低賃金でも生きやすいが、それでも環境面はかなり悪い。なにかあった時に対処なんて出来やしないだろう。それでも彼らは黙々と働いていた。日本で満員電車に乗って時間に囚われている人たちよりずっと幸せそうに見えた。インド人は騙す人が多いという。でもそれは日本も同じ。私が住む町では、しょっちゅう振り込め詐欺の注意放送が流されている。それに、今やインドは中国を抜く世界1位の人口の国となった。(2023年7月)いろんな人がいて当たり前だろう。

あなたの知らないインド。

私はネットでインドのことを調べていた時、怖くなって約8年間インドへ行くことが出来なかった。しかし、もし明日この世からいなくなるなら、何をするだろうか。何に後悔をするだろうかと考えた。頭に浮かんだのは、インドでの一人旅だった。そして私は海外旅行も不慣れで英語もろくに話せないまま、勇気を持ってインドへ一人で行ったんだ。何かあってもそれでも良いと半ば投げやりで。そこで私が体験したインドは、ネットに書いてあることと全く違った。こんなに愛に溢れた国だとは聞いていなかった。だから私は少しでもこの貴重な経験を書き残したいと思いnoteに書いている。ネットの情報のおかげで自分でビザを取り、安全に旅ができた。しかし、ネットの情報には書かれていないたくさんのインド人の親切さに触れた。酒を飲んでみんなでバカ騒ぎして楽しんだり、カラオケで歌ったり、みんなでキャンプしたり、海に行ったり… そういう楽しさではない。心がジーンと温まるみんなの顔が柔らかくなるような、そんなインドの楽しさを経験した。世界はまだ見ぬ知らないもので溢れかえっている。インドでの経験はこの記事に詰まっている。


インド。ニューデリー。

本当の幸せ。

本当の幸せなんて、ちっぽけだ。ちっさいことだ。結局それが一番の幸せなんだ。どんなにお金を持っていようと、どんなに美貌を持っていようと、どんなに健康であろうと、ちっさい幸せに気づかずいることが、すべてを不幸に陥れる。楽しいこと、笑うこと。これが一番の幸せだけど、あなたはどんなイメージをしてる?楽しいことは、決して騒いで賑やかなことだけではない。笑うことも、決してばか笑いすることだけではない。一人でいたって楽しめる。一人でいたって笑顔になれる。(にやついていたら気持ち悪いけどw) ちなみに私は今日、木綿豆腐に醤油と酢をかけて食べたらめちゃくちゃ美味しくて幸せだった。最高だろう?w

前を見る練習。

じゃあ今日からやろうっていったって、すぐにできたらあなたは宇宙人だ。私たちは地球人。ちょっと時間が必要。それを楽しむためにこの世にやってきた。どうせまた悲観してしまうんだ。生きているからね。その時に、いつもよりすこーしだけ早く前を向いてみる。すこーしだけね。無理はしない。私はそうやってきた。今だって落ち込むことがあるし、自分を卑下することもある。でも今までより落ち込む時間が短くなった。だって、無意味だから。なんで楽しく生きたいのに、わざわざ悲しくなるようなことをするんだろうか。私の中に、関ジャニ∞の村上くんを忍ばせている。関ジャニファンからは怒られてしまうかもしれないが、彼のメンタルの強さとニコニコ前へ進む強さが好きだ。私の中のお助けマンだ。あなたは誰を忍ばせる?なかなかの強い味方になってくれるはずだ。

もしあなたがひとりで苦しんでいたら、またちょっと私の記事を見に来てほしい。なにか力になるかもしれない。おこがましいって?私はそんなに落ちぶれてないって?じゅうぶん力をもらったって?w

世界の人口80億4500万人(2023)。
これだけいる世界であなたは今何人と出会っているだろうか?
1億人?それならまだ70億人も残っている。

この中で同じ悩みを持っている人が必ずいる。
2023年間の歴史の中で、自分ひとりだけの悩みという確率はほぼないだろう。だから大丈夫。解決策は必ずある。ネットや本で必ずあるはずだ。さ、またちょっと歩いてみるか。☆彡


kochi,India

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