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マーケティング編

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#ライティングのコツ

マーケティングとかUXとかのカスタマージャーニーマップにも行動経済学を取り入れたほうがいいんじゃないか説~あるいは「ジョンが多すぎる」件について~

これからお話するのは、「体験」を扱っている方なら、どなたでも一度は意識しておいたほうがいいよ! と感じることです。

でもすべては、タイトルの通り。もうやってるわ! とか、「ピンと来た人」は、これ以上の情報はないので、またね!
みなさんに良きクリエイターライフがあらんことを!

ちょっと話を聞いてやるか、という方はお進みください。

マーケティングとかUXとかのカスタマージャーニーマップのおさらい

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そのSEOは、なんのため?~SXO的SEOの実践手法~3/3

『ライティング(文章の中身)』を主軸に、どんな文章にしたら良いページだと思ってもらえる(≒検索順位が上がる)か? のお話。今回はとうとう、SXO的SEO手法の3回目にして最終回。

・これをやっとけ!(別のページで解説)
・これはやっちゃだめ!+対策方法(前回のページで解説)
・小ワザ(このページで解説)
上記のように切り分けたうち、もっとも実践的な「じゃ、どうすりゃいいの?」のお話をしていきます

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そのSEOは、なんのため?~SXO的SEOの実践手法~2/3

前回に引き続き、SXOの視点をもったSEO手法のお話。『ライティング(文章の中身)』を主軸に、どんな文章にしたら良いページだと思ってもらえる(≒検索順位が上がる)か? の、続きです。

・これをやっとけ!(前回ページで解説)
・これはやっちゃだめ!+対策方法(このページで解説)
・小ワザ(別のページで解説)
上記のように切り分けたうち、今回は「これはやっちゃだめ!」的なお話と、それに対する対策方法

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そのSEOは、なんのため?~SXO的SEOの実践手法~1/3

前々回にSXOの考え方をお伝えし、前回は今後のSEOについてお話しました。

今回は、SXOの視点をもった、2020年以降のSEO手法についてのお話です。
『ライティング(文章の中身)』を主軸に、どんな文章にしたら良いページだと思ってもらえる(≒検索順位が上がる)か? みたいなお話をしていきます。

・これをやっとけ!(このページで解説)
・これはやっちゃだめ!+対策方法(別のページで解説)
・小

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そのSEOは、なんのため?~目的地なきSEO&SXOは、どこにも行けない~

前回は……
SEO(検索エンジン最適化)に変わるSXO(検索体験最適化)って考え方を知りました。
たけど、検索エンジンが検索体験をチェックするようになっていくので、結局SXOも広義のSEOに含まれるよね!
だからGoogleガイドラインに沿ったSEOしようね!
……ってお話でした。

具体的な「SXO≒ガイドラインに沿ったSEO」をやっていく前に、SEOに関わるWeb業界の変化のあれこれと、考えて

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そのSEOは、なんのため?~SXOってSEO対策になるよ、って話~

「SEO対策、これだけやっていれば大丈夫!」みたいな論が、かつては沢山あったのですが、今はあんまり見られません。

実際、そういう手法、やってみてどうですか? 検索結果の上位、維持できていますか?
Googleのアルゴリズムアップデートのたびに、右往左往していませんか?

ここでは、Googleの検索アルゴリズム変更にも負けない、強いページの作り方をお話します。

※今さらそんな話!? 遅れてない

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新・『行動を起こしてもらうための理論』を、ライティングに応用しよう

第1回では理論を、第2回では応用をお伝えしました。

今回は、これらをもうちょっと先に進めたお話。行動経済学の新しい理論を使って、行動を起こしてもらう文章の作り方を考えていきます。

「強制」ではなく「軽い促し」で選択肢を誘導する2017年にノーベル的な経済学賞を受賞した、リチャード・セイラーという方が提唱した理論。
それが、「ナッジ理論」です。
ナッジとは「nudge」、すなわち「小突く」「肘で

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『行動を起こしてもらうための理論』を、ライティングに応用しよう~応用編~

前回のページでは、行動経済学のプロスペクト理論(損失回避性と価値の不均等)についてお話しました。

ここからは、それらを応用する手法をお伝えします。

ちょっとおさらいプロスペクト理論簡単にプロスペクト理論をおさらいします。

損失を回避するような選択・行動をする。
人は、「新しく得ること」や「利益を増やすこと」よりも、「得ているものを失うこと」や「損失を被ること」を、より強く避ける傾向があります

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『行動を起こしてもらうための理論』を、ライティングに応用しよう

このページでは、人に行動してもらうための文章に使える理論をご紹介します。
申し込みにつなげる。成約率を上げる。読んだあとに問い合わせしてもらう。
ライティングに限らずさまざまな場面で使える便利な理論なので、ちょっと小難しいですが、気になった方は読んでみてください。

『行動を起こしてもらうための理論』ってナニ?『行動を起こしてもらうための理論』については、ノーベル的な経済学賞も受賞している研究分野

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エシカルに行こうぜ

「エシカル」または「エシカル消費」という言葉を聞いたことがないでしょうか。

年々注目が集まっている考え方で、マーケティング的にも……っていう前説はちょっと置いておいて、とにかく『エシカルに行こうぜ!』と言いたい。

(最後のほうで制作関連のお話になるので、ちょっとガマンして読んでみてね。)

エシカルってナニ?エシカル(ethical)とは、直訳すれば「倫理的な」とか「道徳的に正しい」とかいった

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【2/3更新】Web制作/マーケのスキルアップまとめ

少しページが増えて煩雑になってきたので、まとめました。

最近更新したページとかオススメは以下

【New】薬機法とか個人情報とかコンプレックス広告とか、表現の締めつけが“ちゃんと”キツくなってるので、ちゃんとしようね、というお話
【New】2021年8月の薬機法の改正でライターが気をつけたいこと
【New】誤字だけは潰したほうがいいって話
【New】お店で店員さんにあれやこれや質問して、丁寧に答

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UX設計はお作法って話

いつもはライティングに関するワザがメインテーマですが、今回は少し思想じみたお話。

UX(ユーザーエクスペリエンス=ユーザー体験)と制作の関係についてです。
ここでいう制作とは、ライティングを含めた、さまざまなプロダクトや商品やサービス、あるいは趣味の創作に至るまで、すべての「つくる」行為のこと。

先に結論を話してしまいます。

UX設計は「思いやり」であり、守るべき「作法」のようなもの。
ライ

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制作の拠り所『構成案』で情報を整理する

テーマと目的を設定することで、文章を書き始められるようになりました。

ゴールを設定することで、文章を終えられるようになりました。

文章の中身は、脳内の編集者の力を借りてブラッシュアップ。脳内の編集者は、コンセプトをもとに編集していきます。

どうやって目的を達成するか、どのようなコンセプトにするかは、読者の「気持ちの変化(パーシェプションチェンジ)」を想定しましょう。

このページでは、テーマ

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制作のコンセプト作りに使える4つの手法

製品、商品、サービス、プロダクトを制作し、あるいはマーケティングし、プロモーションする際には、全員で共有できるコンセプトを示し、上流から下流まで貫き通すことが大切。

ここでは、コンセプト作りに私がよく使っている4つの手法をお伝えします。

前提:ゼロからの企画開始時ではなく、モノはある程度決まっている場合のお話ですまったくの新規事業で、なにもないゼロからスタート! という際には、別の手法を使いま

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