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なぜ自力を尽くさねばならないのか?中島岳志「思いかけず利他」その3

なぜ自力を尽くさねばならないのか?中島岳志「思いかけず利他」その3

この本の「おわりに」に次の記述がある。

 「他力本願」とは、すべてを仏に委ねて、ゴロゴロしていればいいということではありません。大切なのは、自力の限りを尽くすこと。自力で頑張れるだけ頑張ってみると、私たちは必ず自己の能力の限界にぶつかります。そうして、自己の絶対的な無力に出会います。
 重要なのはその瞬間です。有限なる人間には、どうすることもできない次元が存在する。そのことを深く認識したとき、「他力」が働くのです。そしてその瞬間、私たちは大切なものと邂逅し、「あっ!」と驚きます。これが偶然の瞬間です。

本書「おわりに」より

ここから、次の、生きる示唆が得られる。自力を尽くせ!限界まで!自分の無力さに気づくまで!

そうして、その瞬間に他力が働いて、「あっ!」って思うんだね。

そうだね。気づきを得るための一つの方法として、自力を尽くす、ということが挙げられると思う。

自力を尽くすとは?

とにかく、noteを書くにしろ、自分の全力を出し切ることだね。そうしたら、何か、「あっ!」と思う瞬間に出くわすんだ。

noteを書くときにも全力を尽くすんだね。

そのとき、何か気づきを得て、アナタも、ブレイクスルーを体験することになるんだろうね。

とにかく、生きる示唆を沢山与えてくれる本!

こんな風に、とにかく、生きる示唆を沢山与えてくれる本が本書だよ。

ストーリー仕立てで、面白いとも、前回、前々回に言ってたよね。

今が旬のこの本は、今読むのが重要だと思う。コロナ禍のときに書かれたこの本は、コロナ禍が終わりそうな今の時期が、ギリギリ旬なのかもしれないね。

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