過去の「嫌な記憶」を消化する
ここではなるべくポジティブな考えを書くように努めているのですが、今回はBPD(境界性パーソナリティ障害)で辛かったことを綴っていきたいと思います。
と、いいますのも、PMDD(月経前不快気分障害)によりネガティブな感情に襲われているのです。
これは私にとってとてもつらい症状であり、過去の嫌な出来事がめくるめく思い出されるのです。
頭で考えているだけだと落ち込むことに繋がってしまうので、文章として書きだして客観的に見ることで、もう終わった出来事なのだと自分に認識させる意図があります。
BPDによる人間関係の困難
話は高校時代まで遡ります。
私が高校生の時代には、入学する前から「○○○高校新入生」というようなライングループがあり、私も参加していました。
そこでたくさんの友人とやり取りをして、入学してからは4~5人のグループで毎日のようにスタバやマックに行ったりプリクラを撮ったりしていました。
しかし、私は大人数での行動が得意ではなく、
正直なところ無理をしていた部分がありました。
1学期が終わるころには別の友人と2人行動をすることが増え、グループで遊んでいた友人とは校内で挨拶をする程度の間柄になっていました。
その挨拶ですら私には苦痛だったのですが・・・。
授業でのグループワークも大の苦手で、最低限の発言や行動のみにとどめていました。
周囲からは「感じが悪い」「協調性がない」と思われていたと思います。しかし、そう思われることよりも、人の輪の中に混ざることの方が圧倒的に苦痛なのです。
陽キャといわれる人たちはなぜいつもグループで楽しそうに過ごしているのだろうか?
青春を描いたようなその姿は私には眩しくて、嫌悪感を抱いていました。
在学中、人並みに異性へ好意を抱くこともありました。しかし、1対1で話すとなると緊張して上手く呼吸ができず、喉がつまり、頭が真っ白に・・・
全然上手く会話をすることができませんでした。
そのうちに彼は陽キャのグループの女の子たちと付き合うようになりました。
なぜ自分は彼女たちと同じようにできないのか?
なぜ「いつも明るく笑顔でいること」「周りに合わせて盛り上げること」「複数人の女の子と行動を共にすること」ができないのか?
疑問で仕方ありませんでした。
仲の良い友人に対しては、「私ズレてるからな~」「変わってるってよく言われるんだよね」と自虐していましたが、BPDであることを知らない当時の私は、一人答えのない苦しみの中を彷徨っていました。
仲の良い異性の友人は何人かおり、私にとって緊張せずに笑って話せる人たちでした。
これが自分と合っているということなのか?
と考えた当時の私は、そのうちの一人と付き合うことにしました。
しかしなぜなのでしょう。付き合った途端に相手への嫌悪感が込み上げてきたのです。スキンシップどころか、会話やラインのやり取りまでしんどくなってしまいました。
高校を卒業してからも何人かの方と付き合ってみたのですが、共通の話題もあり、顔もタイプの範囲であり、清潔感もあるのにも関わらず、同じように嫌悪感が沸き上がってきてしまうのです。
スキンシップに至っては心を無にしないと気分が悪くなってしまうほどでした・・・。
どの相手も、人として良い方ばかりで、自分のせいで傷付けてしまったことは本当に申し訳なかったと感じています。
上記のようにならずにお付き合い出来た方も2人います。
しかし、割合でいうと1割にも満たない確率なのです。
パーソナリティ障害をもっていない方を見ていると、このような苦悩はないように見受けられます。もちろんその他の悩みはあるかもしれませんが。
おそらくはBPDの症状として極端に偏った思考があるので、そういったことが関係しているのかもしれません。
過去の人間関係に悩んでも仕方のないことですし、私は今ある人間関係を大切にしていきたいと思っています。
同じように人間関係で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、コメントいただけると嬉しいです🌷