パリオリンピック開幕！ おすすめのスポーツ小説や映画を紹介
7月26日(金)より、いよいよパリオリンピックが開幕します。
昨今、オリンピックの弊害や問題点が多く取り上げられていますが、それでもアスリートたちが真摯に競技に向かう姿勢は観る者の心を熱くします。
オリンピック自体を題材にした小説や映画というのは実はそれほど多くありません。
そこで今回は、スポーツを題材にした作品を紹介し、オリンピックを迎えるにあたってその魅力に触れてみたいと思います。
スポーツを題材にした作品は、アスリートたちの真摯な姿勢や努力、友情、そして挫折を描き出すことで、多くの人々に感動を与えます。
パリオリンピックを迎えるにあたって、これらの作品を通じてスポーツの魅力に触れ、アスリートたちの姿勢に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
スポーツを通じて得られる感動や学びは、日常生活にも大きな影響を与えることでしょう。
スポーツは才能だけではトップになれない
学生アマチュアボクシングを題材とした青春小説。
物語は、大阪の下町を舞台に、天才的なボクシングセンスを持つ鏑矢義平と、いじめられっ子だった幼なじみの木樽優紀の成長と挫折を描いています。
木樽は、成績トップクラスの特進コースの学生でありながら、強くなりたいという一心でボクシング部に入部します。
鏑矢の背中を追いかけ、地道な努力を続ける木樽
そんな彼の姿に深い感銘を受けること必至です。
ボクシングの技やルールについても丁寧に解説されており、ボクシングに詳しくない読者でも楽しめる内容となっている本作。
友情や努力、挫折といった青春小説の王道を行く作品であり、スポーツの本質を描き出した作品と言えるでしょう。
死ぬ時に悔いのない人生を送れるか
クリント・イーストウッド監督・主演
小さなボクシングジムを営む老トレーナー、フランキーと、彼の元にやってきた31歳の女性ボクサー、マギー。
マギーは、ボクシングの才能と根性を持ちながらも、女性ということで多くの困難に直面します。
しかし、フランキーと彼の親友スクラップの支えを受けながら、マギーは成長し、夢に向かって進んでいきます。
この映画は、単なるサクセスストーリーではありません。
「死ぬ時に悔いのない人生を送ったと言えるか」
ヒラリー・スワンクが演じるマギーの生き様は、多くの人々に感動を与え、人生について考えさせる素晴らしい作品です。
箱根駅伝にはこんなドラマもあった
箱根駅伝を題材にした青春小説。
箱根駅伝といえば、三浦しをんさんの『風が強く吹いている』が有名で、私も大好きな作品のひとつです。
が、今回は敢えて堂場瞬一さんのこちらを紹介させてください。
本作では、箱根駅伝の中でも『学連選抜』という混成チームにスポットを当てています。
『学連選抜』は、予選で好タイムを出した選手たちが集まるチームで、普段は別々の大学で活動している選手たちが一つのチームとなり、レースに挑みます。
そんな普段は交わらない選手たちの葛藤や成長、友情を描きながら、究極のチームスポーツとしての駅伝の魅力を伝えています。
自分で走りたくなったら、まずはプロの教えに従うのが一番
マラソン初心者から中級者が目標を達成するための練習メニューを提供しています。
社会人になってマラソンデビューした私が、見事完走を果たした時に参考にさせていただいた１冊です。
市民ランナーのためのマラソントレーニングといえば金哲彦さん。
豊富な知識を持ち、トップランナーたちが実践するトレーニングメニューを市民ランナー向けにアレンジして紹介してくれています。
練習メニューは、個々のレベルに応じてカスタマイズできるようになっており、故障のリスクを減らしながら自己記録を更新するための具体的なアドバイスが満載です。
特に、練習中でも書き込める「メモ欄」があり、日々のトレーニングの記録や気づきを残すことができます。
この本を参考にして、自分の練習メニューを作り上げ、目標達成を果たしましょう。
本日紹介した映画と本
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