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2020年7月の記事一覧
森山大道の写真はいつもパンデミックといえばパンデミックかもしれない
長岡はパッとしない天気が続いています。ジメジメ・・・。
Coyote (コヨーテ) no.71 summer /autumn 2020
森山大道 東京パンデミック スイッチパブリッシング
写真家森山大道、パンデミック最中の東京、記録と記録
過去の作品や蜷川実花の対談など
50年以上路上をうろついているカメラマンは今回の騒動で何を思うか…。
出歩けない中で自室の撮影など。
第2特集
グレイトフルデッドな絵本
HANASAKAJIISAN はなさかじいさん 大河原健太郎 POOPOOBOOKS
ポップアート絵本第8弾(最新刊)
今回はグレイトフルデッド風なジャケとフォント、サイケデリックな色合いと、
カリフォルニアのゴールドラッシュが合わさっているような展開。
ストーリーは花咲じいさんです。
巻末にステッカー付き
2020年刊
こちらのシリーズ、新潟市はSHS鳥屋野1号棟、長岡市はLIScaf
都知事選出馬落選は何かの伏線か
山本太郎から見える日本 Pヴァイン ele-king臨時増刊号
山本太郎から見える日本について、本人、各論壇者がインタビュー形式で語る。
(都知事選以前に刊行)
都知事選は直前に出馬、野党が分裂、なぜ負け戦にでたのか。
右からも左からも支持得られない感じ。疑問は残りますが国政に向けての戦略・パフォーマンスでしょうか(お金よくあるよなあ)。
弱者を救うこと、相互扶助、目玉の反緊縮財政(MMTは
売り手よし買い手よし世間よし
近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本 山本昌仁 講談社現代新書
江戸時代先祖は材木商、それから商売を鞍替えして種子をする仕事、明治には菓子屋に転じ、10代目CEOの商い哲学と奮闘記。
琵琶湖近くに「ラコリーナ近江八幡」オープン滋賀イチの観光名所に。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」三方のよし、この代名詞の解釈など。
変えていくことと変わらないこと。
ご購入は↓
・ #ブックスはせが
本屋で買いやすいかどうかは別問題だけど
無職本 水窓出版
「無職」という「肩書き」についての考察・エッセイ。
・無職ってなに?/松尾よういちろう
・職業:無職/幸田夢波
・無色透明/太田靖久
・平日/スズキスズヒロ
・底辺と無職/銀歯
・僕、映画監督です!/竹馬靖具
・浮草稼業/茶田記麦
・本のなかを流れる時間、心のなかを流れる時間/小野太郎
ミュージシャン、声優、映画監督、ユーチューバー、書店員など、
無職をテーマに自由に語る。
野心家で、度胸あって、話盛るほら吹き
女帝小池百合子 石井妙子 文藝春秋
今年一番のベストセラーになるでしょうか。
もちろん選挙にあわせて「売ろんが」の出版であるでしょうが、
ノンフィクション作家による丹念な取材が伝わる文体、読み応えあり。
事実なのか偏った見方なのかはさておき、作者の熱は伝わります。
カイロ大学首席卒業は、作られたもののようです。
それがエジプトとの利権なのか持ち上げたマスコミの罪なのか、両方でしょう。
小池百合