2023年7月の記事一覧
【道教に通ずれば、石を食べられるようになる!?】韋応物のファンタジーな漢詩に迫ります。
真相は『晋書』にあり。『晋書』とは、唐の太宗の詔によって
房玄齢らが記した晋代の正史です。
『晋書』は紀伝体で書かれています。
『晋書』巻95 列伝第65芸術に、
鮑靚という人物の記述があり、
鮑靚は天文学や占いの分野に秀で、仙人陰君より
道教の奥義を授けられたという伝説があります。
鮑靚は5歳の頃、両親にこう語りました。
「前世は曲陽の李家の子供で、9歳のとき井戸に落ちて死んだのです」
両
【フォーマルな場では自分を演じる】詩人・韋応物が爪を隠して伝えたかった事とは?
本当の自分を隠したことはありますか?私は、自分を演じてばかりだったと思います。
両親の前・友達・同僚…それぞれに対するのは、
それぞれ別の私です。
そしてどの私も、好きになれませんでした。
複数の人格があることが異常なこと、
良くないことだと思いながらも
やはりいくつかの私を使い分ける日々。
どうして私を使い分けてしまうのか。
誰に対しても、
同じように接することはできないのか。
今回紹介す