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自分を定義してセルフブランディングを実践する

私が最近興味を持っていることはセルフブランディングです。仕事にせよプライベートにせよ、自分のこだわりや個性を明確にしようと考えています。

今回は考えてみたことを整理してみます。

3人のレンガ職人の話

どの本で読んだか忘れましたが、3人のレンガ職人の話を読んだことがあります。

ある人が建設中の家の前を通ります。そこには3人のレンガ職人がいました。そこで建設中の家の前を通る人は、3人のレンガ職人に何をしているのかと順番に聞いてみました。

一人目はこう答えました。「みりゃ解るだろ?レンガを積んでいるんだよ。」

二人目はこう答えました。「家を作っているのさ。」

三人目はこう答えました。「ここに住む人の夢を作っているんだ。」

二人目や三人目のようでありたいと思いつつも、それらは綺麗事でもあります。最低限の収入が約束されていなければ、やりがい搾取でしょう。

しかし一人目のような考え方をずっと持って仕事をしていくのも嫌です。仕事はあくまでもお金を稼ぐ手段でしかないと割り切れるならいいでしょうけど、一人目の考え方では仕事の愚痴や不平不満は尽きないでしょう。

自分は何をする人か定義する

つまりセルフブランディングとしては、お金のために仕方なく仕事をするのではなく、自分は〇〇を作る人だと言う自分なりの定義をする必要があります。

これが仕事の満足度を高め、不平不満を減らし、自己アピールになると考えています。もちろんこういう考え方をすることでスキルが上がるわけではないので、ただの自己満足と言われてしまう可能性もあります。

しかしスキルは変わらなくても、仕事に対する姿勢は変えられるでしょう。それが不平不満を減らしたり、顧客満足度を高めたりして、結果的に健全に働きながら成果も増えることにつながる可能性はあります。

実際に私は今まで、仕事はお金のためだけにやると考えたことはありませんし、常にプロフェッショナルとして顧客の課題を解決したいと思ってやってきました。

スキルは平凡ですが、エンドユーザー直のプライム案件の責任者という立場でずっとやってきて、達成できなかった顧客の課題はありません。仕事の愚痴がないわけじゃないですが、大抵の人よりは少ないと自負しています。

スキルを補うだけの効果はあると考えています。

自分のスタイルや価値を定義する

自分のPRポイント、強み、こだわり、やり方などを洗い出して、自分のスタイルや価値を定義しましょう。

自分の個性やオリジナリティという観点ではこういう記事も書いています。

自分のスタイルや価値、個性などを定義すると、どういう仕事をして、どんなアプトプットを出せる人なのかが解りやすくなると思います。

私はまだまだこういうことができていませんが、ビジネス誌や専門誌によく登場する有名ビジネスパーソンは、〇〇の人というイメージがあると感じています。

だから私も確立したいと考えています。そもそも能力が違いすぎますが、それでも参考にできることは参考にしたいものです。

終わりに

セルフブランディングという言葉は割と聞きます。でも私は今まで意識しないできました。ただただ仕事のための勉強をして知識を増やすことだけを考えて生きてきました。

しかしそれでは頭打ちだなと感じています。そこで自分が今までに得たことを整理して、自分の強みや提供価値を明確にしようと考えています。そこからセルフブランディングにつながりました。

私のように悩んでいる方はセルフブランディングについて考えてみてはいかがでしょうか?

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