オリジナリティーって何だろう?自分なりに考えてみた
オリジナリティーって何でしょうね?クリエイターとかアーティストが求めるもののようにも思えます。しかし自分の仕事や趣味のスタイルにも適用できる概念ではないかと思うのです。
私はキャリアで悩むことはいくらでもあって、その都度自分は何ができるんだろう?何がやりたいんだろう?と考えます。
そこからもうちょっと進んで自分の売りとかスタイルって何だろう?と最近考えています。いい歳だしそろそろ確立したいなぁと。
そんなわけで考えてみたことを整理してみます。
オリジナリティーとは自分の個性や独自のスタイルのこと
仕事でも趣味でも何でも、その人ならではのキャラや強み、独自のやり方ってあります。社内のスペシャリストもマネージャーも、有名経営者も持っています。
一番明確なのは芸能人やマンガ家、作家などでしょう。こういう人たちはその人にしか出せない個性や味、世界観などを売り物にしています。
だから自分にしか出せない個性や考え方、スタイルを出せれば、オリジナリティーがあるのではないかと思います。
スペシャリストもマネージャーもオリジナリティーを持っている
スペシャリストは個性が解りやすいと感じます。なぜならこれが得意というものが明確だからです。だから〇〇ならこの人というイメージを作りやすいです。
プロデューサーやディレクターなどにも、その人にしか出せない強みを持っている人がいます。ちなみにこの人たちは知識の広さが重要であり、専門性を持つ人たちを活用して作品を作り上げる人たちです。だから専門職だけどジェネラリスト寄りでしょう。
経営者などはジェネラリストなものですが、独自の哲学を持っている人が多いです。
スペシャリストでもジェネラリストでもマネージャーでも、オリジナリティーは出せると考えられます。
オリジナリティーを身に着ける方法
何事も最初は右も左も解らないところから始まります。有名人の〇〇みたいなことをやりたいというのは初心者のうちでもあるかもしれません。
しかし何も知らなければその人独自のものなんてありません。つまり経験を積み重ねていくうちに、その人の個性や向き不向き、考え方が反映されてくるのではないかと思います。
ということは自分だったらこうするという自分の物差しで実践することを積み重ねることが大事なのではないかと思います。経験を積み重ねることで、こうしたいとか、自分ならこうするという考えが出てくると自分自身を振り返っても思います。経験の浅い人はこういうものがあまりありませんが、経験が豊富な人は何かしらあったりします。
あるいは憧れの人がいるなら、本を読むなり話を聞くなりして、その人の考え方や大きな影響を受けた体験を知るのもいいでしょう。大きな影響を受けた体験は価値観に大きく影響します。
自分自身を振り返ってみた
私の場合、顧客の課題を解決する仕事がカッコよさそうと思ってITの仕事を始めました。困っているのを助けることが好きですし。
ほんとは落ちこぼれすぎて辞める人が後を絶たないブラックな仕事しかなかったわけですが、その中でも自分の理想に近そうな仕事を選びました。
やっているうちに顧客のことをもっと知ってみようと思い、顧客と同じ用語で話したり、内情を聞いたりするようになりました。慣れてくると頼ってもらいたいと考えるようになりました。
今は次のようなことを意識しています。
・スピーディーに対応する(できるだけ即座に)
・他の人なら難しいと断るところを、まずやり方を考えてみる(難しいを理由に断らない)
・顧客側と同じ目線で考える(相手の言葉で話す、社内事情や相手側の都合を考慮するなど)
・知らないことを相談されても後で調べて伝える
これらは経験とともに出てきたこだわりであり、最初からできたわけではありません。そしてこれらは私だからできるこだわりだと思っています。もちろん他にも似たようなこだわりを持つ人はいるでしょう。
つまり経験に自分の性格が加わって、自分ならではのスタイルや考えが確立されていくのかなと思うわけです。これがオリジナリティーすなわちその人独自の仕事のやり方やその人だから出せる価値なのかなと。
終わりに
今回はオリジナリティーについて考えてみました。みなさんも自分はこういうことにこだわっている、これが他の人にない強みというものがあると思います。
あるいはあまり気付いていなくても、こういうところがすごいよねみたいに周りの人に思われているかもしれません。
個性を大事にして、経験やスキル・知識に個性を掛け合わせて、自分にしか出せない価値を出せたらいいなと思います。
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