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語学

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全くの未知が少しづつわかってくる過程がおもしろいから、言語学習って好きなんです。ここでは、母語とは違う文法を持った言語を学習して発見したことなどを綴っていこうと思ってます。
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#ベルギー

ベルギーの翻訳会社で働いて知った、EU翻訳業界の事情

ベルギーの翻訳会社で働いて知った、EU翻訳業界の事情

ベルギーに移住後初の仕事、翻訳会社でDTPオペレーターとして働いて知った、ヨーロッパの翻訳業事情。人間の翻訳者の苦境を知った…くらいの衝撃だったのでそのことを綴ろうと思います。

働いて初めて知ったのですが、1つの国で3つの言語が話されている&欧州政府があるベルギーでは、翻訳業がすごく盛んなのです。その分競争も激しく、翻訳業者の効率化と自動化が半端なく進歩してました。どんだけ自動化してたかっていう

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「なんで上巻から読むの⁉」から見る言語が世界のとらえ方に与える影響

「なんで上巻から読むの⁉」から見る言語が世界のとらえ方に与える影響

話す言語によって世界のとらえ方は変わるシリーズ第二弾。(第一弾はこちらで書きました)

母語が違う夫と暮らしていると「あぁ!そういう解釈するのね…!?」という発見が結構あるんですが今回はそんなエピソードの一つ。

私が上・下巻の2巻からなる小説を読んでいたときのこと。

夫「何読んでるのー?」
私「インフェルノだよー妹から借りて読み始めたところー」
夫「へー…ていうか、なんで『上』から読んでるの?

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「なんとなく」はすごいエネルギーを持っている…かもしれない

「なんとなく」はすごいエネルギーを持っている…かもしれない

「なんとなく」で始める事って、もしかしたらすごい将来の種なのかもしれない、と思うのです。

説明できないけどなんとなく何か始めてる時って、一番直感で行動してる時なんじゃないかと思うんですね。

「そんなの何の役にたつの?」って周りに言われるようなことほど、やってる本人はキラキラしてることが多い、そんな気がするのです。

…20歳の私が北陸の地で、翻訳者や先生になりたいわけでもなく、文学を極めたいわ

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