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レコード大賞受賞Mrs. GreenAppleのケセラセラ〜心剥き出しに「自分のまま」を受け入れられる〜


祖母の家でレコード大賞を見ていた。


年末感を感じながら
食事中にお箸を止め涙を流した歌が1つあった。


それは Mrs.Green Appleのケセラセラ。




夏が来た時や歌詞に浸りたいと感じる時にMrs. Green Appleの曲を聴いたりするけれど


今日はまっすぐ、真正面から心に刺さった。


自分迷子になっていた今年の私、感情がうぅっと止められない涙が溢れた。


抑える間もなく、



心がぎゅんと喉がきゅっとなって涙が出た。




一粒涙が流れ、溢れ出し、
両手で目をぬぐった。



特に感情が溢れたきっかけの歌詞が以下だった。


愛を捨てるほど暇じゃない 
いつも All right All right
ここを乗り越えたら 
楽になるしかない

痛み止めを飲んでも
消えない胸のズキズキが
些細な誰かの優しさで
ちょっと和らいだりするんだよな

ケセラセラ
今日も言い聞かせる
不幸の矢が抜けない日でも All right All right
止まらないで居よう。

だから、今日は
ちょっとだけご褒美を
笑える日は来るから。

私を愛せるのは私だけ
生まれ変わるなら?
「また私だね。」


「辛い」を出すことは、限界を越えてしまってからが多い私。
人に話を聞いてもらうとズキズキしていた傷に優しさが沁みる。そしてまた嬉し涙が出る。
乗り越えられるからある試練だよねと納得できてくる。



また、「不幸の矢」という表現の威力。
苦しかった時に「矢」が確かにぐさっと刺さっていたなと。
刺さったまま自分なりに頑張っていたな、と思えた。



だから、「矢が抜けない日も大丈夫」と言ってもらえると心剥き出しに辛い、苦しい、悲しい、悔しい、の色んな感情を気にせず溢れさせられる。


そして、これからも自分を愛すたくさんの方法を試行錯誤しながら生きていくだろう。


さいごにはやっぱり、
生まれ変わっても自分に生まれたいと自信満々に言い切るよ!とエネルギーに満ちた自分でいたい。



曲は最後にかけて、どんどんと晴れ舞台へと向かっていくような気分になる。
まるで、金の紙吹雪が最後にパーン!と一気に降ってくる舞台に立っているような。


とても幸せな気分。


そう噛み締めている内に、
レコード大賞を受賞

再度エンディングで同じ「不幸の矢が抜気ない日でもAll right All right」に涙。


私も感動を生む人になりたいと思った年末の12月30日でした。

ケセラセラを聞いて、胸にきらきらを抱いて眠りたいと思います。

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P.S.  ご飯のお箸を動かせず、うるっとして涙を流したら母と叔母が

「え〜!うるりとしちゃったの?どこの歌詞に感動しちゃったの〜?泣いてる〜!」ときゃきゃきゃと傍で笑っていて私まで笑って泣き笑いをしていました。

涙の時も楽しく笑い合うことで頭の中で思い出した苦しみをびゅんと吹き飛ばすことができたのでこれも優しさと愛だなとじんわりした夜でした。


この瞬間を忘れずにいつか立場が逆転したら傍で少しでも晴れた空気にしたいなと思います。


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