カンナミマコト

バットマンの翻訳コミックの感想を主に執筆してます!

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記事一覧

バットマン:ノーマンズ・ランド(2)  ネタバレあり感想・あらすじ解説

英雄たちの帰還・・・! バットマン翻訳コミックの感想第15回は『バットマン:ノーマンズ・ランド(2)』です。 概要本作は大地震で無法地帯となりアメリカ政府から見放…

バットマン:ノーマンズ・ランド(1)  ネタバレあり感想・あらすじ解説

・・・大地が震え、ビルが崩れ去った後、ゴッサムシティに留まったのは、英雄と犯罪者と狂人だけだった。 アメリカに見捨てられた街を、人々はこう呼んだ。 ノーマンズ・…

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バットマン:ロンリー・プレイス・オブ・ダイイング ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマンにはロビンが必要なんだ バットマン翻訳コミックの感想第13回は『バットマン:ロンリー・プレイス・オブ・ダイイング』です。 概要本作は翻訳本『バットマン:…

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バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー ネタバレあり感想・あらすじ解説

結局、私は寂しかったのだろう仲間が欲しかったのだ バットマン翻訳コミックの感想第12回は『バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー』です。 概要タイトルと表紙でネタ…

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バットマン:ザ・カルト ネタバレあり感想・あらすじ解説

ダークナイトは、敗北の灰から蘇る バットマン翻訳コミックの感想第11回は『バットマン:ザ・カルト』です。 ↓はShoPro Booksさんの案内ページです。 概要本作はバット…

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バットマン:キリングジョーク ネタバレあり感想・あらすじ解説

とある精神病院に二人の男がいた・・・ バットマン翻訳コミックの感想第10回は『バットマン:キリングジョーク』です。 ↓はShoPro Booksさんの案内ページです。 概要本…

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バットマン:エゴ ネタバレあり感想・あらすじ解説

私の名が”恐怖”だからだ私はお前の中にいる バットマン翻訳コミックの感想第9回は『バットマン:エゴ』です。 ↓はShoPro Booksさんの案内ページです。 概要本作は作…

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オールスター:バットマン&ロビン ザ・ボーイ・ワンダー ネタバレあり感想・あらすじ解説

糞バットマンはやめられない バットマン翻訳コミックの感想第8回は『オールスター:バットマン&ロビン ザ・ボーイ・ワンダー』です。 本作のシナリオライターはフランク…

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バットマン:ダークビクトリー ネタバレあり感想・あらすじ解説

侮られた時こそ人間は最も強くなれるのだ バットマン翻訳コミックの感想第7回は『バットマン:ダークビクトリー』です。 こちらは前回感想を書きました『バットマン:ロ…

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バットマン:ロング・ハロウィーン ネタバレあり感想・あらすじ解説

うちの人間がこの1年を何と呼んでいるか、知っているか? ロング・ハロウィーンだ バットマン翻訳コミックの感想第6回は『バットマン:ロング・ハロウィーン』です。 概…

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バットマン:イヤー100 ネタバレあり感想・あらすじ解説

正体不明の謎の人物・・・ ゴッサムのバットマンその人だ! バットマン翻訳コミックの感想第5回は『バットマン:イヤー100(ワンハンドレッド)』です。 ↓はShoPro Book…

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バットマン:イヤーワン/イヤーツー ネタバレあり感想・あらすじ解説

僕は蝙蝠になろう バットマン翻訳コミックの感想第4回は『バットマン:イヤーワン/イヤーツー』です。 概要本作はバットマンのオリジンが描かれる「イヤーワン」とバット…

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バットマン:梟の夜 ネタバレあり感想・あらすじ解説

僕が受け入れるのはただ一つだ 運命など存在しない(ナイトウィング) バットマン翻訳コミックの感想第3回は『バットマン:梟の夜』です。 概要前作『梟の街』とほぼ同…

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バットマン:梟の街 ネタバレあり感想・あらすじ解説

OWL TO BAT!(フクロウVSコウモリ!) バットマン翻訳コミックの感想第2回は『バットマン:梟の街』です。 概要前作『梟の法廷』の続編です。 主にバットマンの視点から…

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バットマン:梟の法廷 ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン翻訳コミックの感想第1回は『バットマン:梟の法廷』です。 概要DCコミックスは長い歴史の中で何度か設定のリセットを行っているのですがこちらの作品も『フラ…

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自己紹介

はじめまして!カンナミマコトです! この度noteでの執筆を始めることにしました。 内容は主に 大好きなバットマンの翻訳本関係の感想 等を考えています。 以下、簡単…

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バットマン:ノーマンズ・ランド(2)  ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:ノーマンズ・ランド(2)  ネタバレあり感想・あらすじ解説

英雄たちの帰還・・・!

バットマン翻訳コミックの感想第15回は『バットマン:ノーマンズ・ランド(2)』です。

概要本作は大地震で無法地帯となりアメリカ政府から見放されたゴッサムシティが舞台の超大作『バットマン:ノーマンズ・ランド』の全4巻の2巻目になります。

おおまかな舞台の概要は前作『バットマン:ノーマンズ・ランド(1)』と変わりません。

前作が1巻目ということでノーマンズ・ランドとなり

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バットマン:ノーマンズ・ランド(1)  ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:ノーマンズ・ランド(1)  ネタバレあり感想・あらすじ解説

・・・大地が震え、ビルが崩れ去った後、ゴッサムシティに留まったのは、英雄と犯罪者と狂人だけだった。

アメリカに見捨てられた街を、人々はこう呼んだ。

ノーマンズ・ランド(無人の大地)と

バットマン翻訳コミックの感想第14回は『バットマン:ノーマンズ・ランド(1)』です。

概要本作は大地震で無法地帯となりアメリカ政府から見放されたゴッサムシティが舞台の超大作『バットマン:ノーマンズ・ランド』の

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バットマン:ロンリー・プレイス・オブ・ダイイング ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:ロンリー・プレイス・オブ・ダイイング ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマンにはロビンが必要なんだ

バットマン翻訳コミックの感想第13回は『バットマン:ロンリー・プレイス・オブ・ダイイング』です。

概要本作は翻訳本『バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー』の中に表題と共に収録されているエピソードとなります。

『デス・イン・ザ・ファミリー』は2代目ロビンであるジェイソン・トッドが死亡してバットマンがサイドキックであるロビンを失うエピソードです。

本作はその

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バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー ネタバレあり感想・あらすじ解説

結局、私は寂しかったのだろう仲間が欲しかったのだ

バットマン翻訳コミックの感想第12回は『バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー』です。

概要タイトルと表紙でネタバレしてるようなものなのでハッキリ言いますが本作は2代目ロビンであるジェイソン・トッドが死亡するというショッキングな内容すぎてバットマンコミックの中でも有名な作品です。

さらにジェイソン・トッドの生存か死亡か決めたのは読者の電話投票

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バットマン:ザ・カルト ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:ザ・カルト ネタバレあり感想・あらすじ解説

ダークナイトは、敗北の灰から蘇る

バットマン翻訳コミックの感想第11回は『バットマン:ザ・カルト』です。

↓はShoPro Booksさんの案内ページです。

概要本作はバットマンとカルト教団の対決を描いた作品です。
元々は1988年の作品ですが日本では昨年2023年の3月にShoPro Booksさんから翻訳されて出版されました。

作者のジム・スターリンはあのマーベルコミックのサノスを生み

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バットマン:キリングジョーク ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:キリングジョーク ネタバレあり感想・あらすじ解説

とある精神病院に二人の男がいた・・・

バットマン翻訳コミックの感想第10回は『バットマン:キリングジョーク』です。

↓はShoPro Booksさんの案内ページです。

概要本作はバットマン最大のヴィランであるジョーカーの誕生が描かれておりバットマンコミックの中でも有名作品です。

バットマンの単独エピソードは基本的に世界観が独立しているのですが本作のエピソードはジョーカーの誕生秘話とバットマ

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バットマン:エゴ ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:エゴ ネタバレあり感想・あらすじ解説

私の名が”恐怖”だからだ私はお前の中にいる

バットマン翻訳コミックの感想第9回は『バットマン:エゴ』です。

↓はShoPro Booksさんの案内ページです。

概要本作は作者であるダーウィン・クックのバットマン関連の短編集となっています。

付属の解説書によるとダーウィン・クックは元々はデザイナーとしてバットマン等のテレビアニメの業務に関わり、その後コミック作家としてデビューをされたとのこと

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オールスター:バットマン&ロビン ザ・ボーイ・ワンダー ネタバレあり感想・あらすじ解説

オールスター:バットマン&ロビン ザ・ボーイ・ワンダー ネタバレあり感想・あらすじ解説

糞バットマンはやめられない

バットマン翻訳コミックの感想第8回は『オールスター:バットマン&ロビン ザ・ボーイ・ワンダー』です。

本作のシナリオライターはフランク・ミラーというバットマンコミックの名作『バットマン:ダークナイト・リターンズ』、『バットマン:イヤーワン』を書かれている方でアートはジム・リーという『バットマン:ハッシュ』などで艶やかで過激なイラストを描かれている方です。

2大クリ

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バットマン:ダークビクトリー ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:ダークビクトリー ネタバレあり感想・あらすじ解説

侮られた時こそ人間は最も強くなれるのだ

バットマン翻訳コミックの感想第7回は『バットマン:ダークビクトリー』です。

こちらは前回感想を書きました『バットマン:ロング・ハロウィーン』の続編です。

どのくらい続編かと言うと1P目の最初の語りが『ロング・ハロウィーン』の事件の犯人のネタバレから始まるくらいです。

また、『バットマン:イヤーワン』とも関連が深く、本作を読まれる場合は『イヤーワン』→

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バットマン:ロング・ハロウィーン ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:ロング・ハロウィーン ネタバレあり感想・あらすじ解説

うちの人間がこの1年を何と呼んでいるか、知っているか?

ロング・ハロウィーンだ

バットマン翻訳コミックの感想第6回は『バットマン:ロング・ハロウィーン』です。

概要ブルース・ウェインがバットマンへとなる物語を描いた『イヤーワン』の続編にしてバットマンコミック屈指のミステリー大作です。

また、正義感の強い地方検事であったハービー・デントがバットマンの有名ヴィランであるトゥーフェイスへと変貌す

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バットマン:イヤー100 ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:イヤー100 ネタバレあり感想・あらすじ解説

正体不明の謎の人物・・・

ゴッサムのバットマンその人だ!

バットマン翻訳コミックの感想第5回は『バットマン:イヤー100(ワンハンドレッド)』です。

↓はShoPro Booksさんの案内ページです。

概要『バットマン:イヤーワン』はバットマンの1年目の物語

『バットマン:イヤーツー』はバットマンの2年目の物語

ということで『バットマン:イヤー100』はバットマンの100年目の物語です

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バットマン:イヤーワン/イヤーツー ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:イヤーワン/イヤーツー ネタバレあり感想・あらすじ解説

僕は蝙蝠になろう

バットマン翻訳コミックの感想第4回は『バットマン:イヤーワン/イヤーツー』です。

概要本作はバットマンのオリジンが描かれる「イヤーワン」とバットマンの活動2年目を描いた「イヤーツー」と「イヤーツー」の続編である「フルサークル」が収録されています。

オリジンとは起源のことで「イヤーワン」ではブルース・ウェインがバットマンとなる経緯とバットマンとしての最初期の活動が描かれていま

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バットマン:梟の夜 ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:梟の夜 ネタバレあり感想・あらすじ解説

僕が受け入れるのはただ一つだ

運命など存在しない(ナイトウィング)

バットマン翻訳コミックの感想第3回は『バットマン:梟の夜』です。

概要前作『梟の街』とほぼ同じ時間軸での出来事をまとめた短編集です。

主にバットマンファミリーの各視点でのタロンとの闘いをまとめたものですがバットマンが活躍するエピソードもあります!

内容的に前々作『梟の法廷』・前作『梟の街』のネタバレが含まれますので注意し

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バットマン:梟の街 ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:梟の街 ネタバレあり感想・あらすじ解説

OWL TO BAT!(フクロウVSコウモリ!)

バットマン翻訳コミックの感想第2回は『バットマン:梟の街』です。

概要前作『梟の法廷』の続編です。

主にバットマンの視点からの梟の法廷と刺客のタロン達との闘いと複数の視点・時代での事件が描かれています。

内容的に前作『梟の法廷』のネタバレが含まれますので注意してください。

あらすじ↓はShoPro Booksさんの案内ページです。

各章

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バットマン:梟の法廷 ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン:梟の法廷 ネタバレあり感想・あらすじ解説

バットマン翻訳コミックの感想第1回は『バットマン:梟の法廷』です。

概要DCコミックスは長い歴史の中で何度か設定のリセットを行っているのですがこちらの作品も『フラッシュ・ポイント』という作品でリセットされた新しい世界線である『New.52』のバットマンの最初の翻訳コミックです。

その為バットマンの入門書として挙げられることも多く、実際私が最初に読んだバットマンの翻訳コミックでもあります。

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自己紹介

はじめまして!カンナミマコトです!

この度noteでの執筆を始めることにしました。
内容は主に

大好きなバットマンの翻訳本関係の感想

等を考えています。

以下、簡単に自分のバットマン歴を紹介します。

バットマン歴バットマンとの出会い

初めてバットマンを意識したのでクリストファー・ノーラン監督の映画『ダークナイトトリロジー』です。

初見の時はまだ子供だったのであまり内容にピンと来ません

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