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副業Webライター、小学校と中学校でガチの広報誌編集やってみた!

こんにちは、OgAzです。春真っ盛り、花粉真っ盛りですね。目と鼻にやつらのアタックを受けていて毎日つらいですが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。

さて、今年度私は中1長男の中学校でPTAの広報委員会に入っていました。うちの中学校PTAは3年間で必ず何かに入らなければいけないルールで、入学時に「私は○年生時に○○委員をやります」って希望を出すのです。生活委員と美化委員と広報委員かあって、広報紙の編集をしたくて広報委員を希望したところ、まんまと1年目に抜擢されたというわけ。広報人気ないらしい。ちなみに広報紙は年に2回発行されます。

それから私、次男小5の小学校の方では、地域学校協業本部のボランティアに入っていまして、こちらで広報担当です。年に数回発行している広報紙(ニュースレター)の編集をしています。活動報告がメインなのですが、取材して記事を書くということで副業Webライターのいいトレーニングになっています。

たまたま中学校の広報紙と小学校のニュースレターの発行時期が重なり、年始から締切に追われながら編集作業を頑張りました。その軌跡を、ここでどうしても発表したいと思いました。どうしてもね!

ということで今回は、写真類すべてにモザイクをかけた状態ですが、いくつか紙面をご紹介したいと思います。保護者はもちろん、子どもたちが「読みたい」と手を止めてくれるよう、文章、デザインも紙面を工夫しました。「学校から広報誌なんてツマンナイ」と読みもせず捨てられないための努力です。誰のために?なんのために?とか聞かないように。よろしくお付き合いください。

ボランティアのニュースレター最新号!

小学校の「地域学校協業本部」地域コーディネーターさんのお手伝いで、活動報告ニュースレターの編集を担当しています。私が副業でWebライターを始めようとしたきっかけにもなっています。

今回のニュースレターでは、昨年末に階段の壁にペンキ塗りを行った報告がメインコンテンツ。今日び、ペンキ塗りと言ったらこれしかないよね。

ちなみに私はスプラトゥーンはやらない。なぜなら画面に酔うからだ。私はやらないけど次男が好きなので。あと小学生も好きなので、今回の紙面テーマはスプラなのです。

表面(山折りになります)
裏面(谷折りになります)

先生にも内容をチェックしていただくのですが、「目がチカチカする」とのコメントをいただきました。でも絶対変えない、今回はコレで行きたいと強く主張させていただきました。チカチカしてこそのスプラトゥーンだよね。

中学校広報誌、編集してみた!

中学で広報委員になり、後期広報紙を編集できることが決まりました。ウキウキで長男に「広報誌で伝説つくったるで!!」と宣言したところ、「あ、そう。頑張ってね」となんともドライな返事をいただきました。もはやこんな母にいろいろ諦めているらしい。

ということで、編集した広報誌は全16ページ。写真がモザイクなので雰囲気がちゃんと伝わるといいなあ・・・

表紙(P1)
「〇〇ウォーカー」の表紙のイメージ
巻頭特集(P2-3)
3年生の集合写真と担任副担任の手書きメッセージ
部活紹介(P4-5)
貰った写真が粗くてどう扱うべきか真剣に悩んだ
合唱祭特集(P6-7)
文章に一番力を入れて書きました。それっぽいでしょ?
展示発表とガイドツアータイトル(P10-11)
Campusノートみたいにしてみた
学内紹介(P14-15)
スペースが空いたのでハマ弁についての紹介を入れてみた
裏表紙(P16)
読み終わってホッとする柔らかさを表現

ちなみに印刷はラクスル。2月中頃はオーダーが殺到するらしく、注文受付を一時停止していたので焦りました。引継ぎの時に教えてよ、そういうのはさ!年度末の発注時期は要注意です。

工夫したポイント

紙面づくりで工夫したところをご紹介してみます。

パワーポイント最強!

16ページ全部、パワーポイントで作りました。入稿はPDFなので、PDF出力できればなんでもいいんです、ワードでもエクセルでもね。でもパワポが最強なんだ!!委員長さんに「イラストレーター持ってる?編集大丈夫?」と心配していただきましたが、イラストレーターじゃなくても編集できるし、てかパワーポイント最強なんだぜと心の中で思っていました。いやイラストレーターが素晴らしいのは事実です。ただの負け惜しみだ!

フリーペーパーのようなレイアウト

当初から「○○ウォーカー的な雑誌のようなレイアウト」を目指していました。受け取った中学生のみんなが「興味はないけど、手元にあるしちょっと見てみるか」とパラパラめくってくれるように。いろいろなフォントの字が並んでいるだけで、なんかそれっぽく見えるから不思議です。

画像系は、基本的に商用OKの無料素材を探して使います。「いらすとや」は使わない主義。広報委員で購入したという素材集があったので、隙間埋めに使いました。おしゃれ素材集だかなんだか知らないけど、モノクロなので使いにくいったらなかったさ!

学校ガイドツアー

授業参観で長男のクラスに行ってみたら教室にいなくて、「美術の授業なので美術室に行ってください」と言われ、いやどこよ美術室!?とイラっとなりました。子どもが中学生にもなると、学校に行く用事ってそれほど多くはなく、また行く場所も限られているので、校内のどこに何があるのか全然分かりません。そこで考え付いたのがガイドツアー。学校のどこに何があるかを紹介すれば、保護者も意外と助かるのでは?と考えました。

授業参観の日に学校中を歩き回り、一人で取材を敢行(声をかけたけど誰も協力してくれないんだもん)。先生方の写真は、合唱祭のときに一眼で隠し撮りしました。へへ。

かせいじんをさがせ!

「広報誌なんて興味ない」って即ゴミ箱行きにならないように、気を引くためのフック的なものを潜ませたいと思いました。ウォーリーを探せ的なものを。そこで、小5の次男「ちびた」がいつも書いているキャラクター「かせいじん」を使わせてもらうことに。

かせいじん、中学校デビュー!

表紙の下のほうの注意書き
裏表紙にある答え
「なんでやねん!」というツッコミ待ち

楽しんで読んでくれたらいいなあ。

OgAz的PTAとの付き合い方

世間的にやたら風当たりの強いPTA。文句を言う人に意見するつもりはないし、現状に問題があるのは認めるとして、子どもたちの成長に必要だからこそ今も存続している仕組みなんですよね。とりあえずやるべきことはやって、子どもたちの学びの場をサポートするのが私たち大人の役割のはず。無理してやれって言ってるわけではなくて、できることをちょっとでいいからやるだけでいいと思うんです。

小学校でPTA本部をやったときも、今回の広報委員の編集も、何なら幼稚園の役員の時もそうなんですが、役員としていろいろ提案したり実際に作ったりすると、「そういうの得意じゃない人たちが困るから、あんまりあれこれやらないほうが・・・」と非難めいたことを言われることがあります。でも出来ることがあるならやるべきなんじゃないかなあって思うんですよ。出来る人がいないなら、それ相応のやり方を考えればいい。

今回の広報誌でいうと、編集作業は印刷会社に外注することだってできるわけですよ。そのかわりコストがかかるのでページ数は減るけど、それはそれ。トレードオフです。実際、私は編集作業にめっちゃ時間かけました。全くお金にならないにもかかわらず、です。でもやりたかったんだもん。「出来る人がいてズルい!」では決してなくて、そのぶん時間を使って誰かが努力した結果なんです。

結び

私の今年一年のPTA活動はこれにて終了となります。いや~やり切った。ものすごく忙しかったけど、充実していた数か月でした。

子どもの学校のPTA活動は、お手伝いすることが巡り巡って我が子のためになるかもしれないってのがモチベーションです。直接的には関係なくても、我が子の学年が、クラスが、仲のいいお友達が恩恵を受けられるなら、ちょっと仕事をお休みしても参加する価値があるんじゃないかなあ。時間に追われてゆとりがなくなっている現代、PTA活動は今後もどんどん削られていくのでしょうが、立ち止まってそれが一体何のための、誰のための活動なのか改めて考える時期に来ているってことかもしれないですね。

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