見出し画像

なつやすみ大作戦!〜長野へ家族旅行に行った記録【前編】

こんにちわ、OgAzです。夏休み後半戦、いかがお過ごしでしょうか。

「せっかくの夏休みなのに、全然思い出がないよ!」

連日部活練習の長男がブツブツと言うのを聞き、確かになと思いました。次男とはちらほら夏休みイベントに出かけていたものの、長男は部活で特に何かをしたことがないような。さすがに気の毒だと思ったので、夫に相談し、急遽家族旅行を計画することになりました。

家族旅行の計画

我が家では、夫と私が毎月5000円ずつ現金で「旅行貯金」をしています。年間で(5000円×2)×12か月=12万円を貯金し、家族旅行へ行くための資金にするのです。基本的に移動は車なので行き先は近場、そこそこいい旅が楽しめます。災害時は現金が必要になるので、イザというときの資金としても使えるし一石二鳥でオススメです。

パンデミックのため1年半ほど旅行に行けていないので、今回はいつもより予算を多めに取りました。たまにはね。場所は長男の「行ったことがないところ」という希望を考慮して、北関東か北陸あたりを検討しましたが、軽井沢に決定。奮発して、ちょっといい旅館を取りました。ちなみに私は中学校の修学旅行が軽井沢でしたが、ほぼ覚えていません。大学時代に家族旅行でも長野に行った気がするけど、これまた全く覚えていないという。どうして??

旅の始まりはしおり作りから

旅行準備として、訪れる予定の観光地を子どもたちに事前調査してもらって「しおり」を作成します。PCを普通に使えるようになってきたので、今年はパワーポイントで作ってもらうことにしました。PDFで出力できるし、マージも簡単だしね。パワポとエクセル、ワードが使えるようになるとPCで出来ることが一気に広がりますね。学校では、プログラミング学習よりも、プレゼン資料を作って自分でプレゼンする的な授業をしてほしいんですけどね。まあ先生たちが準備とか大変だろうし、無理だろうけど・・・。

今年の観光地は「善光寺」と「白糸の滝」「大王わさび農場」。善光寺を次男(小5)、ほかを長男(中1)に調べてもらいました。

調査中の次男「ちびた」
しおりはA5サイズ

完成したしおりは、こんな感じになりました。

表紙~1ページめ
※実際には境川PAには寄らなかった
※OgAz作成(表紙イラストは次男)
2~3ページ目
※実際には「大王わさび農場」には行かなかった
※OgAz作成
4~5ページ目
※4ページ目はOgAz、5ページ目は次男作成
6~7ページ目
※次男作成
8~9ページ目
※次男作成
10~11ページ目
※長男作成
12ページ~裏表紙
※OgAz作成(裏表紙イラストは次男:「たべたよ」わさびを食べた火星人らしい)

次男、どれだけお土産を楽しみにしているかがよくわかりますね。長男の持ち物に「負けない心」、次男には「やる気」が入っているのですが、次男は上着と一緒にしっかり「やる気」を持っていったようです。

いかんともしがたい「ついで」感

次男のやる気、旅行中もあまり感じられなかったのですが、カバンの中に入れっぱなしだったんでしょうか。ちなみに長男に「負けない心」は用意できたのかと聞いたところ「一生かかっても手に入るか分からないけど、5分の1くらいは荷物に入っている」と言っていました。謙虚ですね。

そんなこんなで準備は整い、いざ家族旅行の旅へ出発!

談合坂ダンゴの行方

なかなかの渋滞に巻き込まれつつの高速道路でしたが、経由地の1つ、EXPASA談合坂に到着。

EXPASAとは「EXCEED」「EXCELSIOR」の「EX」と
「PA」「SA」を組み合わせた造語なんだって

談合坂って面白い地名ですね。初めに聞いたとき「ダンゴ坂」かと思いました。誰かと誰かの談合が行われた場所なんだろうか。明確な由来は残っていないようですが・・・。

私のように談合坂のことを「ダンゴ坂」と聞き間違える人は多いのではないかと思いまして、そうなってくると「お土産物屋さんに『談合坂ダンゴ』って売ってるんじゃない?」と思いました。なんかありそうじゃん。ということで、トイレ休憩がてら、ソウルフードハントとともに談合坂ダンゴ探し。

結果:なかった。

何でだよ・・・すごくありそうなのに。誰か談合坂ダンゴを企画検討してくれないかしらと切に切に願った瞬間でありました。ちなみに談合坂では富士山のミネラルウォーターとロングポテト、つくね串を買いました。全然関係はありませんが、ソウルフードハンターと言えば川瀬良子さんですよ。

「ボッチな山」が見れる諏訪湖

車を進め、次なる経由地「諏訪湖SA」に到着。

諏訪湖は地震によって出来た湖らしい

トイレ休憩とともに、ソウルフード「玉こんにゃく」「味噌こんにゃく」を買いました。雨がぽつぽつと降ってきて残念ですが、諏訪湖を望む山々は雄大で美しかったです。

晴れていたらもっとキレイだったんだけどな
写真撮影にいそしむ長男

ふと、案内板を見てみると、左端にポツンと見える山は「高ボッチ山」というらしいことが発覚。

そんな長い矢印つけて指し示してやるなよ!

山にもボッチなやつがいるんだな・・・」と家族でちょっとだけしんみりしました。ちょっとだけね。よくよく調べてみたら、高ボッチ山は「ゆるキャン△」や「君の名は。」の聖地として有名なんですね。国造りの神様「ダイダラボッチ」が腰を下ろして一休みしたときの足跡なんだそうです。日本の地名って面白い。

お昼ごはんは信州そば!

渋滞があったので予定より時間は押し気味なので、1日目の目的地「善光寺」に行く前に腹ごしらえを。せっかくだし、名物「信州そば」を食べたいということで、夫が調べてくれました。

手打ちの十割そばが美味しかったです。本当は天ぷらも食べたかったけど、夜ご飯が豪華なはずなので、お昼は控えめに。すごくすごーく飲みたかったけど、夜に備えてビールも我慢しました。私エライ。

本格的な雰囲気の入り口
天ぷらがないとなんかサビシイ

白いおそばは、その昔お殿様に献上したと言われ、実の中から1割ほどしか取れない「粋雪そば」。左のおそばが、お店自慢、信州産十割の「霧そば」です。白いおそばが特に美味しかった!

遠くとも一度は参れ善光寺

移動距離が長いので「ようやく・・・」という感じですが、善光寺に到着しました。残念ながら割とガッツリと雨のなかでしたが、表参道からお参りしました。石畳がツルツルすべって、サンダルで歩くのが少し怖かったです。

雨だけどそこそこ人は多かった
参道のスタバがちょっと和風で面白い

善光寺は、私が大学のころに両親と旅行で来た覚えがあります。確かオリンピックの施設を見学したような記憶はあるのですが、驚くほど善光寺に来たことを覚えていないのです。スノーレッツが可愛かったことだけは思い出せるんですがねえ。

出典:Wikipedia「スノーレッツ」


「牛に惹かれて善光寺」という言葉を母が言っていたことだけ、おぼろげに思い出せます。なので今回は学び直しというか、ある意味で初めての善光寺でした。

立派な門をくぐると
到着!
「『マジ卍』の『卍』だ!」と子どもたちが言っていました

今回は「本堂内陣」と「お戒壇巡り」のセット大人600円のチケットを購入。券売機があるだけでなく、なんとバーコード決済ができる!「お寺もやればできるやん!」と思った瞬間でした。小さいお店や神社仏閣でもクレカやバーコード決済がもっと浸透してほしいものです。

参拝が終わったので、次男念願の、お土産屋さんめぐり!とはいえ雨なのと、時間が大幅にロスしている都合で、あまりあちこちは行けません。とりあえず一番楽しみにしていた「鯉焼き」を買いに行きましたが・・・なんと売り切れ。人気なんだね。がっくり肩を落とす次男が気の毒でした。まあ仕方ないね。通販できるらしいので、近日中に何とかしようと思います。それにしても、今は何でもオンラインで買えてしまうので、ちょっと情緒というかさ・・・と思わなくもない。便利でいいんだけど。

仲見世巡りをしていると、トンボ玉のお店「ギャルリ蓮」を発見。次男が入りたいということで、恐る恐る中へ入ります。

何とも入りにくい・・・

中には「むじな地蔵」という小さなお地蔵さんが祀ってありました。お店の中にぽっかりと不思議な空間でした。お店では、トンボ玉などの体験もできるようです。カワイイ万華鏡を作れるキットが売っていて、記念に1つ購入しました。

次男が調べてくれたおみやげ「善光寺ぷりん」も見つけたので購入しました。みんなで車の中で食べようということで、2つ。紙袋が小さくてかわいい。プリンは濃厚で食べ応えがありました。

普通のと抹茶のを買いました

続く

雨がだんだん強くなってきましたが、そろそろ本日の宿へ移動。山なので霧がすごくてビックリです。「ペルソナ4」を彷彿とさせるものがあります。

雲なのか霧なのか

楽しみにしていた宿紹介からは、後半へ続きます!


この記事が参加している募集

ご当地グルメ

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?