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東京郊外の出身で今は23区内住まい。イタリア好き、新しい物好き。身体を動かすことは嫌い…

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東京郊外の出身で今は23区内住まい。イタリア好き、新しい物好き。身体を動かすことは嫌いじゃないけれど、ド級の運動音痴。会社員生活が長くなりましたが現在は次の仕事を見つけるまでの休息期間中。

マガジン

  • 片側顔面痙攣(けいれん)治療の記録

    2022年6月ごろ発症した片側顔面痙攣の治療記です。顔面麻痺よりも数が少ないらしく、私自身がこの症例の方の記事などを参考にしたため私のケースについて記録しています。

  • イタリア映画祭 2024

    イタリア映画祭 2024 で鑑賞した作品についての記事をまとめています。

  • 片側顔面痙攣(けいれん) 入院日記

    「治療の記録」のマガジンに入っている記事のうち「入院日記」だけを集めたものです。

記事一覧

過去イチ好きなイタリア映画 Perfetti Sconociuti (邦題:おとなの事情)

今年のイタリア映画祭で「人生の最初の日」(Il primo giorno della mia vita)が一番だったのですが、同じ監督のこの作品が、私にとって過去イチ好きなイタリア映画の一本で…

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8日前

カッフェとエスプレッソとコーヒー

カフェ(コーヒーを飲む場所)ではなくて、カッフェ。 イタリア語では「カッフェ」が「コーヒー」の意味です。 コーヒーを飲む場所は「バール(bar)」。日本で言う「バー」…

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1か月前
5

【片側顔面けいれん】退院半年後の(最後の!)通院

片側顔面けいれんの治療日記はこちら 前回の通院(退院後3か月時)の記録はこちら 前回の通院のあと、耳のこもりは再発しました。 たまに音はするものの、こもり感は全然…

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2か月前
5

今日学んだ面白表現その2
Natale con i tuoi, Pasqua con chi vuoi!
(クリスマスは両親と、パスクアは好きな人と!)
リズムが良い表現

Manbow AT
2か月前
2

今日学んだ面白表現その1
Il verbo regolare è il verbo regolare.
("regolare" (規制する、管理する)という動詞は、規則動詞です)
言葉遊びのような、でも意味も正しい文章。

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2か月前

[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その4

その3からの続きです。 支払い手段の変化現金主義 ずーっと、イタリアは現金主義でした。個人商店が多いということもあるかもしれません。旅行中、クレジットカードを使…

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3か月前
6

[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その3

その2からの続きです。 長距離列車に乗ることデジタル化の恩恵 長距離列車の手配も簡単になりました。 Webで会員登録すれば記名式の特急列車のチケットも買えますし、車…

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3か月前
1

[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その2

その1からの続きです。 ネット接続環境の確保eSIMを選択 サービスアパートメントにせよ、ホテルにせよ、WiFiが繋がらないことはまずないようになりました。 移動中のネ…

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3か月前
9

[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その1

今月中旬からイタリアに行くことになりました。現地7泊、移動で2泊使っての9泊10日の旅です。通算で26回目のイタリア渡航です。 出発日まで時間があまりない中で手配を進…

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3か月前
4

赤いオレンジジュースが好きすぎる

ブラッドオレンジジュース。 って呼ばれる、赤いオレンジジュースです。イタリア語では Spremuta(もしくは Succo) di Arancia Rossa。 最初にこれに出会ったのは、アリ…

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4か月前
3

イタリア映画祭 2024 アモーレの最後の夜 (原題:L'ultima notte di Amore)

ピエルフランチェスコ・ファヴィーノの主演作。 「人生の最初の日」とどちらを1位にするか迷いましたが僅差で2位。 クライムサスペンス。まぁ残酷なシーンも、あります。…

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4か月前
1

イタリア映画祭 2024 人生の最初の日 (原題:Il primo giorno della mia vita)

当初、こちらに書いたように劇場ではなくオンラインで視聴する予定だった作品です。ちょっと予定が変更になって劇場で観ました。 トニ・セルヴィッロ、ヴァレリオ・マスタ…

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4か月前
2

イタリア映画祭 2024 ヴォラーレ (原題:Volare)

マルゲリータ・ブイが初監督して主演している作品。事前にはっきりと「コメディ」と紹介されていたのはこちらだけだったので楽しみにしていました。 ベテランのマルゲリー…

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4か月前
4

イタリア映画祭 2024 別の世界 (原題:Un mondo a parte)

アントニオ・アルバネーゼ主演のコメディ…なのかな。思ったほどコメディ一色ではなかったです。 相手役の ヴィルジニア・ラッファエーレは、つい先日観た "Tre di Tropp…

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4か月前
4

イタリア映画祭 2024 まだ明日がある (原題:C'è ancora domani)

今年の映画祭で一番の注目作だったこちらの作品。様々な作品で俳優として活躍するパオラ・コルテッレージの初監督作品。主演もしています。 共演はヴァレリオ・マスタンド…

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4か月前
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イタリア映画祭 2024 グローリア! (原題:Gloria!)

いきなり、前のこちらの記事に「観る予定」と書いていない作品です。 イタリア映画祭 2024 は明日からなのですが、先行試写会に行ってきました。ネタバレにならない範囲で…

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5か月前
過去イチ好きなイタリア映画 Perfetti Sconociuti (邦題:おとなの事情)

過去イチ好きなイタリア映画 Perfetti Sconociuti (邦題:おとなの事情)

今年のイタリア映画祭で「人生の最初の日」(Il primo giorno della mia vita)が一番だったのですが、同じ監督のこの作品が、私にとって過去イチ好きなイタリア映画の一本です。

3回は観ましたかね。イタリア路線の国際線でもリストに入っていることがありました。

日本語版のリメイクもありました(観なかったけれど)。Wikipediaによると、最も多くリメイクされた作品として20

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カッフェとエスプレッソとコーヒー

カッフェとエスプレッソとコーヒー

カフェ(コーヒーを飲む場所)ではなくて、カッフェ。

イタリア語では「カッフェ」が「コーヒー」の意味です。
コーヒーを飲む場所は「バール(bar)」。日本で言う「バー」とは違います。
こう書くとややこしいですね。

そしてイタリアでは caffèと言えば エスプレッソのこと。
Un caffè per favore. (コーヒーを一つお願いします)
と言ったら100%エスプレッソが出てきます。

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【片側顔面けいれん】退院半年後の(最後の!)通院

【片側顔面けいれん】退院半年後の(最後の!)通院

片側顔面けいれんの治療日記はこちら

前回の通院(退院後3か月時)の記録はこちら

前回の通院のあと、耳のこもりは再発しました。
たまに音はするものの、こもり感は全然気にならなくなったなーと前回の通院時には感じていてそう報告したのですが、その後耳こもりの症状が復活した時期があったのです。

もちろん、入院時の頃に比べたら軽微ではあったのですが。

そして、いやだなぁと思っているうちに、だんだん解消

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今日学んだ面白表現その2
Natale con i tuoi, Pasqua con chi vuoi!
(クリスマスは両親と、パスクアは好きな人と!)
リズムが良い表現

今日学んだ面白表現その1
Il verbo regolare è il verbo regolare.
("regolare" (規制する、管理する)という動詞は、規則動詞です)
言葉遊びのような、でも意味も正しい文章。

[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その4

[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その4

その3からの続きです。

支払い手段の変化現金主義

ずーっと、イタリアは現金主義でした。個人商店が多いということもあるかもしれません。旅行中、クレジットカードを使うのはホテルかブランドショップなどでのまとまった金額の買い物、レストランディナーなどある程度の金額の食事、ぐらいでした。

なので、現金が必要で。空港で両替、町の両替商で両替、などいろいろやってきましたが、ここ数年はクレジットカードのキ

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[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その3

[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その3

その2からの続きです。

長距離列車に乗ることデジタル化の恩恵

長距離列車の手配も簡単になりました。
Webで会員登録すれば記名式の特急列車のチケットも買えますし、車中の検札も2次元バーコードを見せるだけです。

窓口で切符を買う?券売機?

以前は…窓口か駅の券売機で買っていました。
窓口は行列、でも券売機は故障も少なくないし、「おつりがありません」なんて表示がされていてお札が使えないことに最

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[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その2

[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その2

その1からの続きです。

ネット接続環境の確保eSIMを選択

サービスアパートメントにせよ、ホテルにせよ、WiFiが繋がらないことはまずないようになりました。

移動中のネット環境ですが、今回は日本で購入できる eSIM を買いました。このパターンは初めてなのですが、イタリアのメインキャリア (TIM, Vodafone, Wind Tre) のネットワークを掴むようですし、快適に使えるのではと

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[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その1

[26回目のイタリア] 渡航準備の今昔(いまむかし) その1

今月中旬からイタリアに行くことになりました。現地7泊、移動で2泊使っての9泊10日の旅です。通算で26回目のイタリア渡航です。

出発日まで時間があまりない中で手配を進めましたが、ちょっと昔のことも振り返りながら準備で必要だったツールなどをまとめておきます。

26回のイタリア渡航数えてみたらすでに25回渡航していました。多い年は1年の間に4回行ったことがあります(語学留学をしたので、各回1か月ぐ

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赤いオレンジジュースが好きすぎる

赤いオレンジジュースが好きすぎる

ブラッドオレンジジュース。

って呼ばれる、赤いオレンジジュースです。イタリア語では Spremuta(もしくは Succo) di Arancia Rossa。

最初にこれに出会ったのは、アリタリアの機内だったか、語学留学時のスーパーマーケットだったか、正確には覚えていません。

「へぇ、赤いんだ。ルビーグレープフルーツとは違うのね」

と見た目でまず反応をしたはず。

飲んでみて、味わいの違

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イタリア映画祭 2024 アモーレの最後の夜 (原題:L'ultima notte di Amore)

イタリア映画祭 2024 アモーレの最後の夜 (原題:L'ultima notte di Amore)

ピエルフランチェスコ・ファヴィーノの主演作。

「人生の最初の日」とどちらを1位にするか迷いましたが僅差で2位。

クライムサスペンス。まぁ残酷なシーンも、あります。
でも終わってみると残酷なシーンの印象は薄れていました。

ドキドキ感はずっとあります。え、どうなるの、どうするの?それ大丈夫?みたいに感情を揺さぶられます。

ポスターで見ると、ファヴィーノが演じている役が「悪い人」「怖い人」なのか

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イタリア映画祭 2024 人生の最初の日 (原題:Il primo giorno della mia vita)

イタリア映画祭 2024 人生の最初の日 (原題:Il primo giorno della mia vita)

当初、こちらに書いたように劇場ではなくオンラインで視聴する予定だった作品です。ちょっと予定が変更になって劇場で観ました。

トニ・セルヴィッロ、ヴァレリオ・マスタンドレア、マルゲリータ・ブイという名優ぞろい。マスタンドレアとブイは今回の映画祭で別の作品にも出ていますね。

一言で言うと、イタリア映画祭でここまで観た作品の中で一番良かったです。オンライン視聴じゃなくて劇場で観ることにして良かった!

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イタリア映画祭 2024 ヴォラーレ (原題:Volare)

イタリア映画祭 2024 ヴォラーレ (原題:Volare)

マルゲリータ・ブイが初監督して主演している作品。事前にはっきりと「コメディ」と紹介されていたのはこちらだけだったので楽しみにしていました。

ベテランのマルゲリータ・ブイ主演ということで、安定感は半端ない。

ですが…

うーん、終わってみてちょっと物足りなさが残りました。

国際俳優になりたい彼女を含む「飛行機恐怖症」の人たちが、航空会社が主催する恐怖症克服の2日間コースに参加します。人種も職業

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イタリア映画祭 2024 別の世界 (原題:Un mondo a parte)

イタリア映画祭 2024 別の世界 (原題:Un mondo a parte)

アントニオ・アルバネーゼ主演のコメディ…なのかな。思ったほどコメディ一色ではなかったです。

相手役の ヴィルジニア・ラッファエーレは、つい先日観た "Tre di Troppo" の妻(お母さん)役の俳優。

コメディなのですが、社会問題もまじめに扱っていて、ただのコメディとは感じませんでした。

アルバネーゼは、やっぱり味のある役を演じていました。環境になじめない最初のうちの滑稽さ、なじんでき

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イタリア映画祭 2024 まだ明日がある (原題:C'è ancora domani)

イタリア映画祭 2024 まだ明日がある (原題:C'è ancora domani)

今年の映画祭で一番の注目作だったこちらの作品。様々な作品で俳優として活躍するパオラ・コルテッレージの初監督作品。主演もしています。

共演はヴァレリオ・マスタンドレア。この人の作品もこれまでたくさん観ています。好きな俳優の一人。

すでにイタリアや機上でこの作品を観たイタリア人たちから「事前情報なしで観た方が良いよ」と言われていたので、最小限の情報のみで鑑賞に臨みました。

感想を書くにあたっては

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イタリア映画祭 2024 グローリア! (原題:Gloria!)

イタリア映画祭 2024 グローリア! (原題:Gloria!)

いきなり、前のこちらの記事に「観る予定」と書いていない作品です。

イタリア映画祭 2024 は明日からなのですが、先行試写会に行ってきました。ネタバレにならない範囲で感想を。

すごく短く感想を言うと、

イタリア映画祭のサイトの「上映作品情報」の説明、間違ってはいないけれど印象が違い過ぎない?

ですね。
*短い文字数でネタバレになり過ぎずに概要を書くのが難しいのは理解しているので、こちらの読

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