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自動筆記シリーズ

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自動筆記したものをここに入れていきます。 人は何故生きるのかなど。 もう無理ぽから生まれた言葉たち
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2022年2月の記事一覧

生きる世界観を選ぶこと

生きる世界観を選ぶこと

この世界を生きるって、とてもとても奥深い。

幼い私が心の奥底に自分で深く埋めた、宝物のような悲しみがあった。

その悲しみは、表現を変えれば

愛の表現の勘違い

その連鎖が起きていた。
それだけだった。

愛を伝えようとするとき。
その方法を外から学べば、途端に間違う。

そんなサドンデスみたいな世界に生きている。

そして、愛という冠を頭に乗せて、人はいろんなことをしようとする。

その1つ

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人生を終えるとき

人生を終えるとき

数年前まで、某業界の中枢組織に居た。

毎日早朝に目覚まし時計のアラームを鳴らし、心身に鞭打って無理やり起きて、遠距離通勤をしていた。

社会的には"ご立派"だったのであろう、そんな生活をしていた私は、ほんのりとこんな思いを抱えていた。

もしも今死んだら、私はなんにもやれていないこの人生に対して虚しい気持ちになる。

そんな生活を終えて、今私は社会的にはなんにもしていない。
社会的には"大丈夫?

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そうだこの暮らしだ

そうだこの暮らしだ

昼下がりに、無農薬の小さな檸檬を一つ。
手に取って半分に切る。

そして、陶器の絞り器で果汁を絞り、蜂蜜を溶かして炭酸水で割る。

そうして作ったレモネードを飲む。

まるで、身体中に染み渡るみたい。
全身が喜んでいるような、そんな感覚を味わう。

この檸檬が、庭で採れた檸檬ならどんなに素敵だろう。

そんなことを考えて、ふと気がついた。

そうか。
私が本当にしたかったことって、これだったのかも

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交流なのか一方通行なのか

交流なのか一方通行なのか

とある建物の中をぶらぶらしていると、ペットロボットらしきものがいて、そこに女性がひとりしゃがみ込んでいた。

そのペットロボットは、クゥンクゥンと甘えすがるような動きをしている。
そして、そのペットロボットを見つめる女性は、とても愛おしそうにしていた。

それを見た私の心は、崩壊寸前になった。

様々な情報が心の中を駆け巡ったからだ。

ロボットは人間がプログラミングした無機物だ。
もちろん、映画

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