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國學院大学メディアnote

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#教育

心地よさの源泉は「単純作業」にあり?AI時代に際立つ瞑想空間としてのキャンプ

心地よさの源泉は「単純作業」にあり?AI時代に際立つ瞑想空間としてのキャンプ

広大な北海道キャンパス内にみずから野外教育のためのフィールドを切り開き、プライベートでも渓流釣りや山菜採り、キノコ狩り、バックカントリースキーなど一年を通して野山を歩く。國學院大學北海道短期大学部・田中一徳教授が「北海道の冒険王」と称されるゆえんです。

そんな田中教授に今回語ってもらうテーマは「野外活動における瞑想」について。

自然の中でさまざまなアクティビティに取り組んでいると、時間を忘れて

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親元を離れてしか学べないことがある。いま伝えたい「組織キャンプ」の教育的価値

親元を離れてしか学べないことがある。いま伝えたい「組織キャンプ」の教育的価値

世は空前のキャンプブーム。ですが、私たちはまだキャンプの恩恵を十分に享受できていないのかもしれません。

昨今のブームの中心にあるのは、家族や友人などと、主に楽しむために行うキャンプ。一般的に「レジャーキャンプ」などと呼ばれるものです。

これに対して「組織キャンプ」と呼ばれるジャンルがあります。組織キャンプは、環境意識の啓発やスキルや知識の向上など、必ず楽しむこと以上の目的・ねらいをもって行われ

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まちをおこさず、残す。キャンプから紐解く、脱成長時代の地域振興論

まちをおこさず、残す。キャンプから紐解く、脱成長時代の地域振興論

いま、日本に何度目かのアウトドアブーム、キャンプブームが訪れています。

このキャンプをアカデミックな視点から考え、発信しているのが、國學院大学のランタントークという試みです。國學院の教授陣が教育、歴史、考古学などそれぞれの専門分野から、縦横無尽にキャンプを語っています。

このnoteは、より広い方々に「キャンプ×アカデミア」のおもしろさに触れてもらうことを意図した、いわば出張版。ランタントーク

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「現代人は感性への刺激に飢えている」キャンプブームの裏に本能の蠢き

「現代人は感性への刺激に飢えている」キャンプブームの裏に本能の蠢き

いま、日本に何度目かのアウトドアブーム、キャンプブームが訪れています。

このキャンプをアカデミックな視点から考え、発信しようというのが、國學院大学のランタントークという試み。國學院の教授陣が教育、歴史、考古学などそれぞれの専門分野から、縦横無尽にキャンプを語っています。

このnoteは、より広い方々に「キャンプ×アカデミア」のおもしろさに触れてもらうことを意図した、いわば出張版。ランタントーク

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