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むさしの写真帖

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「写真っていうのはねぇ。いい被写体が来たっ、て思ってからカメラ向けたらもう遅いんですよ。その場の空気に自分が溶け込めば、二、三秒前に来るのがわかるんですよ。その二、三秒のあいだに…
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2023年9月の記事一覧

はじめに

はじめに

最初からこうしときゃよかった...。
記事はマガジンにそれぞれまとめています。

「むさしの料理帖」
日々の食事、それにともなう何だかんだを書いています。

「むさしの写真帖」
こちらは写真とカメラを中心に日々思うあれこれを書いています。

あとはつぶやきをどうまとめようかな、と考えています。

もしよろしければお付き合いください。

ポートレート

ポートレート

いい記念写真を撮ろう、と始めた声かけしてのポートレート。ポーズも表情も自由にしててくれていいと伝えて撮った。
知り合いもいれば、まったく初対面の人もいる。
その世界では名の知れた人も。
不思議とあまり断られなかった。

これらの写真はとあるグループ展で展示したもの。
知ってる人には、ぼくが誰だかバレちゃうな笑

Rollei 35 SE

Rollei 35 SE

今回は前回までとは正反対の小さなカメラ。
写真多めで。

ローライ35

元祖高級コンパクトカメラとして知られている。
発売は1967年。
それまで他のメーカーのコンパクトカメラというとハーフサイズが多かったのだけど、このカメラ登場以降はフルサイズ化していく。
ボディもレンズも露出計もすべてがドイツの名門の製造であり、また主要部分のすべてが機械式であるから故障しても治せるために現存している個体が多

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PENTACON SIX TL

PENTACON SIX TL

どこで買ったんだかすら忘れてしまったが(たぶんあそこだな、というのはあるけど)、これも気に入っていたカメラのひとつ。

PENTACON SIX TL

発売は1966年だというからだいたいぼくと同年代だ。
これもローライフレックスと同じ120mmフィルムを使い6×6の正方形の写真が撮れる。

レンズ交換式の一眼レフで、同じようなカメラにペンタックスの67(通称「バケペン」)というのがある。
バケ

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SONY Cyber-shot DSC-WX5

SONY Cyber-shot DSC-WX5

これは2019年くらいに買って、いつか記事を書こうと思っていたのだけれど、そのまま数年放置してしまったカメラである。
さすがに数百円とかではなかったと思うが、まぁ千円前後の話だと思う。

2010年発売なのでウチにあるカメラでは新しい笑
もう以前紹介していた2000年前後のカメラとは段違いな性能だ。

なんならAmazonでだって、まだ売ってる。

センサー自体がCCDではなくCMOSになって有効

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笑う〜Rolleiflex 3.5A

笑う〜Rolleiflex 3.5A

Rolleiflex 3.5A

どういう経緯だっかは忘れてしまったけれど、この時期には3.5Aを使っていた。
他には持っていない時期もあったけれど3.5F(プラナー)、スタンダード(テッサー)、T(テッサー)、オートマット(テッサー)なんかを使ってきた。

ローライフレックスは二眼レフなんて呼ばれ方をするカメラだ(そうでないローライフレックスもある)

120mmの大きめのフィルムを使い1本のフ

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コーリング・ユー

コーリング・ユー

手前味噌ではあるけど自分の写真で好きなやつを挙げろと言われたら、まぁこれかな、という一枚。

構図が甘かったりとか色々ツッコミどころはあるのだけど、色の感じとか、これを見るときに脳裏を掠める音楽とかが好きなのだ。

若いころは〜でなくてはならない、とばかりに力んで写真を撮っていたのだけど、だんだんどうでもよくなってきた。
どうでもいいどころか、最近では撮らなくてもいいなんて思っている苦笑

Nik

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鷹の目テッサー

鷹の目テッサー

KYOCERA TD

記事のとおり、フィルムカメラの中古コンパクトが軒並み値上がりした中、今も昔も相変わらず不人気のカメラ。
この写真はこのカメラで撮影している。
京セラがカメラ?と若い方は思うかも知れないが、ヤシカを吸収合併しているのでサムライなどいくつかのカメラを京セラブランドで販売していたのである。
これは合併後、初の新製品であってヤシカブランドでも発売されている。
操作にクセがあり、ちょ

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Nikon D60

Nikon D60

ここからは現在も手元にあるカメラも紹介していこうと思う。

NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5

このボディはNIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5が使いたいがために買ったといっていい。
ニコンのレンズマウントは「F」マウントだというのは有名で、基本的にはニコン最初の一眼レフである「Nikon F」のころから変えていない。
最近ではミラーレス用に「Z」マウントがあるが、レン

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Panasonic DMC-FZ10

Panasonic DMC-FZ10

ちょっと記事が前後してしまいました。こちらはG5よりも前に書いた記事です。

以前にFZ1というカメラを紹介した。
12倍ズームで光学手ブレ補正を装備したカメラで、211万画素という画素数さえ気にならなければ、F2.8通しのレンズとかメリットも多い。
ただ、このカメラは初心者に対する扱いやすさを目的の一つとしているのか、撮影の機能はほぼオートのみに設定されていて、実際にこのカメラを好んで使ったハイ

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CANON PowerShot G5

CANON PowerShot G5

「CANON PowerShot G5」と検索すると、G5Xの方が結果として引っかかってくるが、これは「G5」なのである。(EOS5や7なんかも同様で、フィルムカメラが先に出てくることはない笑)

2003年に発売された有効画素数500万画素、 1/1.8型CCDを搭載したコンデジである。
コンデジと書いたが、当時としてもけっしてコンパクトではなかったはずだ。
これは現代のパワーショットG系にも

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別離

別離

母親のことを書いていて、つらつらと思い出している。

一度テレビに一緒に出たことがあって、ローカル番組だが「花咲がタイムズ」という番組の「背負え!おんぶs MAN』というコーナーだった。
現在TBS(といっても制作はCBCらしいけど)の「ゴゴスマ」の司会をしている石井亮次さんがCBCのアナウンサーだったころに栄(名古屋の繁華街)の街角で声をかけられた。
夏の暑い盛りで何人もの人に声をかけていたらし

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Canon PowerShot A460

Canon PowerShot A460

かなり前に入手したのだけど、すっかり記事にするのを忘れていた。
有効画素数約500万画素(1/3型CCD、総画素数約530万画素、原色フィルター)、 約4.0倍ズーム(光学ズームとの併用で最大約16倍)
2007年発売のカメラである。
2007年というと、もう12年前ということになるのだが、ここで弄っているカメラは、どれも2000年前後なので、その中では新しい部類になる。
なるのだけど、どうもス

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CANON EOS Digital X

CANON EOS Digital X

いつものようにハードオフを巡回していて、出物が見当たらずに帰ろうかな、と思っていた所に、ショーケースの片隅に置かれていた本機に気がついたのである。
フィルム一眼レフのAFが捨て値でズラリと並んでいる所だったので、まったく気が付かなかったのだ。
値段が2000円弱。AFが微妙だと書かれていてジャンク扱いになっていた。
バッテリーと充電器が付いている。

うーむ…

EOS Digitalは10DとK

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