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イタリアにて

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#イタリア

ピエモンテの旅のつづき アルバの夜とブラの朝市

ピエモンテの旅のつづき アルバの夜とブラの朝市

ピエモンテの旅からもう半年近く時間が経ってしまいました。
その間に他の都市やレストランにも沢山行ったし、そして何より、今はマルケ州の新しい職場で働いています。
しかしながら更新の止まっていた記事を、自分の感覚的な記憶の残っているうちに記録に残しておく必要があると思ったので、気まぐれに夏のカフェでパソコン打ってます。

さてアルバの三ツ星レストランで食事をしたその日の夜は、そこに隣接しているおなじシ

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ピエモンテ 三ツ星レストラン Piazza Duomo 

ピエモンテ 三ツ星レストラン Piazza Duomo 

ミシュランの三ツ星レストランは人生で2度目。
一度東京のカンテサンスに行ったことがある。
その当時は若かったこともあり、美味しかったのは間違いはないのだが、日本の食材を生かしたフレンチの繊細な味に、僕の舌の成熟が追い付いていなかった気がする。
もし今、同じものを食べたとしたら、感想も全然違ったものになるだろう。
それよりも接客のフレンドリーさに衝撃を受けた。
三ツ星という敷居に対して少し肩が硬くな

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ピエモンテの旅③ アルバ

ピエモンテの旅③ アルバ

アルバに訪れた目的はただ一つ。
どうしても行ってみたかったレストランがあったから。

その前にアルバの町を散策。
さらっと写真だけ。
モデナと同じような雰囲気の洗練されたアートな街!

ピエモンテの旅② ブラ

ピエモンテの旅② ブラ

ピンクとブルーが層になったような不思議な夕焼けに染まるトリノを後にし、電車でスローフードの町、ブラに向かいます。

予約していたレストランで夕食。

とりあえずブラソーセージとカルネクルーダ。
ソースはマスタードをベースに味変させたもの。
普通に美味しい。日本で牛・豚の生肉食べられないもんなぁ。

次はブラソーセージをToumin dal Melという珍しい地元のチーズと菜の花と一緒に紙で包んで加

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ピエモンテの旅① トリノ

ピエモンテの旅① トリノ

1月の長期休暇を使ってピエモンテに旅行に行って来ました。

長期休暇は3週間近くあったのですが、実際に旅行に使ったのはたったの4日間。
お金の関係もありますが、ゆっくりと街や自然の風景を眺めながらリフレッシュをするような旅ではなく、僕にとっては主に食の発見だけが確固たる目的になっているからです。

旅は一人でするものだとずっと思っていたのですが、最近は誰かと旅をしたいという気持ちも芽生えてきました

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イタリアで一年働いてみて。

イタリアで一年働いてみて。

あくまで個人用のただの反省記録なので、美しいイタリアの写真なんかも載せてないです。悪しからず。

イタリアで一年働いた印象を書きたいと思います。
まず最初に、この職場に入れたことはとても幸運でした。
同僚たちはとても優しく、多少のミスも、イタリア語による意思疎通のくい違いがあったとしても、滅多に怒るということはありません。
ゆるいと言われれば本当にゆるい所も多いのですが、そこは自分の気持ちの持ちよ

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イタリア料理人が現地でしか学べないこと。

イタリア料理人が現地でしか学べないこと。

フィレンツェのあるレストランで働く料理人(以下Aさん)から質問がありました。
この方はまだイタリアに来て数か月なのですが、今働いている職場を辞めて、新しい職場を探してる途中で、自分の方向性に悩んでいるようです。

この質問は長い間僕も考えてきたテーマの1つであるし、アメリゴで働いてちょうど1年も経過したところなので、Aさんの質問に答える形で、もしくは自分に言い聞かせるつもりで書いていこうと思います

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真夜中のフィレンツェで恐喝された時の話。

真夜中のフィレンツェで恐喝された時の話。

滞在許可証更新の為に、色々な役所に振り回されていた1ヶ月間は、精神的にも疲労がたまり、自分の運気も下がっていました。

携帯が壊れたり、
メガネが突然半分に割れたり、
仕事仲間の車が故障したり、
自分の周りの人のケガや体調不良が続出。

いつも皆大事には至らないものの、こういう時は1年に1回くらいはあるので気長に不幸の連鎖が止まるのを待つしかありません。
だいたいマイナス思考に陥りがちな精神状態や

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イタリアの手続きって。

イタリアの手続きって。

イタリアに住んでいる・いた方なら誰しも思い当たると思います。
でも、住んでいる地区にもよるのかと思います。
今回書きたいのは滞在許可証更新にまつわる苦労の話です。

そんな話聞きたくないという方は読まなくてもいいです(笑)

いつか誰かが、僕と同じように滞在許可証更新の手続きに心が折れそうになった時、検索でたまたま見つけてくれれば、何かの役にたつかもしれない。そんな程度です。

とにかくイタリアの

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シチリアの旅⑦ ~ パレルモ編 2日目~

シチリアの旅⑦ ~ パレルモ編 2日目~

パレルモといえばストリートフード。
朝から街最大のバッラロ市場を周ります。

今回のストリートフードの目的の一つは「Stigghiola」です。
覚えにくい名前ですがスティッギョーラと読みます。
牛や羊の腸に細ネギを巻いてグリルしたものです。

レモン、塩、黒コショウで食べるホルモン焼き。
市場の中には何件かスティッギョーラの屋台がありましたが、ここはおじさんのパフォーマンスと話術は一流でしたが、

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シチリアの旅⑥ ~ パレルモ編 1日目~

シチリアの旅⑥ ~ パレルモ編 1日目~

シチリアの南東にあるラグーザから北西のパレルモまでバスで一気に縦断します。
5時間以上かかりました。
海沿いや、緑が少なく岩石がむき出しの山々、平地に広がるワイン畑や果物畑、サボテンの群生。
人々の生活が垣間見える場所もあれば、それとは対照的に人間は暮らしていけないような乾いた土地もあります。
日本とはまるで違った景色を見ながらバスはイタリアらしい危険なスピードで進みます。
自分が今シチリア島にい

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シチリアの旅⑤ ~キアラモンテ・グルフィ リストランテ・マヨーレ編~

シチリアの旅⑤ ~キアラモンテ・グルフィ リストランテ・マヨーレ編~

ヴィットーリアからラグーザに戻り、今度はラグーザの少し北にある街、キアラモンテ・グルフィに向かいます。
その街に「リストランテ・マヨーレ」(Ristorante Majore)があるからです。

このレストランは、あるお知り合いの方に教えていただきました。
というのも、そのお知り合いというのは、今僕が働いているレストランに数週間研修でいらっしゃったのですが、話をしているうちになんと鎌倉に同じ時期に

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シチリアの旅④ ~ ヴィットーリア アリアンナ・オッキピンティ編 ~ 

シチリアの旅④ ~ ヴィットーリア アリアンナ・オッキピンティ編 ~ 

僕がイタリアに来る前に住んでいた街、鎌倉の飲食店界隈では自然派ワインが盛んで、そこでその美味しさに触れることができたのは、料理人人生においてとても大きな収穫でした。

僕はアルコールにそれ程強くなく、ワインは自分の領域外の場所へ位置付けていた感も否めませんが、自然派ワインと出会ってからは、それは無くてはならない存在だということを確信しました。
普通とは順番が逆になるかもしれませんが、イタリアに来て

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シチリアの旅③ ~ラグーザ ドゥオモ・リストランテ編 ~

シチリアの旅③ ~ラグーザ ドゥオモ・リストランテ編 ~

ノートで朝食をとった後、昼食はラグーザに移動してミシュラン2つ星レストランを予約していました。
シチリアの交通機関はあまりあてにならないという情報が、事前に仕事の同僚から入っていたので心配していたのですが、15分遅れてノート発ラグーザ行の電車がちゃんとやってきました。

ラグーザの街は複雑な構造になっています。
駅に着いた後、しばらく歩くとまず大きな谷と長い橋が見えてきます。
そこを渡って中心街へ

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