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知識として『自己肯定感』を知ろう【短編】

ご高覧いただきありがとうございます。

あなたは『自己肯定感』をどう受け止めてますか?

最近、様々なメディアで触れる内に思いました。
自己肯定感って色々な使われ方をしてないか?…と。

かくいう私も記事の中でメチャクチャ使っています。
なので、今回はそんな『自己肯定感』の話をしてみましょう。



実際、自己肯定感ってなんだろう?

結論から言えば、
『自己肯定感』とは「ありのままの自分を受け入れる」です。

当たり前のように聞こえます。
しかし、ニュアンス的にかなり幅広く受け取れますね。

まず、間違いがないよう「ニュアンス」という言葉を理解します。

「ニュアンス」とは?
『ある語・語句の持つ表面的な意味以外の、情緒的な意味や細かな意味』

つまり、『メチャクチャふわっと理解している』という状態です。

自己肯定感も同じだと思います。
ニュアンスが広くなるのは、恐らく字面が原因かもしれません。

『自己』とは自分。
『肯定』とは許可や受け入れる。
『感』とは文字の通り「感じ」。

つまり、「自分をちゃんと受け入れて許可を出す感じ」。

こんな意味に捉えているのが落としどころでしょう。
「ありのままの自分を受け入れる」と考えるとおおむね間違っていません。



自己肯定感の勘違い

自己肯定感の広いニュアンスが厄介です。

やはり『肯定』という言葉が様々な業界と相性がいいのでしょう。

例えば、『誇れる自分になる』

自己啓発の業界では、そんな使い方をされている事があります。

『肯定』とは許可を出す。
つまり、『許可を出せるくらいの自分になろう』と意味でしょう。

もし、あなたもこんなニュアンスで考えていますか?

でも、それだとまずいです。

これでは……
今の自分にNOを出している。
レベルアップした未来の自分にOKを出す。
そんな状態ですね。

これは大きく違います。



正しい自己肯定感の考え方

実際の自己肯定感はもっとシンプルです。

『全てを肯定していい』ということなんです。

文字通り全てです。
それは「ダメな自分」「残念な自分」「どうしようもない自分」です。

つまり、「自己肯定感が低い自分」も肯定していいのです。

「あ~、俺ってダメなヤツ」
「私ってどうしてこう嫌な事も考えちゃうの?」
「僕ってどうしてバカなんだろ?」

でも、『そんなところも含めて自分だよね』。

こうなることが理想なんです。



自己肯定感が低い人は成長しやすい

自己肯定感が低いことを悪い事と考える人が多い気がします。

実は、全然悪いことではありません。

重要なのは
今の自分を受け入れる。その上で、人生を良くしようと歩む事です。

自己肯定感が低いとダメ! 自己肯定感が高いとOK!
そんな事では、新しく「○×問題」が出るだけです。

今の自分を認める。そして、懸命になる。

諦めないとか、そういう事ではありません。

単純にやりたい事、やってみたい事、やらなければいけない事。
全てに懸命になればいいだけです。

自己肯定感の低い人が得意な事でもあります。

だって、
あなたは自己肯定が低いから頑張ったのです。
頑張ったとは懸命。
すでにあなたに備わった能力です。

まさに自己肯定感とは……
「ありのままの自分でいい。生きているだけで価値がある」

もし「自分には難しい」と思うなら、どうすればいいか?

「自分には難しい」ことも認めてください。
そして「そんな自分でも良いんだ」と思っていてください。

それこそが、本来の自己肯定なのです。


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